391 : いやあ名無しってほんとにいいもんですね : 2010/10/29(金) 04:22:59 発信元:219.125.145.28
幼い少女と 幼い少年は
寒い寒いシベリアの閉ざされた大地の中
人が住むのをやめてしまった 家、だったもの
天井が吹き抜けになってしまった、小さな石造りの廃屋で
ξ*・⊿・)ξ
(+・ω・)
二人は体を寄せ合っていた
ξ*・⊿・)ξわたしたち、ずっと一緒よね?
(+・ω・)ずっと一緒だお
ξ*・⊿・)ξたとえ離れ離れになっても
(+・ω・)心はいつでも一緒にいるお
ξ*・⊿・)ξわたしは明日、この町を出るけれど
(+・ω・)此処はいつまでも 僕らの家だから
(+・ω・)寂しくなったら、帰ってくるといいお
僕はいつまでも 此処で君を待ってるから
交わした 希望に近い約束は 雪に溶けて消えていく
それでも繋いだ掌の温もりは きっとずっと忘れない
最終更新:2011年10月26日 02:27