410 :237:2013/03/12(火) 16:36:49
倉崎の開発主任の案内の元、僕はとある部屋に入った。

その部屋にあったものは


「これは・・・・MS?」

そこには僕の世界に良く似たロボットがあった。
高さこそ、僕の世界よりも低い物の人型に似ているなど共通の特徴がたくさんあった。

「いえいえ、これはMSではありません。これはブリタニアが開発したKMFのグラスゴーです。これがいわゆるこの世界の主力兵器です。」
「これがですか?」

改めてみる。武骨なところがどことなく僕が乗って来た機体に似ているのは気のせいなのだろう。

「ですが、世界はすぐに新兵器を開発していくでしょう。この兵器が旧式になるのはすぐです。
アニメでの開発スピードが速いので私達も早めなけれなりません。ですが、先日申したように
私達は経験がありません。実物こそ目の前にありますが、実戦ではどこを重視したら良いのか分からないのです
そこで、あなたが必要とするのです」
「僕がですか?」
僕は困惑した。僕を必要とするところが分からないのだ。

「ええ、構造こそ違うものの、同じロボット兵器での実戦経験やアニメで見せた神プログラミングでOSを改良してほしいのです。
あなたは、とても小さな事だと思われるでしょうが、この小さな事が大勢の命が救われるのです。
ですから、改めて協力を願いたいのです」
そう頭を下げる、開発主任に僕も覚悟を決めた

「分かりました。僕にできる事なら」




そして、協力開始するのだが、まずはプロラミング能力を見ると言う事でグラスゴーのOS改良をしてみる事になった

(これがグラスゴーのOS・・・・以外に出来てるじゃないか・・・・だけどまだまだ詰めが甘いな・・・・
ここをこうして・・・・ここの負荷を下げて・・・・電力配分を見直して稼働時間を押し上げる・・・・
そして不要なプログラムを削除して動きをスムーズに・・・・・)

僕はブツブツ呟きながら作業をしていたから、周りの声には気付かなかった。

「すげえ。あいつの手の動きが見えねえ」
「おいおい、プログラムが次々と書き換えられていくぞ」
「あー、くそ!その設定は俺がしていたんだが、まだまだ甘いところがあったのか!」

こうして、数十分後には僕の周りには人だかりが出来ていた。

そして、そのOSを搭載したグラスゴーは元の性能よりも数十%も向上するという大成功を収めたのであった。

こうして、僕は更なるプロジェクト、国産KMFの開発に参加することになった。
プロジェクト・ダガーに

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最終更新:2013年09月20日 19:22