138 :ひゅうが:2016/07/10(日) 05:23:04
なんかすごくよさそうなのででっちあげてみた。


――高速戦艦「比叡」

全長:222m
全幅:32m
喫水:9.72m

基準排水量:3万9000トン
満載排水量:4万3000トン

機関:艦本式ロ号缶改六
機関出力:14万2000馬力

速力:32ノット(過負荷全力34.3ノット)

主砲:97式36.5センチ砲(毘式改)連装四基
武装:長10糎高角砲連装12基(副砲撤去)
   40ミリ機関砲 連装12基
   25ミリ機関砲 単装23基

【解説】――練習戦艦となっていた金剛型2番艦「比叡」の現役復帰にあたり大改装を加えられた姿。
その際、建造計画中だった新型戦艦のテストベットを兼ねて大改装される…はずだったのだが、ここである島の出現が彼女の運命をよくも悪くも変えてしまった。
海軍は、友好関係を構築したこの島、神崎島鎮守府の技術導入のテストベットとして彼女を選定。
技術者たちや工廠の人々を神崎島へ送り込んだのだ。

こうして、先に改装工事を完了させていた他の三隻とはいささか以上も趣の異なる艦へと彼女は変貌することになる。

船体は姉妹艦と同様に延長されたものの、艦首を換装し球状艦首内を採用。
主砲も、新型の大重量徹甲弾の使用を前提とした新薬室への換装が行われ、さらに揚弾と旋回機構も換装された結果発射速度と1発あたりの砲弾重量が増大。
単位時間あたりの打撃力は、改装前の長門型戦艦に匹敵するといわれる。
機関も総取り替えが行われたことから、最新の高温高圧缶の採用によって史実アイオワ級戦艦に迫る32ノットの高速を確保した。
副砲の搭載を諦め、両用砲を兼用とした長10糎高角砲を配備したことや、各所に40ミリ機関砲を廃したこと、そしてこれらによる重量増大を解消するための大型バルジの装着によって船体は大型化。
さらには発達著しい電探の搭載や、艦内環境の改善のための冷房設備導入など改装項目は多岐にわたった。
ちなみにこれらを統括するために発電能力は同型艦の10倍近くまで増大しているが、それでも速力低下は最低限にとどまっている。

改装の結果、排水量は新造時の長門型戦艦に匹敵するまでに大型化。
また、艦橋が計画された新型戦艦そっくりの塔型艦橋に換装されていることから、再就役時は新型戦艦と誤認されることがしばしばあったという。

なお、この成功に気をよくした海軍は、同型艦の再改装と共に、俗に「平賀案復活」といわれる一連の旧式戦艦改装を計画することになる。
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最終更新:2023年11月12日 15:46