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ウィンダムの試験は順調に進んだ。
プロトタイプに続いて、量産機の試作を始めたが、それほど大きな問題にはならなかった

また、軍に収めた試験機での一般兵1個小隊とロングダガー・デュエルダガー1個中隊との模擬戦では
ウィンダムが1機も失わずに、混成ダガー部隊を全滅させることに成功し、第七世代機の力を見せたのであった

こうして、量産が決定し、第七世代機プロジェクトは大成功に収めたのであった

倉崎では、ローのスローター・ダガーの制作も決定したが、僕はその事業には関わらず
次なるプロジェクトに参加することになった



プロジェクトFと呼ばれた第九世代機計画であった


これは、新技術エナジーウィングを用いた機体で、これまでのKMFの概念を破壊する革新的な機体になるそうだと
例えるなら、プロペラ機とジェット機並みに違うそうです。といっても、僕にとっては未知なる存在ですね

そうそう、プロジェクトFを始める前に第七世代機の祖になったジャスティスを見せてもらったことがあります
一度、大破して倉崎会社が大掃除になるほどの大事件となりましたが、これ幸いと近代改修したそうです

僕も乗った事がありますが、さすが第七世代機の祖というだけあって、じゃじゃ馬でストライクよりも出力が高かったです

「どうですか?乗り心地は」
「さすがですね。試作機というだけあって、じゃじゃ馬見たいですよ。ただ・・・・」
「ただ?」
「僕の親友だった人がなぜかこれに乗りながら、トゥ!へァ!と叫ぶ姿が見えたんですが、僕は疲れているのでしょうか?」
「・・・・・・・・・・・・」


それはさておき、基礎研究を前々から進んでいただけあって、エナジーウィング翼搭載の試作機デスティニーが完成した
ストライクと比べてかなり精悍な機体となっていて、和名である鬼臣に恥じない機体であった

僕が見た感想は

「・・・・・・・・・・・」
「?どうしましたか?突然、お腹を押さえて。お腹壊したのですか?」
「いえ、そうじゃないんです。ただ、あの機体を見たら・・・・こう、大きな刀でお腹をズブッと刺した痛みが来たというか」
「・・・・・・・・・・・」

世界初のエナジーウィング搭載機という事で、様々なウィング形状・コクピット装置などが試作されテストしていった
また、その膨大なエネルギーがもたらす、殺人的なGを殺す為の対G装置も新規に開発が必要だった


こうして、機関部が不調だったり、エナジーウィングが暴走したり、バランスが釣り合わなかったりと
様々な問題が噴出し、僕も徹夜しながら、チームのみんなと解決して回った。
何とか問題を粗方解消した所で、本命に掛かる事になった



第九世代機フリーダムに・・・・

388 :237:2014/02/01(土) 15:10:35
終わり

プロジェクトFはフューチャー(未来)やフリーダムなどと色々かかっています
フリーダムは影響を受ける人様のを参考にしています

無事に終われるとよいのですが

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最終更新:2014年02月22日 19:10