767 :237:2013/09/19(木) 21:01:37

数日後、検査入院から退院した、僕は研究所に行っていた

「すいません、入院してしまって」
「いいよ、いいよ。怪我がなくてよかったよ」
幸いにも主任はおおらかであった。

「それで、今日は何をするのですか?」
「うむ、本社から届いた新装置で装着実験する」

その言葉に僕は後ずさりしてしまう

「し・・・新装置ですか・・・?こないだ(SAM)みたいな装置ですか?」
「違うよ、今回は内部装置だよ。丁度、装着が終わったという連絡が入ったから行こうか」

僕は、その言葉に前のような事故は起こらないと安堵しつつも、変態な本社が変な装置をまた送って来たのかと
内心びびりながら付いていくと、外でストライクトライアルが用意されていた


「主任!用意ができました!」
「ご苦労様です。さあ、乗って試験してください」
「えっ?・・・・・説明は?」
「ふふ・・・・・乗っての、お・た・の・し・み(ハート」
そういって、いい笑顔をした。



僕は、あきらめて、コクピットに乗った
見たところ何か変わったところはなかった

「何も変わっていませんが?」
『まあまあ、落ち着きなさい、スイッチを入れてみなさい』
そういって、スイッチを入れてモニターを映すと

「うわああ・・・・・」
僕は感動の声が漏れた。

なぜなら
「すごい!モニターが一つになっている!まるで宙に浮いているようだ」
『気に行ってもらえましたか?新装置の全天型モニターは?どうですか?』
「最高です!死角が少なくなって視野が広がって見やすいです!」
僕は興奮しながら言う、これほど見やすいモニターは今まで無かったからだ

『よかったら、動作試験をしてくれませんか?ついでに飛行してみてください』
「はい!」
僕はそういって、歩く。まるで、KMFと一体化したような気分だった。

そして、フロートシステムを作動して、空を飛んで見せたが

「うわあ・・・・・・」
モニターの四角い角が無くなった空は、綺麗で、自分が飛んでいるかのように錯覚に陥りそうになった
「すごい!まるで大空の揺りかごに眠っているようだ!空がこんなにもきれいだ!!」


僕は、どこまでも飛んで行けそうだった・・・・・




この装置は、不具合や実戦を想定した損傷、非常時などの実験・改良を繰り返し
全天型モニターとして採用されることになった

768 :237:2013/09/19(木) 21:03:38
終わり

全天モニターが話題に上ってないなーと気づいて、急にssが思いつきました。

元ネタのストライクやフリーダムですら、全天ではなかったので、感動も凄いだろうなと思いました。

次はどちらを書こうかな?

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最終更新:2013年10月21日 12:06