237 :名無しさん:2013/03/09(土) 13:16:30
僕の世界は2つの人種が戦争をしていた。

お互いに何千万何億ものの死者を生みだした戦争だ。

開戦から1年たってもその戦争は未だに終わりが見えていなかった。


だけど、僕たちは関係ないと思っていた、僕たちは平和な国にいて戦争は終わるといつか信じていた。
あの日まで・・・・・・・




「■■―――!!」
「■■■■――――!!」


僕達の平和は破られた。僕たちが住んでいた場所に片方の軍が新兵器を開発していたのを
もう片方の軍が新兵器を奪取・破壊しようと侵攻してきたからだ。

僕たちは、その新兵器を目撃した揚句、脅されて兵士として立たされた。

僕も友達を守るために兵士にならざるをえなかった・・・・・・




「ああーーーー!!」
「お前がーーー!!お前がーーー!!」

だけど、その戦いは辛いものだった。
敵軍には幼馴染がいたり、そして僕は敵対する人種側だった。

敵味方の人から裏切り者呼ばりされた。
そして、せっかく助けた幼い子供達が目の前に散っていくのを見た・・・・・

僕は傷つきながら、久しぶりにあった祖国では・・・・
両親の面談を個とられたほか、新兵器のプロラミングに協力しろと脅された

僕は嫌だったが、両親や友達の命が握られている状況では協力するほかなかった・・・・



「死ね!■■!」
「■■■■!どうして!どうしてだ!」

そして、祖国から出た時に幼馴染が率いる敵軍に待ち伏せ攻撃を受け
その仲間を討った。

だが、幼馴染も僕の友達を討った。

その時にお互いが残った最後の理性が切れたのだろう。


二人は殺し合うかのように斬り合った。



「■■■■――――!!」
「■■――――!!」

そして、お互いの腕に持った武器でお互いの胸に刺し合うことでその死闘に終わりを告げる。


刺される直前、僕は目の前に広がるモニーターから広がる光を見て思った。
(ようやく・・・・地獄から抜け出せる・・・・)

その後は光に包まれた。











「はっ!・・・・・懐かしい夢を見たな」

238 :名無しさん:2013/03/09(土) 13:17:16
先ほど見た夢はいわゆる僕の前世だった。
僕はきがついたら、赤ちゃんになっていた。

僕は混乱していたが、それ以上に思った事は、またあの地獄のような体験をするのかという事だ。
その時はそう思っていたら、大泣きしたのはいい思い出だろう。



しばらくして、その世界は二つの人種がいがみ合っていた世界ではない事を知った。
平和であることが何よりも良かった。


僕は、前世から趣味だった。プロラミングをしつつ町をぶらぶら歩いていた。
こうも平和であると、前世の世界も懐かしく思えるのも不思議だ。

(まあ、暇つぶしにロボットゲームを作ってみたが、大ヒットしたからお金は困っていないんだよな)
僕たちの世界観と兵器を参考にしたロボットゲームを出したがこれが大ヒットしたのであった。


(さあて、どうしようかな・・・)
そう思っていると後ろから声をかけられた。

「すいません。少しお時間よろしいでしょうか?」
これが、僕と倉崎の開発主任との出会いだった。

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最終更新:2013年09月20日 15:18