546 :237:2013/06/19(水) 19:50:30


僕はブリタニアの地で第七世代機の開発が始まった。


開発主任が言うには、プロダクションのジャスティスもあったそうだが、ポテンシャルを引き出すために僕の特OSを入れたところ
機体がぶっ壊れてしまったそうで、本土に持ち帰って修理中でここには無いそうだ。

そこから得られたデータの元、ストライクトライアルの最初のタイプができた。
それがTypeAだ

【ストライクトライアルTypeA】
両手の上腕部にブレイズルミナスを装備し、フロートシステム・携帯ヴァリスが未完成なので未装備である
基本装備はMVS・アサルトライフル・バズーカである。

僕が呼ばれたのは、TypeAの外装が完成した状態であり、僕は特OSを少し変えただけで試験に挑むことになった。
ストライクトライアルは従来のダガーとは比べ物にならない、機動性・即応性を見せ、七世代機の可能性を見せたが、軍部から出向した厳谷は渋い顔だった。

「コストが高い。そして、操縦性がピーキー過ぎて一般兵では扱えない」

とのことだ。


そこで、コスト低減・操縦性を容易にするために開発されたのがTypeBだ

【ストライクトライアルTypeB】
両手に装備されたブレイズルミナスを片手だけにして、OSの性能をダウングレート、材料をダガーのものを多用した。
他の装備はTypeAに準拠する


TypeBは徹底的にコストダウン、操縦性を落とした結果
操縦性は容易になり、コストダウンも成功したが、性能が第五世代機とほとんど変わらない性能となり、失敗作と判断された。

「コストは妥協させずに、操縦性を安定させましょうよ」
「うーむ・・・・それが一番か」

こうして、下げすぎたTypeBを反省に、性能を第一に操縦性を容易にしたTypeCが開発された。


【ストライクトライアルTypeC】
TypeBと基本装備に変更点はないものの、内部の材料の一部は新技術と交換されている。
コストは高くなったものの、性能は良好となった。


性能を第一に、操縦性能を第二にと、優先付けてコストを目つぶした結果
性能・操縦は良好でこれをベースとして、複数機制作されて、テストされた。

また、携帯型ヴァリス・フロートシステムもようやく完成したので一緒にテストされた。
その時に出た、安定性、摩耗率、装備、機動性など様々な問題点が生み出され
軍部からの出向者である厳谷達と技術者は毎日、討論、協力、ぶつかり合った。

「ここはこうすべきだ!」「いや!ここは目をつぶれ!」
「だから、お前は馬鹿なんだよ!俺の言うとおりにしろ!」
「何を!貴様の案を受け入れたら!こっちが潰れるわ!」

さらには、背中にパドロン砲を装備したアグニパックとかジャスティスがつけたフロートもどきを発展させたエールパックとか
背中のバックパックを迅速に交換できるようにだとか
時々は迷走もしだしたが、その度に全員が喧嘩して、協力して、一歩ずつ歩んでいき
数ヵ月後には新たな機体、TypeDが完成した


【ストライクトライアルTypeD】
事実上、第七世代量産KMFのプロトタイプ。装備・コスト・操縦性能を高水準にバランスよく纏めることに成功した。


TypeDはピーキーだった操縦性をダガーよりも少し難しい程度まで容易にすることができ
コストも今までのTypeよりも安くすることができそれでいて、性能はダガーを凌駕することができた。
これには、厳谷などの軍部出向者も満足であり、このTypeを元に新型量産機が開発されることになった。




こうして、第七世代機の開発は大成功を収めることができた。

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最終更新:2013年09月08日 14:56