101 :237:2013/06/15(土) 17:59:53


「2度目のブリタニアか・・・・」
僕は、数か月ぶりにブリタニアの大地を踏みしめていた。

なぜ、ブリタニアにいるかというと倉崎の上層部からブリタニアに作られた倉崎支社へ出張命令が出されたからだ。
倉崎のブリタニア支社では第七世代機が開発されているそうだ。


なぜ、日本本土の倉崎本社が第七世代機を開発しないかというと、テストをする関係で国土が広いブリタニアが適していたこと
そして、本社ではダガーの改良・支援機・可変・特殊機など開発ラッシュに入っており、とてもではないが第七世代機の開発する余裕が無かったことがあげられる。

そこで、開発力に余裕があったブリタニア支社でダガーの開発関係者・施設を運び入れて第七世代機を開発したのであった。








「おお!君が来るのを待っていたぞ!」
倉崎のブリタニア支社に行ってみれば、門の前で開発主任が待っていた。
どうやら僕の到着を待っていたようだ

「すいません。暑い中、待っていただいて」
「いやいや、気にすることはないぞ。私はねワクワクしているだよ。長年の夢が叶えられるかと思うと居てもいられなくなったんだよ。
さあ、こっちだよ、こっちだよ!」
そういって案内する。僕も付いていく。



開発主任はある格納庫の中に連れて行かれた。中はなぜかライトも付けていなかったので暗かった。
それでも開発主任は歩き続けるので、僕は付いていくと、ある場所で立ち止まった。
僕も立ち止まると、突然ライトが点灯した。


強い光に僕は思わず目をつむってしまった。やがて、目が慣れてきたころに目を開けてみれば懐かしいものが目に入った。

「これは・・・・ガンダム!!」

それは、前世僕と共に戦い続けた相棒、ガンダムが目の前にあった。


「名セリフをこの耳に聞けると感動ですな~。これは確かにガンダムですが、正式名称はストライクトライアルです。
もちろん、KMFに適するように装備を変えていますが、モチーフは君と共に戦い続けたストライクにしています。
君も懐かしいでしょう?」
「ええ・・・・」
僕は胸が一杯でうまく喋ることができなかった。



「このストライクをですね、使い物に仕上げるのが今度の仕事です。よろしく頼むよ」
「はい!任せてください!」


こうして、僕の新たな戦いが始まった。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2013年09月08日 14:48