579 :237:2013/05/28(火) 15:03:12
僕は、ダガーの試運転を成功させた褒美として、少ないお金と休暇を貰うことができた。
その褒美をどうしようかと思ったら、電話がかかった。
電話をかけてきたのは真由で、何処から聞いてきたのか、今度のお休みにお買い物付き合ってほしいとのことだった。
僕も買いたいものがあったので付き合うことになった。
こうして、駅前で待ちあわせすることになった。
天候はちょうど晴れていた。
すると、駅のホームの向こうから真由がやってきた。
「すみません!待たせちゃいましたか?」
「いいよ。いいよ。僕もちょうど来たところだし」
僕のそばにまで来た真由の服装は可愛らしいものだった。
「真由の服、可愛いよ」
「本当ですか!やった~。お小遣い奮発したかいがあった~」
そういってピョンピョンと飛ぶ姿は大変可愛かった。
「それじゃあ、行こうか」
「うん♪」
真由は僕の右腕に抱きついてきて、そのまま歩き始めた。
そんな彼らの数歩後ろには、瘴気を放っている人がいた
「真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由
真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由真由マユーーーー!!!!」
「くそう!小僧め!私の可愛い娘をたぶらかしおって!
プロラミングの腕は認めても!真由の交際は認めてないからな!」
そういってブツブツつぶやく二人の周りには、人は避けるかのように歩くため
そこだけ、空間がぽっかりできたようだ
僕は真由一緒にデパートで本を買ったり、真由の服を選んでプレゼントしたり
お昼も美味しいと評判のレストランで食べたりと大変有意義のある一日を過ごせたと思う。
ただ、道を歩く途中で背中に時々寒気が走ったのはなんでだろうか?
<おまけ>
真由は無視していたが、馬鹿の尾行は気付いていたので、帰ってから、早速母にちくってやった。母は娘のデートを邪魔したということで
兄のお小遣い3ヶ月停止、父のへそくり没収、1年間のお小遣い50%カットという重大処分となった。
そのことを知った2人は悲鳴を上げ、ますます僕に逆恨みするようになったとか
最終更新:2013年09月30日 23:06