644 :237:2013/08/03(土) 19:50:32

僕はブリタニアの病室にいた
どうやら、岩に激突したせいで入院したらしい

検査の結果、異常はなかった模様だが、安全を見てしばらく検査入院することになった

いろんな人が見舞いに来てくれて、しばらく経つと、見舞客もいなくなり
暇ができると病院内を歩いてみることにしてみた


ここは、ブリタニアでも評判の病院でなかなかリラックスできる空間が多かった


ぶらぶら歩いてみると、とある休憩部屋に差し掛かった時であった

「うがー!!また、日本に先越されたーー!!」
どこか聞いたことがあるような声が聞こえた

覗いてみれば、テレビの前で頭を抱えた男性がいて、テレビでは日本の新技術を発表するニュースを行っていた
僕は、厄介になりそうだなと思い、その場を離れようとしたが、男性が僕の姿に気づいた

「うん?あれ~?君は見かけない顔だね~?新しく入院してきた人かい?」
どうやら、逃れそうにもなかったので、僕の名前を告げたところ、男性は突然興奮状態になった

「君だったのか!噂のデヴァイサーというのが!ぼくのところにぜひ来て欲しかった逸材だったよ!」
そういって、握手してブンブンと振ってきた

僕が困惑していると、色々としゃべり始めた
「ボクの名前は~ロイド・アスプルンドって言うだよ。それで・・・・」

こうしてベラベラとよくまあしゃべるしゃべる。僕も「ええ・・・」と時折、相槌を打つほかなかった








こうして、1時間しゃべった後に僕は決心して声をかける
「すいません。僕は、用事がありますので帰ります」
「そうか、残念でしたな~。もっと語り合い・・・・・」
そういうと突然頷き始めた

僕は、その異変についていけず
「あ・・・あの・・・?ロイドさん、大丈夫ですか?」

僕がそう話しかけた途端、ケタケタケタケタ笑い声を上げてきた
「閃いた!閃いたぞ~!ボクは大天才だ~!」

僕が呆然としていると突然走りだした
「って!そっちは窓ですよ!ここは2階ですよ!」
「ボクは急いで実用化せねばいけないのだ!ここにはいられない!!」

ロイドさんは窓に近づくと
「アイ!キャン!フラ~イ!!」
「えーーーー!!!!」
何と、窓をぶち破って出て行ってしまった


僕が窓のところに行くと、ロイドさんはケタケタ笑い声を上げながら病院から出て行くところだった
僕は、呆然と見送るほかなかった










ロイドさんは僕の想像通り変人でした


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終わり

いや~、ロイドさんに会わせたくて、ついでにこんなキャラにしてみました
ロイドさんファンの人、ごめんね(・ω<) テヘペロ

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最終更新:2013年09月15日 16:25