299 :ひゅうが:2013/10/29(火) 23:23:17

妄想ネタです

【諸外国の反応 英国編 1853-1918】

――1854年 大英帝国

「ついにあの未知の大陸が開国したぞ!」
「やった!あのオランダを脅した甲斐があった!高い手数料とりやがって…これでチャイナの前に前線基地が作れるぞ!」
「まずはインドのようにマハラジャ・サムライを懐柔してだな…」
「くっくっく・・・女王陛下にはインド皇帝だけでなく日本皇帝になっていただこう。」


――1868年 英国

「やっと内戦が終わったか。」
「なんだ?あのシマーヅとやら。あれだけ強いのにあっさりミカドとショーグンに従って・・・」
「てかなんで反乱したんだ?」
「うちの軍事顧問団、ズタボロですからね。頼みのノースイースト(東北)やエゾ亜大陸もあっさりミカドに・・・」
「やっぱあいつら頭おかしいんじゃないか?ショーグンは権力を献上して引退、それにサムライもみんな藩属国引き渡してるし。」
「権力が欲しくないのか? 『皇国の未来のために未曾有の改革を起こす』とかいっただけで一心団結するなんて…」
「大丈夫だ。そのうちまた反乱起こる。」


――1894年 英国

「清がやられたか・・・」
「ふふふ、奴らは所詮最弱の黄色人種」
「我ら超大国四天王の面汚しよ・・・」
「(なんかフラグがたった気がする)」

「しかし、日本軍の近代化は見事でしたね」
「うむ。さくっと北京を攻略したし。」
「でもあの三国が大艦隊派遣したせいで遼東半島返還しましたよ?」
「そりゃ、あれだけ大陸に送ってる中で大艦隊に海上封鎖されたらヤバイってわかってるんじゃないか?」
「確かワコウという名の海賊たちも深入りした後で幕府水軍と明に日干しにされたらしいぞ」
「まあ歓迎すべきだろう。戦艦20隻の大量発注。ロシア向けとはいえ、我が国の造船界はお祭り騒ぎだ。」
「しかし主力艦建造技術もよかったのですか?」
「まぁ大丈夫だろ。あの国は軍事以外にも金のかけどころがかなり多い。それよりうちのボーア戦争をなんとかしよう。」


――1904年 英国

「いよいよ開戦か。うちも応援しようか。」
「ああ。なんだかんだでいいお得意さんになったし、彼らも協力的だ。」
「プライドだけ肥大化したアジアの連中よりはいいさ。それに戦時国債おいしいです。」
「マンチュリア進出か。夢が膨らむな。」
「失礼します。アメリカが日本の戦時国債買いまくってます!」
「なんだと!? おいポンド弾幕薄いぞ何やってるの?」
「フランスがロシア国債を・・・」
「なおさら結構!!日本買いだ!!」

――1905年 英国

「勝っちゃったぞ、おい。」
「なにこれこわい。トーゴーすげえ、ノギ化け物?」
「死傷者大杉。」
「で、どうする?うちも戦争今度やったらこんなになりそうだけど。」
「・・・相互依存が深まりすぎな現代において欧州戦争はあり得ないんじゃね?」
「(なんかフラグがたった気がする)」


――1914年 英国

「戦争じゃー!!」
「ぎゃあああ!!うちの貴族階級の子供しにすぎ!」
「フランス人は頭おかしいんじゃないか!?」
「助けてアメリカ!?」
「奴ら孤立主義にハマってます!」
「日本、助けて日本!!」
「艦隊派遣してくれるそうです! 陸軍も!しかしフランス軍には従いたくないと・・・」
「好都合だ!うちの指揮権をフランス人に渡さない理由づくりに使える! 奴らのサル扱いをあることないこと吹き込んでやれ!」
「コンゴウ・タイプ8隻と建造中の新型戦艦か。よし、これでドイツを封鎖できる!」


――1918年 英国

「やっと戦争が終わった・・・」
「アメリカ人め、最後まで役にたたずに!」
「日本人とアジアによだれたらしてるうちに戦争終わっちまったじゃないか!?」
「フランス人は手前勝手に壊滅して休戦したし。」
「日本軍が間に合ってなかったら大陸派遣軍全滅してたな。ベルギーで。」
「しかしどうする?お金だけ出したアメリカ人がうるさいぞ?」
「知るか。インフルエンザだけ持ってきたアメリカ人には債務繰り延べの義務がある。」

――To be continued ?

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最終更新:2014年01月24日 21:36