677 :202:2013/01/22(火) 18:42:41

東アジアの半島国家 高麗共和国。
そこで行われた高麗・中華・EU・清・ブリタニア・日本による六カ国協議。
無事終了して大清連邦の独立が承認された翌日。
高麗共和国はお祭り騒ぎになっていた。



「皆さんこんにちは朝のニュースです」

ニュースキャスターの声も浮かれ声。

「昨日開かれていた六カ国協議ですが 協議の結果 友好国大清連邦の独立が決定致しました」

「なおこの協議におきまして神聖ブリタニア帝国全権代表でもあります シュナイゼル・エル・ブリタニア第二皇子保証の元 我が高麗共和国が列強国として認定された模様です」

テレビ映像には高麗大統領とシュナイゼルの姿が。

『これで貴国も列強クラブの仲間入りですね』

「このようにシュナイゼル殿下自らのお言葉によって証明されました 解説のチェさんお願いします」

「ええ もう私の口から申し上げるまでもありませんね シュナイゼル殿下のお言葉通りです」

「では我が高麗は」

「はい 列強として認められたということです」

「おめでたいことですね 友邦 清の独立と 我が高麗が列強となった日が同じとは!」

「まさに歴史に残る日です とくに世界第一位の超大国 神聖ブリタニア帝国のお墨付きがもらえたのは大変重要なことです」

「と 申しますと?」

「ブリタニアが認めたということは 隣国であるもう一方の超大国 第二位の大日本帝国にも認められたということです」

「それはなぜでしょうか?」

「ご結婚がお決まりになられている日本の嶋田繁太郎元総理と ブリタニアの第三皇女ユーフェミア・李・ブリタニア殿下 お二人が夫婦になる関係で日本とブリタニアは親戚となります」

「はい」

「家族であるブリタニアのシュナイゼルお兄様がお認めになられた となれば妹様のユーフェミア殿下の夫 嶋田氏は弟様になるわけですから 日本とブリタニアの関係を鑑みるに
 日本も高麗を列強として見ることになる となりますね」

「それはすごいことではないですか!」

「ええ大変なことです 高麗共和国は2大超大国が認める列強国になったのですから!」

「では中華やEUもまもなく?」

「はい まもなく記者会見や談話で発表するかたちになると思います 新たな列強国 ブリタニア・日本・中華・EUに次ぐ5番目の列強国としての高麗共和国を!」

『これで貴国も列強クラブの仲間入りですね』

『これで貴国も列強クラブの仲間入りですね』

『これで貴国も列強クラブの仲間入りですね』

『これで貴国も列強クラブの仲間入りですね』

『これで貴国も列強クラブの仲間入りですね』

繰り返し流されるシュナイゼルのリップサーブス。
見ていた国民は大喜び。

「さあ祝いましょう!新しい列強国!高麗共和国マンセー!マンセー!マンセー!」

「マンセー!さあ次は嶋田氏とユーフェミア・李・ブリタニア殿下の高麗新婚旅行の準備ですね!」

「まだ決まっておられないようですが 新婚旅行は高麗一週の旅で間違いないでしょう!」

異常なくらいにハイテンションなニュースはいつまでも続いた。

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最終更新:2013年02月10日 19:52