731 :わかる?の人:2013/11/14(木) 21:22:19

ではいきます。
ちょっと手は入れましたが、他との整合性とかとれていない可能性があります。まあネタとしてご笑覧下さい。
整合性を調整した上で「ドテラ撫子さんでわかる?戦間期~日露戦争」の最後に投稿しようと思ってたんですが、はい。

ところでひゅうがさん、ちゃんとにお休みして下さい頼みます。


732 :わかる?の人:2013/11/14(木) 21:23:17

ドテラ撫子さんでわかる?シリーズおまけ どれっどのーと☆しょっく編


ジョンブルさん「ところでこの新型戦艦ドレッドノートと巡洋戦艦インヴィンシブルを見て貰おう。どう思う?」
ガンマンさん「すごく……革新的です……」
マリアンヌさん「\わたくしのかわいいかわいいタンブルホーム戦艦オワタですわ☆ミ/」
マカロニさん「この発想なら俺にもあったんだ。嘘じゃないぞ!」
ゲルマニアさん「我が戦艦達が全部一気に時代遅れに!?い、いや新しい戦艦を建造すれば良いだけである!どうせ趣味だし金はいくらかかってもいいのだ!!(震え声)」
ネーデルさん「僕も戦艦を保有したいな。うーんでも予算が…」
しろくまさん「海軍の再建は必要クマが、金がないクマー(レイプ目)」
南米三人衆「「「三人のなかで誰が一番最初に保有するか勝負だ!」」」
オスマンさん「むう。イギリスに購入可能か確認するか……いや。ふむ。悩むな」
ジョンブルさん「よし、日本にも自慢しにいこう。たまにはこちらから驚かせるべきだ!」

(ジョンブルさん自慢中)

ドテラ撫子さん「ふーむ。人間、考えることは似たような具合なのですかね?」
ジョンブルさん「は?」
ドテラ撫子さん「いえ。こちらでも次世代として建造していた戦艦が仕上がり始めましてね。新機軸が多くて苦労しました」

薩摩型戦艦×4「三連装&背負い式砲塔はじめました」
筑波型巡洋戦艦×4「背負い式砲塔&巡洋戦艦はじめました」

ジョンブルさん「は、8隻…!?_」
ドテラ撫子さん「本当は6隻ずつを予定してたんですけど、12インチ砲だとちょっと火力が、と思いまして」
ジョンブルさん「十分だろう!うちのインヴィンシブル型だって3隻だぞ!4隻は多すぎだ!」
ドテラ撫子さん「えーだってーそっちも自慢したくせにー」
ジョンブルさん「ん?12インチ砲だと不満……!?ま、まさかとは思うが、スーパードレッドノートクラスを計画していたりはせんだろうね…?」
ドテラ撫子さん「うふふ。どうでしょうか?(にっこり)」
ジョンブルさん「……つ、次からはきちんと相談してくれ。戦略兵器である戦艦の保有は世界のパワーバランスに直結するんだ」
ドテラ撫子さん「(手をぽん)ああ、そう言われてみればそうですね。ごめんなさい。次からはそうしますね」
ジョンブルさん「ウンウン、分ッテクレタラモウイイサ…(次期戦艦(ベレロフォン型)の竣工を急がせないとな…あとは次期巡洋戦艦(インディファティガブル型)もだな……ああ議会対策が…二国標準主義の建前が……(涙))」

ジョンブルさんは、ものすごく頼りになる友人を得たものの、顎が落ちる機会がものすごく増えたので差し引きチャラだ、としみじみ思いました。ちなみに筑波型をみて、フィッシャーとかいうおじさんが『巡洋戦艦にそんなに装甲は不要だ!私が正しいのだ!』と大ハッスルで批評していたようです。


733 :わかる?の人:2013/11/14(木) 21:24:13

ガンマンさん「あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!俺は我が海軍の実力を世に示すため艦隊を世界周航させたら、弩級戦艦だけからなる戦隊に出迎えられた。その後ろにはツシマで勇名をはせた艨艟が続いていた…何を言ってるかわからねーと思うが、俺もなにが起こったかry」
ドテラ撫子さん「ようこそ、日本へ。歓迎しますよ?(弩級戦艦×8、準弩級戦艦×2、前弩級戦艦×4ですね。前弩級でも富士型は人員・予算の問題により予備艦状態です)」
ガンマンさん「あ、ああ…(俺がもってきたのは前弩級戦艦×16。そしてあちらにはあのトーゴー提督がいる……勝っているのは数だけじゃないか!)」
小人さん(世界をほぼ一周して日本までやってきた努力は買うけど、そのための補給の大部分は英国など第三国に依存。まあ今のところそれほど恐れることはないね)

ガンマンさんは驚愕しました。アメリカ本国でもまだ戦力化に至っていない弩級戦艦が、東洋のここでは8隻も配備済みだったのですから。しかもうち4隻は快速の巡洋戦艦でした。
日露戦争に完勝したことで列強の一員と認められるようになった日本を牽制するという、グレート・ホワイト・フリートの最大の政治目的はあえなく失敗。
各国は、アメリカは日本を牽制しようと露骨な砲艦外交に出たものの、逆に牽制しかえされたと見、日本への評価を高めました。

ドテラ撫子さん「引きこもりたーい!まったくなんでみんな私に構おうとするんですか!おふろに並べる玩具に文句をつけるしー!ぶーぶー!」

本人の本音はこうでしたけどね。


後日談

オスマンさん「折り入って相談があるのだが」
ジョンブルさん「ふむ、何かね?」
ドテラ撫子さん「はい?」
オスマンさん「我が国では軍の近代化も図っているのだが、海軍の象徴たる弩級戦艦が2隻欲しいのだ」
ドテラ撫子さん「はあ、なるほど…(いやでもそれだと私にも話しかける必要はないですよね?)」
ジョンブルさん「ふむ。建造の依頼かね。そういうことなら構わない。ただしスケジュールと価格は要応談だな」
オスマンさん「いや、イギリスではなく、日本に戦艦を発注したいのだ!」
ドテラ撫子さん「……えっ」
ジョンブルさん「はあ?なんだって!?」
オスマンさん「いやだから、日本に戦艦を発注したいのだが」
ドテラ撫子さん「……えっ」
ジョンブルさん「はあ?なんだって!?」
オスマンさん「だから!」
ドテラ撫子さん「いえ、失礼しました。しかしなぜ私なのです?イギリスのほうが軍艦の輸出実績は深いと思いますが…」
ジョンブルさん「その通り。日本の造船能力を貶めるわけではないが、輸出に関しては我々のほうが圧倒的…」
オスマンさん「欲しいから」
ドテラ撫子さん「えっ」
ジョンブルさん「えっ」
オスマンさん「日本の戦艦が欲しい!ロシア海軍を叩きのめし、アメリカの武威にも屈さなかった日本の戦艦が!それが国民感情なのだ!」
ドテラ撫子さん「そ、それは…そういわれても困りますが…」
ジョンブルさん「いや待ちたまえ、しかし…うーむ………」
オスマンさん「我が国は革命後、必死に国内改革を進めている!しかし、内憂も外患も多く、臣民を安心させることも出来ない!だからこそ、欲しいのだ!」
ドテラ撫子さん「え、ええぇ……(とはいっても戦略兵器ですし、私の一存だけで売却するのも不味いみたいですし)」
ジョンブルさん「(ふーむ…これを認めれば、オスマン帝国との関係強化にも役立つ。客を取られるのは惜しいが、そもそも日本戦艦を所望しているのだし)ふむ。私は一向に構わんとも。建造してあげたまえ」
オスマンさん「おお!さすがは七つの海を支配する国だ!気前が良いな!感謝するぞ!」
ドテラ撫子さん「えーと…訳が分からないですが、誠心誠意頑張らせていただきます?」


オスマンさんにはこの後、薩摩型をタイプシップとする戦艦「レシャディエ」「スルタン・オスマン1世」が引き渡されることになりました。どこかで接収イベントのフラグが折れたようです。


734 :わかる?の人:2013/11/14(木) 21:26:40

以上です。
内々で「こんなものできたよー」とやっていたものが、世界の目からみるとこりゃびっくり、という日本人の偉業パターンがさらに拡大されているというか‥‥
引きこもりすぎもいい加減にしましょう。

wiki転載OKです。

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最終更新:2014年01月11日 17:16