734 :ひゅうが:2013/11/28(木) 16:53:45

これがアメリカ様の本気だ!

大陸世界ネタ設定――戦艦「サウスダゴタ」級

全長:285.5メートル
全幅:37.1メートル
喫水:11.0メートル
基準排水量:7万2000トン
満載排水量:8万3200トン
機関:蒸気タービン4軸 22万馬力
速力:29.5ノット
主砲:45口径46センチ(18.1インチ)砲3連装3基9門

同型艦:「サウスタゴタ」「ノースカロライナ」「インディアナ」「マサチューセッツ」「アラバマ」以上5隻
「ワシントン(建造中止)」「フェデラル・ステート(建造中止)」「エンパイア・ステート(建造中止)」「第9号戦艦~第12号戦艦(起工前計画中止)」


【解説】――1935年の第2次ロンドン会議決裂とロンドン条約脱退を待たずに米海軍が満を持して建造を開始した新型戦艦。
あらゆる意味で紀伊型戦艦に対抗できる性能を目指して建造が開始された。
主砲は三年計画時に試作を完了していた18インチ砲をわずかに改良し採用。
日本の「紀伊」型が46センチ砲を搭載していることを受けて0.3センチほど口径を増大させているあたり、アメリカ海軍のコンプレックスは相当であったといえるだろう。
前級の「スペリオル」級の反省を生かして、艦体は拡張前のパナマ運河の通航を諦め、かつ余裕のある設計となっている。
主砲については紀伊型と同様に9門で我慢したものの、隻数は当初予定で12隻がそろう予定で、これにより2隻しかいない紀伊型や八八艦隊戦艦群を圧殺する予定だった。
また、当初は連装4基の搭載予定であった主砲塔をアイオワ級以降用に開発された3連装砲塔を技術的冒険を冒して採用することで防御区画をあけ、そこに改装後の「スペリオル」級と同様の新型機関を搭載することによって速力も安定的に28ノット以上(紀伊型の公表速力は26ノット)の発揮が可能となっている。
この方法は日本海軍が八八艦隊計画でとった手法と同様である。

本級は「八八艦隊計画艦に対抗する」ことを主眼として量産された艦であるが、日本海軍もロンドン条約を破棄し建艦競争へ移行することを考慮しておらず、そのため後記ロットとして建造が開始された6番艦(ニューヨーク工廠)以降は建造中止となり、予算は流用された。
以後アメリカ海軍は「ネイバルカーニバル(海軍祭日)」の12年の間より強力な「アイオワ」級、「モンタナ」級、そしてアメリカ海軍最強の「プレジデント」級の建造に移行することになる。

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最終更新:2014年02月14日 17:07