――――あれから時が流れた
フリーダムも無事完成し、KMF開発も一段落したため
僕は、一技術者に戻る事が出来た

その間に起きた、大きな出来事としては、シベリアを発端とする世界を巻き込んだ大戦争が起きたことだろう
僕も出撃要請があるのでは?と思ったが、幸いにも戦場に行く事は無かった




そして、今日・・・・





カラーン!カラーン!
教会の鐘が鳴る

そして、教会の扉から若い男女の二人組が出てくる
それを見た、周りの人が

「幸せになれよー」「結婚おめでとー」
「泣かせたら、許さんぞー」「爆発白ww」
「やらないか?」


と様々な声をかけてくれる。

そう、僕はただ今結婚式を行っているのだ



始まりは、真由が20歳になったと同時に僕がプロポーズした事だ
真由は驚いた後に、泣きながら、「喜んで」と承諾してくれた

その後は大変だった。結婚式の準備もそうだが、真由の父親、飛鳥主任の説得だった
最初に結婚を許す挨拶を伺いに行ったら、門前払いされた。その後、娘と母の説得と
3日3晩の殴り合いの末に、ようやく結婚の許しをくれた。

兄の信の方は「おめでとう。真由を頼む」とすんなり決まり、拍子抜けした覚えがあった
そして、彼は自分の夢に向かって邁進しているそうだ

ただ、いつもいる3人娘と大騒ぎするそうで、気苦労が絶えないとか



―――そして、ようやく迎えた結婚式
幸いにも天気は快晴で、その中で誓いを行い、指輪交換もして、外へ歩いていく。
多くの参加者は祝福をしてくれた

中には「可哀そうなキャラが幸せになれて良かった。良かった」「真由ちゃんしっかり生きるんだよ」
という声も聞こえた。

真由と共に歩いていると、ふと顔を見たくなった。その視線に気づいたのか真由が尋ねる
「どうしたのですか?」
「いや・・・・真由は幸せかい?」
「ええ・・・私の長年の夢が叶えられたんです!
それに、もっともっと多くの幸せをくれるんでしょう?」
「そうだね」

そして、空を仰ぎ見る。白いハトがバサバサと飛び立つ


フレイ・・・・みんな・・・・僕は幸せだよ。



これが、我武者羅に走り出した僕の物語の終着であった。
彼の人生に幸あれ



終わり

      • 長かった。ギアスその2>>237から始まった物語は一年かけて完結することができました
自分は当初はダガーシリーズが終わったら、完結しようと思ったのですが、フリーダムやストライクと書くものが増えて
あれよあれよというまに、こんなに増えましたw

もちろん、続けてほしいと言う人もいるでしょうが、これ以上の物語は思いつきませんでした。すいません

ですが、外伝などで僕を書くかもしれませんので、その時をお楽しみください

また、名前ですがありません。考えていないというのもあるでしょうが、前世からの名前を変えるのは無理だったからです
それに、それぞれが名前をもっているでしょうから、あえて設定はしません

ここまで続いたのはみなさんの応援のおかげです。次は戦ヴァル・サクラを書きたいと思います。
本当にありがとうございました!!

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最終更新:2014年08月18日 17:46