940 :237:2013/07/17(水) 20:02:32


ゲームセンターの一角に稼働しているゲーム、KMFオンラインバトルである。
未だに、一番人気ゲーム種であった。

そこに、しげちーこと、嶋田一繁が遊びに来ていた

目的は、新たなKMFが入ったということでやってきたのだ。
このKMFは事前情報もなく、掲示板などでは色々な予想スレが建っていてお祭り騒ぎであった。

「さ~て、何が来るかな?」
しげちーはIDをかざして、データを読み込むのを待つ

ワクワクして待っていると、読み込みが完了し、新たなKMFの情報が開示された。


「・・・・・・・・・・・・はっ?」
これが、KMFを見たときのしげちーの第一声であった


なぜなら、その機体は、蒼く塗装し、星と羽が入ったペイントし、肩に大きな少女が載ったKMFが映ったからであった。




何というか・・・・・・痛すぎる機体だった




開示されたデータには二次のアイドルである如月千早専用機であり、
元になった機体は、ストライクイーグルで、架空の戦争で彼女は仲間たちと共に戦争を終わらせた愛機であるという


気を取り直して、早速その機体を選択して乗ってみることになった


ゲームスタートして、軽くペダルを踏んでみたが
「うおおおおおおお!!!!すげええええ!!!!加速力が半端ねえ!!!!」

従来機にはなかった加速ぶりを見せ、機動性も素直であった

次に武装をテストしてみたが
「何これ!すげえ!72連装ミッソーは!!」
それは、ロックして無い状態では広範囲ミサイル攻撃となり、ロックした状態では、時間差で72発のミサイルが飛んでくるという凶悪な兵器だった

他の武器も可も不可もなく普通であった。



しかし、デメリットは存在するものである

「何だよこれ!細かく操作しないと、思い通りにいかないとか!」
普通の移動だけなら、誰にでもできるが、特殊な機動をするには、今まで以上にレバーを動かさないと発揮できなかった。


更に


「げえ!攻撃が弱いマシンガンなのに体力がガリガリと一気に減らされた!しかも、機動性が遅くなったし!」
装甲が紙のようで、ミサイル一発でも受ければ爆散する、惰弱ぶりで、生き延びても、今までの機動性が嘘のように低下するのであった




こうして、癖のありすぎる性能によって、使用したがるプレイヤーはおらず、更には痛すぎる外見から、進んで使用したがる人はいなくなったのであった。

しかし、それでも、彼女を愛し、使い続けたプレイヤーはいつしか周りからこう呼ばれ、尊敬するようになったという。


彼らは

――――――アイドルマスターと

941 :237:2013/07/17(水) 20:04:01
終わり

どうですか?エスコンネタが少し入ってしまいましたね。初めの方に警告しとけばよかったと思っています。

しげちーが彼女を使い続けたかどうかは皆さんの想像に任せます。

後、操縦が難しいのは、「僕」のオリジナルOSが入っているからです

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最終更新:2013年09月15日 15:19