399 :ライスイン:2015/02/14(土) 22:53:51
1915年3月20日のドイツによる対日宣戦布告。世界は驚愕すると同時に疑問に思った。

「なぜ敵を増やすような真似を」 「10年近く前に自国海軍を消滅させた相手に戦争を仕掛けるとは」

この様に誰もが思った。しかしドイツの状況を見てみるとやむを得ないという感じであった。
この時点でドイツを含む枢軸側の戦況は

○東部戦線

セルビア全土制圧、ルーマニアの西半分を制圧、ロシア国境に重厚な防衛線構築、ギリシャ海軍壊滅

○西部戦線

ベルギー全土制圧、パリ近辺まで進出、イタリア北部制圧

この様に陸戦では枢軸側が優位であった。そして海上でもドイツ海軍が大きな戦果を挙げていた。Uボートである。
前年にイギリスの装甲巡洋艦3隻を立て続けに撃沈して以来注目されていたこの潜水艦が再び活躍した。
対日宣戦布告前の15年2月14日に戦艦カナダ(※1)を撃沈し、4日後の2月18日に戦艦エジンコート(※2)を撃沈。
そして3月1日にはブレスト沖にて戦艦クールベを撃沈したのである。
この戦果にドイツ国民は熱狂し皇帝は海軍を褒め称えた。更に3月5日には東洋艦隊が香港を砲撃し港湾に小規模だが
打撃を与え、停泊中の砲艦等を撃沈していた。これら一連の戦果から皇帝はドイツ海軍、特にUボートの威力を過信し
日本と戦争になってもUボートがあれば先の戦争の恨みを晴らし、日本海軍を破れる。そう考えて政府や国民に対して
積極的に対日宣戦布告を煽っていたのだ。しかし現実は厳しかった。

1915年3月25日 地中海

「こちら松01、敵潜水艦撃沈っ!!」

ジブチ発リビア行きの輸送船団の護衛についていた松型護衛駆逐艦(※3)の一隻がUボートを撃沈し、船団全体に連絡する。
この船団はジブチを出港後、複数回にわたってUボートの襲撃を受けていたが損害を出すことなく全て返り討ちにしていた。

「了解。こちら竹12、こちらもUボートを捕捉した。これより攻撃を開始する。」

他にも同様に護衛に就いていた竹型海防艦(※4)からUボート発見の報告が入る。そしてリビアの港湾付近でも
梅型海防艦(※5)が対潜水艦戦闘を繰り広げていた。
この様にドイツの対日本攻撃は最初から躓いていたのであった。



                   孤立大陸 第14話「青と黄色の津波」

400 :ライスイン:2015/02/14(土) 22:57:00
ドイツの対日宣戦布告による日本の戦争参加。これに連合国、特にイギリスは喜んだ。
そして自分達が頭を悩ませていたUボートをあっさりと返り討ちにしたという報告が齎された後は何が何でも日本を
連合国側に引き入れようとする動きを強めていた。

 1915年4月5日 大英帝国 首都ロンドン

「まったく、現実が見えているのかあいつ等は。」

連合各国との会談に参加していたグレイ外相は首相官邸に入るなり愚痴をこぼした。
その場にはアスキス首相ら閣僚全員が揃っていたがグレイ外相の行き成りの愚痴に少々面食らった。

「どうしたのかね外相?」

あまりの荒れように首相が思わず尋ねる。

「各国・・・特にフランスとイタリア及びロシアは日本の連合国参加に対して”条件を突きつけてきました。」

グレイ外相の説明を聞いて呆れる一同。フランスとイタリアにロシアは先の対日戦争の敗北による恨みからなのか、
”加盟させてやる”条件(※6)を突きつけてきたのだ。
フランスはジブチやインドシナの返還と兵器の無償提供。そして派遣される陸軍部隊をフランスの指揮下で運用させる事。
イタリアも旧植民地の返還や兵器の無償提供を要求していた。ロシアに至っては旧領土の返還を求めていた。
他にもベルギーは兵器の無償提供と財政支援を要求したりギリシャがトルコ支援の中止を要求したりオーストラリアが
傭兵艦隊壊滅の賠償を求めたり南太平洋で行動の際は日本軍を自国の指揮下で運用させることを要求してきたが無視された。

「まあベルギーは亡命政権で我が国の力がなければ本土奪還も適わないからな。ギリシャやオージーも無視できるが・・・。」

「問題は蛙野郎と白熊ですね。陸での主力を担っていますからね。イタリアも一定数の敵を引き付けてくれていますから。」

会議は進むも中々各国を納得させる良い案が出てこない。

「それに日本をどうやって連合に加わらせるかですな。」

いくら連合各国を説得できても日本を加盟させるのは非常に困難な事であった。各国の殆どは過去に理不尽な理由で日本に
戦争を仕掛けており、自分達も同盟を破棄した挙句に義勇艦隊を派遣するなどの裏切り行為を働いていたからだ。
結局この会議では良い案が出ず、連合各国を説得すると共に引き続き日本に対して連合加盟を求めるという従来の方針の
再確認で終わった。しかしこの後に連合各国を震撼させる出来事が起きた。


 1915年4月25日 東プロイセン ドイツ・ロシア国境

この日、国境を守備していたドイツ軍は地獄のような光景を目にしていた。

「畜生、また押し寄せてきやがった。」

「弾だっ、弾を持ってこい!!」

動員が終わったロシア軍が遂に動き、国境を越えて攻め込んできたのだ。
ドイツ軍もそれは予測していて国境及びそのい内側に何重もの防衛線を構築、更に大量の物資や弾薬もためこんでいた。
しかし予想をはるかに超えるロシア軍の数に押されて苦戦していたのだ。そして攻めてくるロシア軍はロシア人ではなかった。

「畜生、中国人めぇ、兎に角撃つんだ。」

ドイツ軍陣地を攻めるロシア軍は新疆など中国から奪い取った新領土から強制徴兵された中国人(※7)であった。その数は
東プロイセン方面、ポーランド方面及び東ガリツィア方面の各戦線併せて60万人以上。その殆どが粗末な装備でドイツ軍や
オーストリ軍の陣地に突撃させられていた。無論督戦隊を付けて脱走を監視したり、麻薬を使用させるなどして恐怖心を
マヒさせるなど非情な方法も用いていた。そして中国人部隊の後方から督戦を兼ねたロシア正規軍部隊20万が前進を開始する。

「弾薬が切れる・・・やむを得ん、後退しろ。」

ドイツ・オーストリア軍は激しく抵抗したものの、数と勢いの差で押し切られ各戦線で後退。5月1日までに30㎞近く押し込まれた。
この攻勢はロシア側総司令官のブルシーロフ将軍の名前から”ブルシーロフ攻勢”と呼称されるようになったがもう一つの
名称である”ブルシーロフの人肉攻勢”の方が広く知られる事となった。もっとも枢軸側の激しい攻撃で中国人部隊も甚大な
損害を受け、5月20日までには9割以上の54万人が死亡(※8)し機能を損失。その後、予備部隊を動員して行われた枢軸側の
攻勢でロシア正規軍部隊も壊滅的な損害を受けて6月に入る頃には枢軸領内から叩き出されて開戦前の状態にまで戻った。
そして海の方でも異変が起きていた。

401 :ライスイン:2015/02/14(土) 22:57:30
1915年5月1日 イギリス スカパフロー軍港

「戦艦ネプチューン大破着底っ!!」  「港湾施設に被害甚大。」

この日、イギリス海軍の本拠地であるスカパフロー軍港はドイツ艦隊の艦砲射撃を受けていた。
数日前に入ったドイツ主力艦隊が出港との連絡を受けた本国艦隊が出港した隙を突いて別航路を進んでいたドイツ巡洋戦艦部隊の
攻撃を受けたのだ。しかも間が悪いことに哨戒部隊が味方と誤認してしまった為、致命的な距離まで近づけてしまった。
現在スカパフローに残っている主力艦は大破着底した戦艦ネプチューンを除けば巡洋戦艦タイガーしか存在しなかった。
そして襲撃しているドイツ巡洋戦艦部隊はデアフリンガー級3隻 ザイドリッツ モルトケ、フォン・デア・タンの巡洋戦艦6隻のみの
編成だった。

「タイガーの砲撃がフォン・デア・タンに命中。」

やられっ放しだったイギリスに漸く朗報が入る。タイガーの砲撃がフォン・デア・タンに命中し第1砲塔を突き破って弾薬庫まで到達し
大爆発を引き起こしていたのだ。

「これは撃沈確実だ、次の目標を狙え!」

ドイツ巡洋戦艦1隻を仕留めて士気が上がるイギリス海軍将兵。しかし現実は残酷で残ったドイツ巡洋戦艦の砲撃によりタイガーも撃沈。
その後1時間近くに渡った砲撃によりスカパフローは軍港としての機能を損失。ドイツ巡洋戦艦部隊はフォン・デア・タンを失うも
戦艦と巡洋戦艦各1隻を沈め、スカパフロー軍港を壊滅させるという戦果を挙げて悠々とキール軍港への帰路に就いた。
因みに出港したはずのドイツ主力艦隊は本国艦隊主力のつり出しに成功した後はさっさと港に帰ってしまっていた。しかも本国艦隊は
帰還中の巡洋戦艦部隊の捕捉にも失敗。司令長官のジェリコー大将は多くの非難を浴びる結果となった。


 1915年6月3日 東京 夢幻会会合場所

「今の所順調ですな。」

会合の席上で参加者は明るい雰囲気で会話を交わす。
宣戦布告翌日の3月21日、予め準備を整えていた日本軍は行動を開始。
圧倒的な海軍力で脱出の暇もなく枢軸側の東洋艦隊を即日で粉砕。その後、江蘇省(墺)・山東省(独)に猛烈な艦砲射撃の後に
海軍陸戦隊が強襲上陸し拠点を確保。後に輸送された陸軍部隊による攻撃で4月20日までには両省を占領した。
また戦前のかなり前から各地の拠点に護衛駆逐艦や海防艦を大量配備していたのが功を奏し、この日までUボートによる被害は
出ていなかった。因みに江蘇省と隣接していいる浙江省のイタリア軍だが陸上兵力の不足と自分達の艦隊が初戦で壊滅していた
こともあって省境に防衛線を構築する以外は引き籠るばかりだった。

「大陸の枢軸国領土を占領した事でアジア全域の安全はほぼ確保できたな。」

「海外領土との航路も大量配備した護衛艦艇のお蔭で損害は出ていません。あとは仮装巡洋艦等に警戒しませんと。」

本土周辺の安全を確保できたことで僅かだが気が楽になった会合参加者達。

「それと地中海・大西洋・インド洋の各艦隊には増援を送り込んでありますので枢軸海軍が全力で攻めてきても返り討ちに出来ます。」

「本土の防衛も新たに就役した飛龍型空母などの新鋭艦艇を当てますので問題ありません。」

「陸軍もリビアに戦車師団や機械化歩兵師団を輸送中です。一部には新鋭の74式中戦車(※9)も配備しています。」

「航空機も新型の72式シリーズ(※10)を配備中です」

軍関係者からも自信をうかがわせる発言が出てくる。

「それと英国からの連合加盟要請についてはどうしますか?」

外交関係者より英国からの加盟要請についての話題が飛び出す。

「当面保留でよいだろう。フランス等の馬鹿共が”加盟させてやる条件”とやらを引っ込めない内はな。」

「それと我が国の取り分を事前に明確にしてからでしょう。」

「馬鹿共の指揮下で戦いたくはないしな。」

フランスなどが言い出した”加盟させてやる条件”への批判が集中し、早期加盟には否定的になる。
その後も枢軸国への対策が話し合われていた時・・・

「失礼します、駐フランス大使からの緊急報告です。ドイツ軍が再度のパリ攻撃を実施、その際に毒ガスが使われたとの事です。」

連絡員から齎された驚愕の報告に会合参加者は絶句した。

402 :ライスイン:2015/02/14(土) 22:58:03
1915年6月1日、パリは阿鼻叫喚の地獄に叩き落されていた。
5月後半から始まったドイツ軍の再びのパリ攻撃。この時運悪く戦車軍団は整備と日本から輸入した戦車への配備・訓練の為、後方へ
下がっていた。しかもドイツ軍は前回のパリ攻撃時の教訓を生かしてA7V戦車30両を投入。防衛の為に残っていた戦車軍団分遣隊の
マーク1雄型戦車20両を半分の損害を出す激戦の末に撃破。ドイツ軍はパリを重砲の射程圏内に収める地点にまで進出する。
結局この時もフランス軍の奮戦と第666軍団の突撃によって退却する羽目になったが撤退時にドイツ軍が毒ガス砲弾を大量に使用。
第666軍団3万人が全滅したほかフランス軍部隊にも5万を超える死傷者が発生。更に悪いことにかなりの数の毒ガス砲弾がパリ市内に
着弾し、凡そ5万人の市民が死亡し膨大な数の負傷者が発生した。


 1915年6月5日 ロンドン 連合国臨時外相会議

「やむをえません。我がフランスは先の条件を撤回し謝罪。そして改めて日本に連合国加盟の要請を行います。」

酷く憔悴した様子のフランス外相が会議の冒頭で発言する。今回のドイツ軍のパリ攻撃で市民に万単位の死傷者が出たフランスは
政府と軍に物凄い非難が浴びせられ、後がなくなっていた。

「わがイタリアも・・・」 「ロシアも止むを得ず・・・。」

イタリアやロシアの外相もやむを得ないという感じでフランス同様の意見を表明する。イタリアはリボルノ~フェレンツェ~リミニの
防衛線での激戦が続いていたが決定打を欠きこう着状態に陥っていた。ロシアも攻勢が押し戻されたこともあって再度の動員完了を
待つ状態に陥っていた。その他の国々はイギリスによって黙らされていた。因みにセルビアは呼ばれておらず、”民族英雄”ということで
国王らの亡命に帯同していたプリンツィプ少尉は”戦争を勃発させる原因を作った”事で他の連合国の総意の元にイギリスに逮捕され
軍刑務所に収監されていた。

「ではこの内容で・・・。」

話し合いの結果、日本に提示する内容が決定された。
その5日後の6月10日、グレイ外相が日本をグレイ外相が日本を訪問した。しかも誠意の表れなのか王族特使としてアルバート王子も帯同
していた。そしてグレイ外相は日本政府首脳との会談で以下の条件

01:連合各国は今までの不誠実な言動を撤回し謝罪する。

02:参戦の際に必要な物資や資金の一部を連合各国が負担する。

03:日本の派遣部隊には独自の指揮権と命令拒否権を与える。

04:戦勝時の褒賞として枢軸国が中国大陸に有していた領土と権益を日本に渡すことを確約する。

05:1925年まで日本の全船舶のスエズ運河通行料を免除する。


という案を提示。また王族を避難させるとして戦争中はアルバート王子が日本に滞在することも表明した。
この案を検討した結果、政府及び夢幻会は国益の為に受け入れるべきと判断。公表した結果、国民も一応は加盟を支持した。

そして1915年6月20日、議会の賛成を受けた日本政府は連合国加盟を発表。その翌日には遣欧艦隊及び遣欧軍を出発させたのだった。

403 :ライスイン:2015/02/14(土) 22:58:36
※1:アルゼンチンが発注しイギリスが接収した2隻の戦艦の内の1隻。2番艦は空母に改装中。因みにアルゼンチンは代金支払い済み。
   沈んだことで外交問題になりかけたが戦後に代艦建造か最新鋭艦艇を代わりに渡すことで決着した。

※2:ブラジルが発注した戦艦。上記同様に戦後に代艦建造か最新鋭艦艇を代わりに渡すことで決着した。

※3:日本が建造した航洋型の護衛駆逐艦。大量建造に適した構造で1915年6月時点で20隻が運用中。多数量産予定の為、艦名はは
   松01~など松と数字で表される。
   1400t 12.7㎝40口径連装高角砲×2 25㎜3連装機銃×4 同単装×8 爆雷投射機×2 爆雷投下軌条×2 
       対戦噴進砲”鼠殺し”×4(史実マウストラップ) 速力:28kt

※4:日本が建造した航洋型の海防艦。
   950t 12.7㎝40口径高角砲×2 25㎜連装機銃×2 爆雷投射機×4 爆雷投下軌条×2 対戦噴進砲”鼠殺し”×2 速力:21kt

※5:日本が建造した近海防衛用の海防艦。
   740t 12.7㎝40口径連装高角砲×2 25㎜連装機銃×2 爆雷投射機×4 爆雷投下軌条×1 対戦噴進砲”鼠殺し”×2 速力:17kt

※6:先の戦争から続く恨みや戦争特需で設けさせてやるからという身勝手な考えから要求したもの。

※7:新領土のロシア化を進めるためにロシア人の入植と並行して数減らしの目的で大量徴収された。年齢も幅広く15歳程度の
   少年もいれば60歳近い老人も居た。

※8:中国人部隊の重傷者はロシア軍に処置されるかドイツ軍にその場で処刑された為、この数字になった。

※9:前年度に完成したばかりの新鋭戦車。
   重量26t 75㎜38口径戦車砲×1、7.7㎜機銃×2 装甲厚20~55㎜ 乗員5名 速度:26㎞/h 外見:史実3式中戦車似

※10:日本が配備中の最新鋭機のシリーズ。
   72式戦闘機/艦上戦闘機:出力:500hp 最大速度:245㎞/h 12.7㎜機銃×2 搭載量:120㎏(ただし無理すれば250㎏)
               外見は史実3式艦上戦闘機似。陸上型は着艦装備などを撤去している。

   72式軽爆撃機/艦上攻撃機:出力:550hp 最大速度:210㎞/h 7.7㎜機銃×3(機首2、後部旋回1) 搭載量:400㎏ 
               外見は史実94式艦上爆撃機似。陸上型は着艦装備などを撤去している。

おまけ1 1915年時点での建造済み艦艇及び計画艦

飛龍型空母:26000t 12.7㎝50口径連装高角砲×8 25㎜3連装機銃×12 32kt  搭載機:72機
      01:飛龍 02:蒼龍 03:轟龍 04:幻龍(16年1月)

陽炎型駆逐艦:2400t 12.7㎝50口径連装高角砲×3、61cm4連装魚雷発射管×2 25㎜連装機銃×4 爆雷投射機×1 投下台×4 38kt
       魚雷の次弾装填装置を搭載した最新鋭駆逐艦。19隻全てが就役。

404 :ライスイン:2015/02/14(土) 22:59:06
おまけ2 遣欧艦隊及び各艦隊編成

○遣欧艦隊

戦艦:加賀 土佐 巡洋戦艦:早池峰 大雪 常念 穂高 白馬 黒部、天城 赤城 愛宕 高雄

空母:飛龍 蒼龍  巡洋艦:関ヶ原 三方ヶ原 鳥羽伏見 壇ノ浦、 阿賀野 能代 矢作 酒匂、 吉野 浪速 新高 畝傍

駆逐艦:朝潮型10隻 白露型10隻 陽炎型4隻

○本土防衛艦隊

巡洋戦艦:金剛 榛名 比叡 霧島 空母:轟龍 

巡洋艦:桶狭間 白村江、九頭竜 天神 駆逐艦:初春型6隻 陽炎型15隻 松型 その他

○地中海艦隊(リビア)

戦艦:伊勢 日向、河内 摂津 空母:龍驤 巡洋艦:清津 中津、 球磨 多摩 北上 大井 木曽 

駆逐艦:神風型4隻、綾波型10隻

○大西洋艦隊(カナリア諸島)

巡洋戦艦:剣 大山 空母:鳳翔 翔鳳 巡洋艦:鶴見 麻生、 長良 五十鈴 由良 名取 鬼怒 阿武隈 

駆逐艦:初春型6隻、暁型4隻、吹雪型3隻

○インド洋艦隊(ジブチ)

戦艦:扶桑、山城 空母:瑞鳳 巡洋艦:古鷹、加古、川内 神通 那珂 駆逐艦:磯風型4隻、神風型8隻

○南方艦隊(バタビア)

戦艦:長門 陸奥  巡洋艦:青葉 衣笠 駆逐艦:吹雪型8隻  


いかがでしょうか?
動員完了したロシアは一時はドイツ領内に侵攻したものの押し戻され、英国は重要軍港が壊滅して恥をかかされる。
フランスはパリに毒ガス攻撃を食らって市民に死傷者多数。後の無くなった連合は日本に頭を下げて漸く加盟して貰ったという
状態です。因みに中華民国は地方軍閥との内戦中です。

~予告~

 漸く連合に加盟した日本は欧州に軍を派遣した。しかし到着までには時間がかかる。戦況が陸では不利、海では互角だが恥をかかされて
非難を浴びていたイギリスは早急なる大戦果を欲して無茶な行動に出る

次回”勃発、ユトランド沖海戦”

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最終更新:2015年02月17日 00:26