739 :ひゅうが:2013/11/28(木) 17:18:58

――高速戦艦「アイオワ」級

全長:302メートル
全幅:37.6メートル
喫水:11.0メートル
基準排水量:8万7300トン
満載排水量:10万500トン

機関:蒸気タービン4軸(29万2000馬力)
速力:33ノット(常用時32ノット)
主砲:45口径46センチ砲3連装4基

同型艦「アイオワ」「ニュージャージー」「ミズーリ」「ウィスコンシン」「イリノイ」「ケンタッキー」以上6隻

【解説】――日本海軍の新型戦艦に対抗すべく建造された「サウスダコタ」級戦艦の発展型。基本設計は船体を延長することで主砲塔を1基追加し、さらに最新の高圧缶を使用することでさらに速度性能を高めた「サウスダコタ」級そのものである。
当初は20インチ砲の搭載も考えられたが、日本海軍相手には圧倒していると考えていたアメリカ当局はサウスタゴタ級の砲塔設計をほぼ共通化することで量産性を高めることにした。
しかし、日本海軍がアメリカ海軍の戦艦建造再開に対抗してロンドン条約を破棄したことを受けて追加建造が行われ、後期型となった「モンタナ」以降はさらに強力な主砲を搭載することとなった。
実質的な準同型艦「モンタナ」級とあわせ、米海軍最多を誇るクラスである。


――戦艦「モンタナ」級

全長:305メートル
全幅:37.6メートル
喫水:11.0メートル
基準排水量:8万9300トン
満載排水量:10万2500トン

機関:蒸気タービン4軸(29万2000馬力)
速力:28ノット

主砲:45口径50.8センチ(20インチ)砲連装4基8門

同型艦「モンタナ」「オハイオ」「メイン」「ニューハンプシャー」「ルイジアナ」以上5隻


【解説】――日本海軍の戦艦建造再開を受けて急きょアイオワ級の第2案として検討されていた型へ設計を変更し量産が行われた戦艦。
装甲については完全とはいえないながら対51センチ防御が施されており、その素性の良さがみてとれる。
速力については妥協したものの、強力な20インチ砲により日本海軍の新型戦艦を確実に撃破することを目標とした。
それでも満足できない(恐怖にかられたともいう)アメリカ海軍は、彼らの最後の量産戦艦「プレジデント」級の建造に移行するのである。

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最終更新:2014年02月14日 17:08