あの後、もう夜も遅いからお休みしようと言われて、お開きになり
サクラは、使用人の案内の下、客室に案内されて、床に敷かれた布団に入りながら想う

(お母様・・・・もし祖国がこの状態であったなら、どう行動していたのでしょうか?
お父様・・・・お父様は自分にできる事を行って、日本とブリタニアを繁栄させました

この何もない私が日本にできる事はあるのでしょうか?)


その答えのない疑問はグルグルと回り続け、やがて熟睡してしまった





「サクラ様、起きてくださいませ」
「う・・・うん・・・・」
私は使用人によって起こされた。

手早く用意された服に着替えて、部屋に行くと、目の隈が出来たお父様がいた。
「おはようサクラ。気分はどうだい?」
「え・・・ええ・・・大丈夫です」

もしも、目の隈が私のせいなら申し訳ない気分だ


だが、もう一人入って来た人物によって吹き飛んでしまった

「おはよう、お父さん」
「おう、一繁おはよう」
「うん、お客さんか。ブリタニアからか?」
「ああ、そうだ。しばらく滞在するが、外には亡命した人だと説明してくれ」
「分かったよ。あ、僕の名前は嶋田一繁です。よろしくお願いします」

その人物は私の弟の一繁に似ていた。
なぜ、似ていると表現したのかは、こんなに丁寧な一繁なんか私の弟じゃない!!





終わり

急にテロンと思いついた。まあ、こういうダラダラ話もありかなとw
次は戦ヴァルを考えるぞー!!

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最終更新:2014年08月21日 09:53