803 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:43:00
憂鬱redEyes


統合歴179年。
10月 
ドラグノフ連邦、旧ルーミス王国領再統一政策のためレギウム共和国に連邦への参入を呼びかける。

レギウム共和国これを拒否。
同日レギウム共和国予備役招集。

ドラグノフ連邦との国境線上の監視を強め、警戒レベルを上げる。
ネシュト川付近へレギウム軍集結開始。

10月17日 
ドラグノフ連邦予備役招集。

12月3日 
ドラグノフ連邦、レギウム共和国へ宣戦布告。
同日ドラグノフ軍国境を越境。ネシュト川を渡河すべく進行。
レギウム、国家非常事態を宣言。

ここに両国が戦争状態へと入った。

同日ネシュト川付近で戦闘勃発。
事前に防衛体制を整えていたレギウム軍の抵抗凄まじくドラグノフ軍の侵攻が停滞する。

以後約1週間に渡りド軍攻勢が続くも、レ軍その全てを粉砕。
結果ド軍、ネシュト川渡河失敗。

全体の2割に当たる軍勢を失ったド軍は自国方面であるネシュト川の東側へと一時期後退。

翌年までネシュト川付近で両軍の戦線が硬直する。


12月25日 
レギウム共和国後方に位置するディナ・セルバル王国、マウーラ連邦共和国、共同声明により中立宣言。
レギウム共和国への嬉しいクリスマスプレゼントとなった。

統合歴180年。
1月6日 
ド軍ネシュト川付近へ攻勢再開。
3度に渡る攻勢を仕掛けたが失敗。

3月3日 
ド空軍、ダナーン・デルタの重工業地帯へ大規模爆撃。
しかし、ハーパシア山脈を要塞化していたレ軍、同要塞に設置していた大型対空レールガンを始めとした
超長距離対空兵器群と空へ上がった航空部隊によりこれを阻止。

ド軍出撃させた部隊の約5割を失うことに。

3月18日
ド海軍、硬直した戦況を打開すべくレ軍戦線後方であるキラスへ上陸を決定。
ロルテア海付近の艦隊全てを使い進行。

これを察知したレ海軍全力を挙げて迎撃すべく発進。

翌日19日にこれと接触。ダナーン・デルタ海戦勃発。

激しい戦闘の後にド海軍を揚陸部隊ごと撃滅。
以後ロルテア海における主導権はレギウム海軍が握ることに。

804 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:43:41
4月8日
ド空軍、全力を投じレギウム全領域へ大規模な空爆及び戦線後方への空挺降下作戦を結構。
それと同期し、ド陸軍も再度の攻勢を再開。

レ軍これを迎撃。
数日に及ぶ攻勢の後、ド空軍投入戦力の3割を損失。

航空部隊からの迎撃と地上部隊の対空攻撃を掻い潜りマイレスやバデイルなどレ軍戦線後方の拠点へ降下に成功した
ド空挺部隊は奮闘虚しく約3日後に壊滅。

空軍戦力が短期間のうちにすり減らされ制空権が維持できなくなったド軍攻勢を中止。

三度目となる大規模攻勢にも失敗したド軍はその戦力を大きく減らすこととなった。

なおこの戦いにおいて両軍に数多くのエースが誕生した。
以下一部を抜粋

レ空軍 
メビウス1ことリボン付き ガルーダ1ことタリズマン、ウォードッグ4ことブレイズ
ガルム1こと円卓の鬼神サイファー ガルム2ことピクシー片羽の妖精 

ド空軍
黄色中隊宙隊長黄色の13 ヴァンピール隊イリヤ・パステルナーク
ロト隊隊長デトレフ・フレイジャー オヴニル隊隊長ミヒャエル・ハイメロート


4月17日
ド軍ネシュト川戦線への圧力を減らす目的で今まで小競り合い程度だったド領スロータル方面から大規模攻勢開始。

レ軍兼てから陣地を張っていたダナーン川付近でこれを迎撃。

数日の攻勢の後にド軍迅速なレ軍の対応によりダナーン川渡河に失敗。

以後5月まで戦線は硬直する。

5月1日。
今月に建国記念日を控えたドラグノフ連邦は政治的理由にて余裕のあるダナーン川戦線での攻勢を再開。

10日間に及ぶ激しい戦闘の後にド軍ようやくレ軍拠点バーニ・カレトとバシュトを制圧。

ここにダナーン川線の突破に成功した。

レ軍バーニ、バシュト陥落の情報から撤退開始。
以後数週間に渡り追撃してくるド軍との地獄の撤退戦の始まりである。

レ軍、オルフェルド州へ侵攻してくるド軍に対しハーパシア山脈要塞からの超長距離援護砲撃と空軍による爆撃を敢行。

これによりド軍侵攻スピードの低下と撤退するレ軍への追撃の手を緩めることに成功した。

ド軍の侵攻スピード低下に伴いレ軍、以前より整備されていたテスタ川沿いにて戦線を構築。

以後これをオルフェルド戦線と命名。

805 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:44:14
5月27日
レ空軍、ドラグノフ連邦建国記念日の連邦首都ガイエ・ボリスバルへ空爆。

ダナーン戦線突破成功に浮かれるドラグノフ市民へ冷や水を浴びせかけた。


8月29日
レ軍、秘密裏にド軍ネシュト川戦線後方にジャッカルを始めとする幾つかの特殊部隊を降下。破壊工作に従事させる。


9月1日
前回の交戦からいち早く軍の状況を整理したレギウム軍が総反撃を開始。
ネシュト川戦線にて総反撃作戦ことバルバロッサ作戦を敢行。

数日前から潜んでいたジャッカルを始めとする特殊部隊の破壊工作によるド軍攪乱と合わせレ軍前線部隊進撃。
ド軍前線部隊を蹴散らしネシュト川を渡河。

今までの攻勢の失敗により疲弊していたド軍はこのレ軍による総反撃に耐えられず、そのまま数日の抵抗の後に
ネシュト川付近から全面撤退を開始。

同日レギウム海軍がドラグノフ連邦アディシアへの上陸作戦、チャリオット作戦を発動。

ドラグノフ海軍これを阻止せんと残りの艦隊を率いて発進。

2日後上陸部隊を守ろうとするレギウム海軍と接触。

ロルテア沖海戦勃発。
しかし以前ダナーン・デルタ海戦において海軍主力を失い未だ立ち直れていないドラグノフ海軍はこれに敗北。

ロルテア海における制海権はレギウム海軍のものとなった。

9月5日
レギウム軍アディシアへ上陸。
海空軍の支援のもとこれに成功。

同じく進行中の陸軍と共にドラグノフ連邦領内へと侵攻を開始。

制海権、制空権共に劣るドラグノフ軍はオルフェルド戦線の時とは真逆に
地獄の撤退戦を演じる立場となった。

ドラグノフ軍立て続けに敗走。

9月25日。
ド軍、予備戦力及び他方から抽出した戦力を用い連邦領内ベラ川付近にて陣地を構築。

ベラ川防衛戦にてレ軍侵攻を食い止める。
しかしながらレ軍優位に変わらず。

806 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:45:20
10月4日。
ベラ川戦線において活躍するジャッカルを始めとする一部の特殊部隊に帰還命令。

帰還後、レ軍本部はオルフェルド戦線へと投入。

11月6日
ド軍、オルフェルド戦線においてテスタ川防衛戦の一部を突破。
しかし、その場に居合わせたレ軍特殊部隊ジャッカルにより主力が壊滅。

逆に押し込まれる羽目となった。

12月10日
ドラグノフ連邦後方に位置するラントル王国にて突如大規模な軍事演習。
それと同時にラントル軍国境線付近の戦力増強。

ドラグノフ連邦これに抗議。ラントル王国これを無視。

これはレギウム共和国のラントル王国参戦交渉の成果であった。


統合歴181年
4月2日
レ軍、オルフェルド戦線において大規模反攻作戦展開。

ド軍これに抵抗するもレ軍の攻勢激しく数週間の激戦の後にド軍戦線が崩壊。

ド軍司令部テスタ川沿いからの総撤退を決意。
昨年の関係を逆にした地獄の撤退戦が開始される。

レ軍、無論これを追撃。

4月26日
レ軍、バシュト、ベルバール、イーグリスなどの要衝を奪還。

ド軍、ダナーン川沿いに防衛線を再構築。

これに阻まれレ軍攻勢が停止する。

ダナーン川の向こうにて陣地を張り守るド軍とそれを突破しようとするレ軍。
まるで初期両軍の状況を逆にしたような展開であった

以後膠着状態。


6月9日。
動きの少なかったベラ川戦線にてド軍大規模な反撃を再開。

レ軍との陣取り合戦へともつれ込む。

レ軍一時幾つかの要衝を奪還されるも、デルタなどの特殊部隊を始めとする精鋭を投入しこれらを再奪還。

ド軍、要衝となる都市を奪還され攻勢頓挫。

レ軍、数週間に渡るド軍再攻勢を凌ぎきる。

807 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:45:53
8月7日
度重なる敗北により徐々に国民感情が非戦向きになってきたドラグノフ連邦。
戦果をあげ、士気を高めるためにレギウム共和国首都ソルグレンへ両戦線からド空軍による大規模爆撃部隊が発進。
それと同時にダナーン川、ベラ川の両戦線でもド陸軍による攻勢再開。

これらをレ空軍の航空部隊と対空部隊が迎撃。

ソルグレンへ至る前にド空軍による爆撃部隊の7割を殲滅。

両戦線におけるド陸軍は一時期戦線の一部を突破するも突出部を逆包囲され殲滅。

陸軍の攻勢もここに頓挫した。

この戦いにおいてド空軍エース、シュトリゴン隊隊長ヴィクトル・ヴォイチェク少佐が負傷。
以後シュトリゴン隊はかつて副隊長を務めていたイリヤ・パステルナーク少佐が
ヴァンピール隊より復帰し隊長に付く。


12月
長く続く戦いと増える被害によりドラグノフ連邦国内において国民の間に反戦機運が高まる。

対照的に度重なる勝利によりレギウム共和国内では軍民問わず士気が高い状態が続く。
しかし戦争による国力の低下は如何ともしがたかった。


182年
レギウム軍は雪解けを待って両戦線において大規模攻勢を計画。準備開始。

しかし同じ頃ドラグノフ軍においても大規模な攻勢の準備が開始された。

この両者の決戦により約二年以上に渡り続いた戦争の雌雄が決まる可能性が高い。

808 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:46:23
設定あれこれ

  • レギウム共和国
人口約6000万。
約半世紀以上前からの夢幻会の有形無形の頑張りにより原作よりは300万も増えた。
やったね!

クルザード大佐に反乱してもらわず、戦時においてはジャッカル隊を率いてもらい、
ジャッカル隊にはもとから裏切りそうな連中は入らせずに、
イグナチオ少佐やマセッティ少佐に正式に特殊部隊や精鋭部隊を率いてもらい、
その下には端からジベルノウ少尉やヘイデンやストーナー大尉を部下に就かせたり色々努力したりしている。

他は周辺諸国との関係改善や陸空海軍の強化や国力の向上や特殊部隊の増強や新型SAAの開発や汎人類会議への工作やら、ドラグノフから優秀な人材の引き抜きやら極東のヤガミ重工との共同研究やらetc

ルーミス騎士団へ対抗するために精鋭を集める傍ら何故かこの世界に居た、
別の世界での有名人をスカウトしたりなどもしていた。

何故か元凶のクレイズとその一党が見つけられなかったりして割と戦々恐々しているが
今日も夢幻会のいつもの面子は元気です。


レギウム軍特殊部隊

ジャッカル隊
隊長
アラン・クルサード

隊員
グラハルト・ミルズ
レイニー・クルーガー
バロス・ウォード
マックス・ヴェルナー
トニオ・ザナルディ

以下名無し。

ナイトナイン (部隊名出典:ヨルムンガンド)
隊長
イグナチオ・クリヴィーレ
隊員
ヘイデン
ロビン・ストーナー
ルドルフ・ハイマン
以下名無し

グリーンベレー(部隊名出典:アメリカ陸軍特殊部隊群)
隊長
ファビオ・マセッティ
隊員
ゼップ・ジベルノウ
カーリー・ホプキンス
カーレル・シュワンツ

以下名無し

809 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:46:56
タスクフォース141(部隊名出典:COD:MW2)
隊長
ジョン・プライス
隊員
ジョン・ソープ・マクタビッシュ
ゲイリー・ローチ・サンダーソン
ゴースト
ニコライ
ユーリ
カマロフ
デレク "フロスト" ウェストブルック

以下名無し


デルタフォース(出典元:アメリカ陸軍デルタフォース)
隊長
マーカス・フェニックス
隊員
ドミニク・サンチャゴ
オーガスタス・コール
デーモン・ベアード
アンソニー・カーマイン

その他


アルファ部隊(出典元:KILLZONE)
隊長
トーマス・"セブ"・セブチェンコ
隊員
ダンテ・ガーザ
リコ・ヴェラスケス
ショーン・ナッコ
ビリンガースト

その他名無し


特殊警護隊(オリジナル)
夢幻会及び政府の重要人物などを護衛する対ルーミス騎士団及びそれに関する暗殺者専門の部隊。

隊長
“ビッグ・ボス” ネイキッド・スネーク
隊員
リボルバー・オセロット
ドナルド・アンダーソン
デイビッド・オウ
EVA
クラーク
フランク・イェーガー
マクドネル・ベネディクト・ミラー
ソリッド・スネーク
雷電(ジャック)

810 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:47:30
SAA
  • バルデッシュ改
原作でレギウム軍の主力だったSAA。
しかし色々テコ入れしたこの世界だと既に旧式化している。

  • スワッシュバックラー改
原作ではジャッカル隊にだけ配備されていた機体・・・の改修型。
実際には名前だけで中身は原作ではドラグノフが開発していたゼブラである。
高い性能を誇りながら量産機としても申し分ないコストと整備性に収まっており、
現在のレギウム軍の主力である。

  • パラディン
原作MK-54にヤガミ重工との共同開発のもと得られた技術を使い安定性の向上に成功した機体。
現在各特殊部隊用として配備が進められている。

  • 鬼神改
ヤガミ重工との共同開発機体。
原作鬼神を素に火力と機動力の向上を更に図った機体。
異常なほどの追従性と俊敏性が特徴。
一部特殊部隊用に生産されているが生産数は少ない。




その他兵器
  • 超巨大対空レールガン。
エスコンでお馴染みのアレ。具体的にどれなのかは読者諸氏の想像に委ねる。
redEyes原作でSAAに搭載可能なほど小型化されたレールガンが出てきているので
できるのではないかと思いだした。
反省はしているが後悔はしている。


  • 戦車・戦闘機・艦船・銃器、その他諸々
余り詳しく考えていない。
原作より高性能になった物が現行の主力になっていると考えて貰いたい。

811 :トゥ!ヘァ!:2015/03/01(日) 16:49:59  
投下終了。
ほぼ概要だけですが(汗
取り敢えず年表見ればわかりますが同じことの繰り返し・・・どちらもこれと言った決定打がないのが原因。
ドラグノフは数と国力で勝り、レギウムは士気と質で勝る。
しかし両国共そろそろ限界が見えてくる時期が迫った居るので書いてある通り182年中にはどちらかから和平の申し出が出て来る・・・という設定。

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最終更新:2016年08月11日 16:32