834 :影響を受ける人:2016/08/16(火) 18:31:13
弥次郎様の作品を利用させていただいた三次作品です。
キャラ崩壊、キャラ設定強制変更が有ります。
設定を押し付けない為に、パラレルワールドにしています。
そう言った事が苦手な方は、ブラウザバックを推奨します。
そうでない方のみお進みください。



大日本企業連合が史実世界にログインしたようです ‐人々様々‐



――神崎白理【ストレイド】――

わたし、かんざきはくり。
おとうさんがたすけてくれた。
ちがう? う~・・・
けんきゅうじょ・・・? うん、しろいところ。
そこにいた。

わたし、きょうだい、たくさん。
でも、いちばんになれないの、したのこ。いつも、つれて、いかれていた。
だから、きょうだい。すこしずつ、へった。
しろいひと。いつもいたいことする。きらい。だいきらい・・・
でもにげる、できない。

きょうだい、にげる。うまくいかない・・・
いつもつかまって、かえってこない・・・
でも、わたしたすかった。おとうさん、ともだち、たすけてくれた。
いたい、しなくていい。
おとうさん、おかあさん。やさしい♪

わたし・・・ワタシはいろいろ学んだ。
楽しい事。辛い事。悲しい事。難しい事。
沢山学んで、私は考えた。

「自分は何が出来る? 何がしたい?」

わからない。
だから御父さん達に聞いた。

「なにがしたいか・・・か。難しいな。」
「うん。」
「自分は助言できるけど、結局は自分で探さないといけない。」
「なぜ?」
「なぜか。それはね、こうした方が良いというのは飽く迄もアドバイスで、指示や命令じゃない。
 自分の意思で、どうしたいかを決めるには、やっぱり自分で動かいないと。」
「む~・・・」
「頬を膨らませても、これ以上は言えないよ。」

御父さんは困った顔で笑った。
ワタシが出来る事。料理・・・はちがう。
家畜を育てる? メノさんのお手伝いした事ある。
でも、なんか違う気がする。
ワタシは・・・護身用の銃を見て決意した。

「なんだ? 神崎代表の御令嬢が、私に何か御用かな?」
「ワタシは戦闘用に作られた人造人間。」
「・・・しっている。私もお前の・・・お前に関わる依頼をこなした事がある。」
「そうなの?」
「ああ。」
「なら、話は早い。ワタシを鍛えて欲しい。」
「おいおい。それはあの代表が許さんぞ?」
「あの人は、過保護。」

心の中でお父さんお母さん言える。でも、面と向かっては言えない。
だって・・・恥ずかしいから///
ワタシの決断にお父さんはものすごく怒った。
でも許して欲しい。ワタシはどうしてもその方法以外で答えを見つける事が出来ない。
ワタシは・・・

ワタシは・・・・・・
結局殺戮兵器なのだろうか・・・
ワタシは答えを見つけるために、手を血染めに染める。
霞は、セレンは厳しかったけれど、時折優しかった。
一回「お姉ちゃん」って言ってみたら鼻血出した。なんで??

ワタシは誰にも負けられない。
アナトリアの傭兵だろうと、ランク1のオッツダルヴァだろうと。
ワタシは、お父さん達の元に帰る。
絶対に!

「お。神崎代表の娘さんじゃん。」
「UnKnown?」
「おう、どうしたんだ。シミュレーターの前で。」
「これから自主練習。」
「おし! じゃぁ。俺が付き合ってやるよwww」

でも・・・

「え? え? ど、どこ!?」
「ほらほら~ こっちだよ~ん♪」←QB連続噴射で翻弄中

UnKnownとは、

「ひっ!」
「ど、どうした白理? ワタシの後ろに隠れるな!?」
「ありゃりゃ~。ウェヒヒヒ♪」

絶対戦いたくない。

835 :影響を受ける人:2016/08/16(火) 18:31:44
――オールド・キング――

「それでな、リザが俺に対して言うのよ。」
「・・・そうか。」
「いや~ 実際に子供持つまで、いらない何とて思っていたけど、可愛いのよ。本当に。」
「・・・そうか」

娘自慢をメルツェルに散々しまくって俺は離れる。
いやぁ。今日の電話で「お父さん寂しい。」なんて言ったから、思わず誰かに話しかけたくなったぜ。
そんな時にメルツェルに話しかけるんだが、他の連中とは違って最後まで聞いてくれるのが良いね。
ヴァオーは大声遮るし、PQはキモいの撮りだしてくるしな。
ネオニダスは露骨に追い出そうとするしな~。

俺の娘はそんなに可愛くないのか?
いや! この世で一番かわいくて愛しいね!
無き妻の忘れ形見でもあるが、なによりも俺に残された唯一の宝だ。
リザが病気になって、その治療費の為に、クソッたれの企業を潰すためにおれはネクストを駆った。
だが病状は良くならなかった。

俺は・・・ あの時の俺はこの世の全てを恨んでいたと思う。
どうせ人間はいつか死ぬ。なら、諸共殺しても良いだろう?
初戦人殺し稼業なんだから・・・
そう思い始めていたな・・・俺は馬鹿だったから、そんな事を考えちまった。
そんななかで手を伸ばしてくれたのが、日本企業連合だった。

あんまり知られちゃいないが、俺は元レイヴン。その頃からあそこの依頼はよく引き受けていたよ。
差しのべられた手は決して綺麗なモノじゃなかったが、俺はそれに縋るしかなかった。
まだ自然が残っているという日本。変態的技術力のあそこなら、リザは生き残れる!
俺はそれに賭けて・・・買った。それどころか大幅に黒字だった!
なんか不可思議な事象のお蔭で、自然豊かな世界とつながり、自然由来の食品を多く摂ったら治った。

あっけない治り方に俺は当初信じられなかった。
だが病室で、元気にこちらを見返すリザを見て・・・俺は泣いた。
ああ神様。こんな碌でもない俺を・・・俺の娘を助けてくれてありがとう。
初めて神様に祈ったよ・・・ 後にも先にも、その時だけだけどな。
この稼業がひと段落したら俺はリンクスを引退するつもりだ。

リザをこれ以上心配させるわけにもいかないし。クローズプランは成功するだろう。
何せバックに日本企業連合がいて、ゲート?先の自然の物品があるんだ。
あのウィン・D・ファンションだってなびくだろう。
それ以上に切り札が有るって話もある。
リリアナは俺が離れた以上、どうしようもないはずだ。

裏切りの手土産に、強奪していた無人ネクストを日本企業連合に渡してある。
引退後の就職先も決まっている!

「うしゃぁ! リザ、待っていろよ! お父ちゃんは頑張るぜ!」

気合を入れなおして俺は格納庫に向かった。
こうして気合を入れているけど、最近リザが隠し事しているような素振りがあるんだよな・・・
ま、まさか! 恋人が出来たのか!? いかん、いかんぞ。それは! 
ちょうど目の前に真改がいる。
相談に乗ってもらおう!

836 :影響を受ける人:2016/08/16(火) 18:32:30
――リリウム・ウォルコット――

はぁ。最近、王大人がしつこいです。
そんなにリリウムがダン様とお付き合いしているのが気にくわないのですか?

「あたりまえだ。」

地の文に突っ込まないでください、王大人・・・

「そんなに冷たい目で見んでもいいじゃないか。」
「見ますよ。昨日行うはずだったデート。それを潰したのは他ならぬ王大人です。」
「うぐぅ・・・」
「可愛くありません。」

世間一般的な王大人の評価は“冷徹”“陰湿”“陰謀家”でしょうか。
しかし実際は“ヲタク”“勘違い”“寂しがり屋”“絶対幸運”なのです。

「リリウムよ。儂はヲタクではない。遊び心を忘れていないだけだ。」
「では、このプラモデルの山を如何にかしてください。」
「いいではないか。仕事詰もきつい。息抜きは必要だぞ?」
「だからと言って執務室に持ち込まないでください。ここはリリウムも使っているのです。」
「いや、だから「接着剤の匂いがきついのです。」すみません・・・」

睨むとあっと言う間に萎んでしまいます。
始めたあった時は恐ろしい御方だと思ったのに・・・
実際にご一緒に過ごしてみると、もうどうしようもない御人でした。
向上心は御有りなのですが、何といいますか・・・
何時も結果が斜め上になる・・・と言えばよろしいのでしょうか?

実際リンクス戦争時も、本社にたまたまいなくて助かり、そのままなし崩しに掌握したそうです。
責任感が強かったので、何でもかんでも自分で行った弊害なのですが・・・
王大人は本当に中華系なのでしょうか? なんだか一昔前の・・・いえ、今現在も変わらない日本人に見えます。
それはそうとダン様です。
付き合い始めたのはシミュレーターで、一撃を貰った事ですね。

最下位という事もあって、当初は・・・存在を知った当初から侮っていたのです。
ですが、泣き言をいいながらも一撃を加えてきて、コクピットを狙える位置に遷移して負けるとわかり、呆然としていたのですが・・・
なぜか攻撃をしてきませんでした。だから反撃で撃墜できたのです。

「あの・・・」
「うぉ! な、何だ。姫さんか。」
「姫、ですか?」
「ああ、BFFの御姫様で有名なんだけど。知らない?」
「リリウムは知りません。」

王大人の過保護のせいですね。どうにもこうにもリリウムはアイドルみたいな立場になっているようなのです。
リリウムはリンクス。人の命を奪い取る仕事をしているのに・・・

「そうかぁ。でも、姫様って感じじゃない。御令嬢みたいにみえる。」
「同じだと、思われますけど・・・」
「まあまあ。あ、そうだ。訓練に付き合ってくれたお礼に御馳走するよ!」
「いえ。大丈夫です。」
「頼む! カニスの野郎に自慢してやりたいんだ!」
「えぇ・・・」

837 :影響を受ける人:2016/08/16(火) 18:33:05
動悸が何とも言えません。リリウムは絶句して、そのまま付いて行ってしまったのです。
ですがお店は良かった。
日本企業連合が最近出した御店で、和菓子をメインにした喫茶店。
貴重な天然素材を使用しているというのに、かなりお安いお値段で提供されており、クレイドルの皆様がこぞって買いに来る名店なのです。
ウィン・D・ファンション様もよく購入に来ているとか・・・

「大丈夫なのですか?」
「大丈夫! 先日、日企連の依頼をこなして、ついでに割引券と優待券を貰ったから。」
「リリウムは初めて食べるので、楽しみです。」
「実は俺も。」

今思えば男性と、歳近い御方と話すのは初めてでした。
更にいえば、リリウムは富豪と言える資産を有し、BFFの象徴です。
庶民ともいえるダン様との付き合いは新鮮で、とても楽しい一時でした。
それから頻繁にお食事に誘われて、先日、遂に恋人としてお付き合いを始めたのです///

「おお、あのヒーロー君に彼女が・・・ ワタシも欲しい(ボッソ」

メイ様にからかわれて、

「おめでとう?」
「付き合うのは良いが、戦場に私情を持ち込むことのないようにな。」

白理様に祝福を受けて、セレン様に忠告され。

「なぜだ! リリウム、お前まで儂から離れて行くのか?!」
「メアリー様は、平常時でも御付き合いしていたと聞いていましたが?」
「何時もツケドンにしていたんだぞ! まさかあそこまで深い仲になっているなんて知らなかったんだ!!」
「それ、ツンデレと言う物ですね。リリウムはメイ様から教えてもらいました。」
「儂にはツンツンしかなかったぞ!」
「セクハラばかりしていたからでは?」(呆れ
「しかも通信で惚れ気をばら撒き! 挙句に『王大人。私、撃ち落とされちゃった♡』なんて言ってぇぇぇぇ!!」(血涙号泣
「・・・」

王大人。子供が出来ない体になった事は同情いたします。
しかしながら、そう縛り上げようとするから出て行くのだと、リリウムは思うのです。
後、変な声で哭かないでください。リリウムの耳が腐りそうです。

「所で、日本企業連合との協力ですが・・・」
「うむ。とりあえず表面化せずに裏のみで行うつもりだ。
 我がBFFの商品も購入してくれているし、下手に敵対するのは得策ではない。
 フリーのリンクス。傭兵部隊といった面々に対し、あ奴らは高い支持を得ておる。
 現状はこのままでいいが、奴らが最近策動している事を何としても掴みたい。
 リリウム。」
「はい。王大人。」
「協力要請があればお前を派遣する。」
「わかりました。」

こうやって真面目に仕事をしている時は、とても尊敬できるのですが、長く続けられないのですよね・・・
しかし、日本企業連合。
かの企業群は最近輸出に関して自然由来の商品が多くなっています。
リリウムも使用していますので、ココは仲良くなっておきたいですね。
それに、白理様と敵対なんかしたくありませんし。




以上です。
好きなキャラだと長くなるな・・・

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最終更新:2016年08月20日 08:55