893 :237:2013/06/13(木) 14:43:30
数週間に及ぶ入院生活の末に僕も退院することになった。
退院した僕は倉崎に向かい、迷惑を懸けたことを詫びると会社の上層部から咎めることはなかった。
僕がいなくなった、システム部門では僕宛のOS受注が山ほど来ていたが、残った人が血反吐を吐きながら仕事を完遂させたという
僕は彼らにも悪いことをしたなと思いながら詫びに行くと、気にしなくてもいいという返事だった。
どうやら、僕が残業で頑張っているのは知っていたが、飛鳥主任からの命令で手伝えなかったという。逆に謝られた。
僕はこうして謝り倒して、作業を再開することになった。
倉崎も僕が倒れたことによって、色々と改革が入った。
OSを作るエースは事実上僕しかいないということもあって、新たな人材をスカウトしてきた。
その一人に、ニーナという人が入ったが、男嫌いとあって僕と会話することはめったになかった。
次に各部門のOS基本形は各部門が作ることになった。僕からは一から作らされたことによって負担が大きくなり倒れたことによって
負担軽減を図るために骨子は各部門が作るようになった。
こうした改革が上手くいったことにより、デュエルダガーとバスターダガーのOS作業は早く終えることができた。
そんな日が続いた、ある日のことだった。
僕は突然開発主任に呼ばれた。
僕は疑問に思いながら、開発主任に出頭するとブリタニアへの出張命令だった。
「ブリタニアにですか?」
「うむ、実は我が社は第七世代機を開発中なのだが、君の作業が一段落したとあって、向こうから手を貸して欲しいと言ってきているのだ」
僕はこうしてブリタニアへと渡った。そこで懐かしき戦友に出会うことになった・・・・・
最終更新:2013年09月11日 11:08