429 :ひゅうが:2016/07/11(月) 21:19:12

神崎島ネタSS――「幕間(反転)」



「本日、帝国は喜びをもって発表いたします。
はるか2000年以上の昔、朝廷よりわかれた日本の一部が再びわが皇土へと合流したことを。
歓迎しましょう。分れし皇国の民の帰還を。」

――1937(昭和12)年1月21日 内閣情報局総裁発表


「かの島はファシズムに反対するか。問題はエンペラーがそれに何と返答するかだな。」
「相互不可侵協定はあくまで現地軍によるもの。我々の対処はこの後により変わります。」

――1937(昭和12)年1月21日 ワシントンD.C


「尊王討奸」

――1937(昭和12)年1月23日 少壮集団「さくら会」橋本欣五郎


「産業の統制こそ帝国の重工業化に不可欠。そのためにはあの島の資源がどうしても必要になる。問題は、彼らが安価で売ってくれるか…だが。」

――1937(昭和12)年2月1日 革新官僚 美濃部洋次


「帝国石油は、神崎島鉱区の油田地帯より年間20万バレルの供給権を取得せり」

――1937(昭和12)年2月5日 発表


「黄金の航路を再び。日本人が引いたからには、我々が遠慮なくいただこう。」

――1937(昭和12)年2月7日 ベルリン 総統官邸


「防共協定の意義をどう考えておられるのか!」
「わが帝国の国体を揺らがせてまで尽くすほど我々はお人よしではありません!」

――1937(昭和12)年2月8日 ベルリン 外務省


「満州帝国政府を代表して、米国に対し満州新油田の開発への参入を要請いたします。」

――1937(昭和12)年2月9日 新京 岸信介


「戦艦は必要なのか?」
「必要です山本海軍大臣。少なくとも1隻でアメリカの10隻の空母を引き付けておけますから。」

――1937(昭和12)年2月13日 霞が関


「電探あれば陸攻恐れるに足らずなり。」
「源田さん。言っていることが逆転していないか?」
「現実は変化し続けているのだ。」

――1937(昭和12)年2月15日 追浜


「関東軍は、専守防衛をもって将来の国民党の侵攻に対抗することを厳命する。」

――1937(昭和12)年2月17日 関東軍総司令部


「閣下。少なくとも7月までにひとあてすべきです。日本の態度軟化こそ好機。
我々は上海を取り戻すのです。」

――1937(昭和12)年2月20日 南京



「決行予定は2月26日。烈士の誉れここにあり。」


――1937(昭和12)年2月21日 ???

430 :ひゅうが:2016/07/11(月) 21:20:16
「決行予定」に修正願います。

結構予定を決行予定に修正

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最終更新:2023年11月05日 16:48