この項では猟奇戦役にて追加された言語に関するルールについて解説します。
猟奇戦役に掲載されている言語の総数は11種類。
うち10種類は通常通り会話に使用する言語ですが、残りの1種類は星術、召喚、科学スキル使用の助けになる
神星語という古代語で、モンスターとの意思疎通には使用されません。
自然や物理法則と意思疎通ができる。とありますが、ルール的にはどういったことなのかは明記されておらずGM判断でしょう。
才覚が1以上あるキャラクターは修得している言語の読み書きも行うことができます。
つまりまったく読み書きができないのは才覚0の国王のみの特権です。
言語の種類は主に4つに分類できます。
言語の一覧
項番 |
種別 |
修得に必要な〔才覚〕 |
概要 |
効果 |
会話 |
読書き |
1 |
母国語 |
0 |
1 |
ランドメイカーの王国で使用されている地方言語です。 全てのランドメイカーはこの言語での会話が可能です。 |
他国のキャラクターがこの言語の会話を理解するには〔才覚〕判定が必要 |
2 |
ひとつの言葉 |
2 |
2 |
千年王朝の公用語。 人間族の種族語です。 |
この言語であらゆる人間カテゴリのモンスターや人間世界のキャラクターと会話ができます。 |
3 |
種族言語 |
3 |
3 |
各種族の種族語です。 各種族ごとに存在します。 |
モンスターとの交渉時に宮廷内の誰かがそのモンスターの種族言語を修得していると、1回だけ交渉表を振り直せます。 愚かなモンスターとの取引は、取引担当者がそのモンスターの種族言語を修得していないと取引が行えません。 |
4 |
神星語 |
3 |
3 |
今は失われた古代語であるとされています。 |
この言語を修得しているキャラクターは3大魔法スキル(星術、科学、召喚)を使用する際に、希望の代わりにHPの最大値をコストとして使用することができます。 |
※各種族言語及び神星語は合計で〔才覚〕-2種類まで修得可能
迷宮デイズ環境下ならば百万迷宮の全てのモンスターは「日本語の会話」ができます。
モンスターは種族言語以外に修得している言語はGMに任されます。
渉外担当は魅力の高い神官であることが多いと思いますが、愚かなモンスターとの交渉に必要な種族言語を複数修得するには
才覚が足らず、交渉が困難になりがちでしょう。
魅力と才覚の高い【覇権】型の国王がいれば捗るかもしれません。
転職やスキル等の使用によって才覚が変動した場合、ただちに修得可能な言語から使用する言語を選ぶ(変更してもよい)。
私見ではありますが、このルールは公式リプレイでも使用されておらず、かなり人気の無いルールだと思われます。
才覚0の国王をやった時に「読み書きできない頭の残念な子ロール」をやったり、
【覇権】で突然複数言語を読み書きできるようになって「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし。もはや呉下の阿蒙にあらず」
とか言ってみたりするぐらいでしょうか。
神星語で《希望》の代わりにHP最大値を削っての3大魔法はリスクが大きいですが、いざというときの切り札になったらいいな。
合計: -
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最終更新:2013年05月23日 21:52