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新話が思いつかない。息抜きにストライクに関するネタを投稿する


―――機動歌姫SEED―――

遠い未来の世界、人類は遂に宇宙へ進出を果たした。
多くの人がフロンティアを求めて宇宙へと旅立った。
しかし、新たな動乱の始まりに過ぎなかった・・・・・

地球の周りには巨大なスペースコロニーが数百基浮かび人々はその円筒の内壁を人口の大地とした。
その人類の第二の故郷で人々は子を産み育てそして死んでいった。

宇宙暦0072、地球から最も遠い宇宙都市サイドⅢはジオン共和国を名乗り地球連合に独立戦争を挑んできた。
この1ヶ月あまりの戦いでジオン共和国と連合軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々は自らの行為に恐怖した。
戦争は膠着状態に入り、8ヶ月が過ぎた・・・





サイドⅥそれは、サイドⅢの反対側にあり、戦争から最も遠い場所とも言われていた
そこのコロニーもまた多くの人が営んでいた。彼女もその一人であった

「泣く事なら~たやすいけれど~♪」
彼女は木陰の中で歌を歌っていた。彼女は歌が好きだった。

不幸な出来事で家を出て行った彼女にとって音楽が唯一の拠り所だった

歌い続けていた彼女だったが、不意に自分を呼ぶ声によって中断した
「おーい!チハヤちゃーん!」
「あれは・・・・カオルさん?」

向こうから走り寄ってくる少女は最近出会った、カオルであった
「はあ・・・はあ・・・・もーう、チハヤちゃん。ここにいるなら教えてよーずいぶん探しまわったよー」
「ごめんなさい。歌を歌いたかったの」
「あー、そうだよね。こんないい天気だもんね」
ええと少女は同意するも、空は人工の天気だ。だけど、そんな気分なのだ

「だったらー買い物に行こうよー」
「うふふっ・・・・カオルは本当に買い物が好きなのね」

歌を歌った少女はキサラギ・チハヤといい、サイドⅥでは知らぬ者はいないディーバだった。


それはありふれた日常で明日・明後日・一月・一年と永遠に繰り返される光景のはずだった・・・・





「あ・・・あれは!ジオンのボーイ!!」
突如破壊された日常

「私を・・・呼んだのはあなたなの?」
『Yes.Master』
「これは・・・・ストライク?」
運命の出会い

「何だこいつ・・・堅いぞ!」
「ここから・・・出て行ってよー!!」
「う・・・うわああ!!」
ボーイを撃墜したチハヤ

「な・・・なんなの!動きが速すぎる!」
「見せてもらおうか。私の壁になるかどうかを?」
出会う宿命のライバル

「はあ・・・・はあ・・・・もう・・・撃ちたくないのに、どうして来るのよー!!」
葛藤する少女

「ナタルさん!チハヤちゃんがすごいです!踊るように撃墜しています!」
「ああ、さすがだ。チハヤ」
兵士として急速に成長するチハヤ

「出撃しろ!チハヤ!
「嫌です!出撃したくないです!」
とうとう出撃拒否するチハヤ

「ミュージックスタート!」
『Yes』
いつしか、チハヤは戦場で歌い始めた。

それは、自分自身を忘れないためなのか、恐怖心を忘れるためなのか、戦場で亡くなった人を慰めるためなのかは誰にも分からなかった。
それでも、チハヤは歌い始めたのだった

これは、後に「蒼い鳥」と呼ばれた少女の物語であった・・・・・・



皇暦20XX年4月1日放映開始

272 :237:2013/10/23(水) 20:23:09
終わり

ストライクイーグルにアニメに関する話がありまして、アニメにするならこんな感じ?
ジオンはEUの共和主義の残党者、ジオンという人が作ったという設定です
あと、連合というのは日本・ブリタニア・ユーロブリタニアが連合したという意味です

これ以上の細かい設定は考えていない

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最終更新:2013年11月03日 16:48