322 :237:2013/07/30(火) 21:37:45


あれから僕は忙しかった


ストライクトライアルTypeCの膨大な実験をする傍ら、ストライクイーグルによる模擬実戦を多くこなしていたからだった。
模擬実戦をすることで、多くのデータが得られるので、推奨していたからだった。


そこで、ようやく完成した携帯型ヴァリスの試験や様々な形状のMVSの試験を行い試行錯誤していった
更には、試作武器、装備なども合わせて試験しており、これは使えるのか?というのも多かったが、意外に使えるものも多かった
ネタに走って、仮想敵をビビらせたり、笑わせたたりしたこともあった。


誰かが撮影したものをうっかり流出してしまったのか、ニ○ニ○動画に演習風景が流れてしまったこともあった。
軍部は、軍事秘密故に規制をかけようと考えていたが、すでに多くの人が閲覧、保存しており、無意味であると悟り、規制は掛けなかった。

また、僕の事を公表していなかったため、パイロットは誰かという議論もあったが、肩の少女がパイロットという認識がいつの間にか出来上がり
肩の少女をMMD化して、コクピット風景、ライブを合成した動画が流れるようになったという。

その映像を見て、ますます模擬戦を申し込む人が増えたというのは言うまでもなかった



そして、今日も模擬戦を行う

本日の相手は、西海岸に領地をもつクルシェフスキー領からのクルシェフスキー騎士団であった

僕は、ストライクイーグルに試作フロート装備し、街中を移動していると


ビルの陰から、2機のサザーランドが飛び出してきた。
僕が、応戦しようと銃を構えると、ビル上部から、更に別の2機が飛びかかり、斬りかかってきた。

僕は咄嗟に体を捻ることで、攻撃を回避することはできたが、マシンガンを失ってしまった。

飛び出した4機のサザーランドは、2機が突進し、2機が回り込むように銃を構える
それに対して、スラッシュハーケンを飛ばして、左の機体を絡みつかせ、後ろの1機に向けて投げ飛ばし
右の機体には、身をかがめて足を払うように蹴り飛ばし、回転するようにもう片足の踵で機体を蹴り飛ばし、行動不能にする

そして、身を屈めたまま、ランドスピナーを回し、サザーランドの銃撃をかわしながらすれ違いざま、MVSを当てる
行動不能になった、サザーランドをしり目に、残った2機は?とみれば、下がっていくところだった。

追撃しようと、ランドスピナーを回してみたところ、嫌な予感がしたので、急速旋回してみる
すると、先ほどいた地点にペイント弾が付着していたのであった。

僕は急ぎ、ビルの陰に隠れ、ペイント弾の散らばり具合からの弾道コースを計算し
そのビルの近くに寄って、スラッシュハーケンを飛ばして、登っていくが、別の角度からも狙撃が来る
だが、僕はあらかじめワイヤーを緩ませていたので、フラフラとかわしながら、ファクトスフィアを一瞬起動させ
背中からヴァリスを取り出すと同時に狙撃で撃破する。落ちながらビルの壁の隙間越しに隠れていたサザーランドを狙撃し撃破する

323 :237:2013/07/30(火) 21:38:28

地面に降り立った僕は敵拠点地に一気に強襲し、片を付けようとフロートシステムを作動し、一気に上昇する

レーダーから見つかりにくい高度を取って、雲の中に隠れ、敵拠点地を確認するとフロートシステムを可変させると一気に急降下し、強襲する
数機のサザーランドは空から降りてきた僕に驚き固まってしまっていた。それでも僕は気にすることなく
片腕にマシンガン、片腕にヴァリスを構え、両手を伸ばしながら、ランドスピナーで旋回しつつ、フロートで地面を滑らせながら
両手の武器から火を吹かす

ヴァリスの一撃をくらって沈黙するサザーランド。ペイントのハチの巣になるサザーランドと様々な撃破見本を生み出しながら
進撃していると、向こうから黄緑色したグロースターがサザーランド2機を従えてやってきた。

僕はそのグロースターが敵のリーダー機と判断し、ヴァリスを背中に戻して、MVSを構えて猛然と突っ込んだ
そして、間合いに入り必殺の一撃を繰り出したが、グロースターが剣で危なげもなく受け止め
鋭く斬り返してきた。

僕は辛うじてかわすことに成功するも、片腕が損壊判定となり、片腕がダランとしてしまう
それを狙ってサザーランドが1機突っ込んできたが、MVSで受け流すとスラッシュハーケンで撃破する

その隙を狙ってか、グロースターが斬りかかるも僕は半身でかわすと同時に蹴り上げてグロースターの剣を弾き飛ばす
蹴り上げた勢いで体を浮かすと同時に、MVSを落として素早くダガーを持って投げ飛ばすもグロースターは危なげもなくかわしてしまう

地面に着くと同時に、MVSを拾うと、ダッシュで横凪するもグロースターはスラッシュハーケンで垂直に飛ぶと同時に
もう片方の剣を取り出し唐竹割をする

僕は、そのままバックで下がると同時にMVSを前に構えて突きだす
グロースターも同時に突きだす



2機は激突した



激突した結果、僕のMVSは掠める辺りしか損傷を与えられず
グロースターの剣はまっすぐ僕のコクピットに命中していた



これが、公式戦における僕の初めての敗北であった



後に分かったことであったが、黄緑色のグロースターに乗っていたのは、来るシェフスキー領の次期当主でラウンズトウェルヴでもある
モニカ・クルシェフスキーであったらしい

僕はラウンズの強さを改めて認識した戦いであった

324 :237:2013/07/30(火) 21:41:25
終わり

どうですか?モニカさんも登場させました。とはいっても会話はありませんが

試作フロートはギアスその9>>510の影響を受ける人様アイデアの可変フロートです
試作ということで実験し、新たな形が考慮されたり

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2013年09月15日 16:10