232 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:00:38
ACネタ 日企連二次創作

第二次リンクス戦争後の企業の変化


第二次リンクス戦争後世界は劇的な変換を迎えた。
開かれた宇宙。勝者と敗者に分かれ躍進するか、衰退した企業。
広がった支配地域等々。
様々なものが戦前とは変わり、進みだしていった。

その中で勝者となった各企業は今まで以上の支配領域を獲得したが、それと同時に
広がった支配地域の安定に力を割く必要があった。
また戦争からの復興と新たな市場として開かれた宇宙への投資もあり、今までの企業のみでは到底手が足りなくなってきていたのである。

だが広がった市場、新たな兵器とこれらの波に乗る者たちがいた。
ご存じだろうか。基本名が知れているのはネクスト技術を持っている超企業であり、その下には参加として幾つもの大中小企業が存在していることを。
更にその中にはネクスト系の技術で持っていないだけで企業体力としては大企業に劣らない会社も少数ながら存在していうということも。
これら今まで名の売れなかった会社はV・Ⅵ系シリーズの発表と新市場の獲得により各地で新たに立ち上がることとなる。

無論四大企業と比べようもない規模であるが、彼らは確かな実力を伴った集団であった。
また、こうした動きに対し既存の超企業とも呼べる四大企業は静止するどころか後押しをした。
自前の勢力内で傘下企業が躍進するならむしろグループの活性化に繋がり、むしろ新たな大企業の誕生を祝福する動きが大半であった。


ここでは主に各企業の動きと新たに頭角を現してきた新企業を紹介する。





○V系およびⅥ系AC
新たに日企連が送り出した戦後モデルの非コジマ系AC。
特徴としてはV系が小型で生産性・整備製共に良く、使われている技術も目新しいものが少ないため今まで中小に甘んじていた企業や技術的に劣って影の薄かった傘下企業、民間企業などが積極的に開発競争に参加している。

Ⅵ系は10m前後と多少大型で使われている技術も高度なものが多いため開発競争に参加するのは既存の大企業が多いが、一部の技術と企業体力に自信のある会社が開発に名乗りを上げている。

○四大企業
日企連、GAグループ、BFF、テクノクラートのことを言う。
ネクスト系技術を持ち、AFの開発・生産も行える超企業のことである。

233 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:01:24
○日企連支配地域

新たにインドという一大市場を手に入れた日企連であったが、戦災復興と宇宙進出、新兵器開発、新秩序構築などに追われ新市場へは十分な手が回っていないのが実情である。

だが、これを好機と捉えた幾つもの中小・下請け・新興企業がここぞとばかりに新市場へと飛び出していった。
無論既存の大企業もこの動きを察知していたが、彼ら的には既にある市場と新兵器などで十分収益をあげており、新たな風を入れるためにもこれらの動きへの介入は控えている。


○日企連五大企業
ムラクモ・ミレニアム 新三菱 倉崎重工 如月技研 有澤重工
のネクスト系技術を多く有している五つの企業のことである。



○日企連系列新企業

  • 霧島重工
日本に本社を置く重工業系企業。
元は自動車メーカーから始まった企業だが、現在では陸海空三部門を持つ一大企業である。
歴史的にもそれなりの企業であるが、三菱、有澤には及ばない。

企業体力的に日企連でも上位に位置しているが、単純な規模ではネクスト産業にも参加している新三菱には及ばず、技術力としては倉崎や有澤にも及ばないため今一影の薄い企業であった。

軍事系は軽車両系にヘリ、または小型艇、そしてノーマル、MTの生産を主にしている。
また他企業製の主力戦車や戦闘機などのライセンス生産も行っている。

陸海空三部門を持つだけあり技術力は高いがネクスト関係で乗り遅れ、気づいた時には入り込む余地のないほどであったために、民生部門やそれ以外の軍事部門へと進出していた。

現在では新ACであるVシリーズ及びⅥシリーズが登場したため、今まで磨いてきたノーマル・MT系技術が花開き、一躍有名企業に躍り出た。

特にVシリーズへは積極的に投資しており、近々自社製V系ACもリリース予定である。
また同時進行で宇宙産業にも進出しており、コツコツと鍛えてきた企業体力が活かされている。

目下の課題は宇宙産業及びV・Ⅵ系シリーズなどの技術において日企連五大企業に劣っている点である。



  • 東亜重工
国家解体戦争以前より存在する統合企業。
主に重工業系とIT系に強い。
戦前からノーマル系ACの生産・開発を行っていたが、当時の企業上層部における政治的なゴタゴタにより国家解体戦争後はネクスト市場に乗り遅れ、市場参加を見送った。
現在までは霧島同様ノーマルやMTなどの通常兵器の生産で技術を磨いてきた。

霧島と違う点は東亜には独特の雰囲気が存在しているということ。
つまり如月同様マッドの集まりということである。
特徴としては職人芸的な精度を誇るパーツや武装を開発・生産しているという点である。
バーテックスに所属しているレイヴン達からは「日企連のBFF」と呼ばれるほどの精度を誇り、東亜製のノーマルACのパーツやライフルは高い評価を受けている。

他企業と違い比較的参加しやすいVシリーズではなく10m代のⅥシリーズの方に興味をしめしており、親交のある如月技研や有澤重工などに提携を申し入れている。

今後の課題としてはV系列よりも技術的に難しいⅥ系列に参加したことによる投資の増大とネクスト系技術で培った技術を有している企業との強烈な競合関係にさらされるという点である。

234 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:02:08
  • サカタインダストリィ
製薬会社が前身の総合企業。本社は日本。
その特異な経緯から義体系技術に秀でており、サカタ製の義手や義眼は高い評価を得ている。
また軍用義体においても高い評価を受けており、サカタの義手や薬品に世話になっている軍人やレイヴンも多い。
AMS系技術が禁止された昨今では医療系企業として今まで培ってきた技術をフルに活かしており、高い業績をあげている。

またかの有名な如月技研と技術提供を行っており、双方の共にマッド(技術者)の派遣が行われている。

現在ではV系シリーズと新市場(インドおよび宇宙)への積極的な参入により業績が上昇。
法的に許されているAMS系技術を用い、機体のカメラやレーダー、武装などと連動した新型軍用義体を研究中。

今後の課題としては新興企業故の企業大陸のなさと尖り過ぎている故の技術のバラつきをどう補うかである。
最も本人たちは余り気にしていないようだが……



  • パペール
東南アジア最大の工業・IT系の新興企業。
本社はシンガポールにある。

ノーマルACの武器製造の下請けから始まった企業であったが、近年は地道に積み重ねてきた技術が花開き東南アジア系企業としてはトップに位置するまで成長した。

主にノーマル・MT、それらの武装の生産などを行っていたがVシリーズ発表において、
これに飛びつき開発競争に参加。
現在は新三菱やムラクモ・ミレニアム製のV系ACの製造を行い機体開発のためのノウハウを習得中である。
既にV系武装においては自社開発を行っており、バーテックスを通して幾人かのレイヴンに実戦試験を請け負ってもらっている。

今後の課題としては新興企業故の企業体力をいかに補っていくかと、他の企業と比べてACの機体製造技術で一歩劣っている点をどう解決していくかである。



  • ジェイドメタル・ライマン
オーストラリアに本社を置く重工業系企業。
重工業系企業ジェイドメタル社と当時新興企業だったライマン社(英系工業系企業)が
国家解体戦争後に合併し、誕生した企業であり、三桁単位の歴史持ちが多い日企連系列企業としては新しい方である。

日企連五大企業を除けばオセアニア圏最大の企業。
主に戦車やノーマル、MTなどの通常兵器の下請け生産を行ってきた。
V系シリーズの登場により、これに積極的に参加。
他の企業と同じく下請けで培ってきた技術を使い、自社製V系ACの開発を行っている。
またジェイドメタル製のノーマルAC系武装やパーツは戦前から高い評価を受けており、レイヴンにも愛用者が多い。

課題としては他企業にも言えることだがネクスト系技術で後れを取っていたためこと
最新鋭のAC技術において日企連五大企業より一歩劣っている点である。



  • GAJ(Global Armaments Japan)
第二次リンクス戦争後に頭角を現した企業ではないがここに記す。

名前の通りGAの日本支社である。
設立時期は国家解体戦争後であり、ネクスト系技術で劣っていたGAが日企連との提携を深めるために設立した会社である。

主にGAグループ製品を取り扱っている。
独自の製品としては如月技研と共同開発した大型鈍器「Gigant(ギガント)」とGA特有の爆発力を活かしたパイルバンカー「GIANTKILLER(ジャイアントキラー)」
主にGA所属or寄りだけど近接装備が使いたい!というリンクスに評判である。

パイルバンカーであるジャイアントキラーは如月監修のもとに開発した装備で、GA特有の火薬を使った爆発力があり、威力が大きいく衝撃力、貫通力も申し分ない。
代わりにリロードが多少長いのとパイルの定めとしてリーチが短い。

ギガント刀身後方に加速用ジェットが装備されており、発動時は予想以上の速度で振り抜くことができる。
リーチは長く、衝撃力があり、PA減退も高いが、PA貫通が低いので使いどころを選ぶ。
どちらも共通する特徴としてはEN消費が低いという点があげられる。
これらの近接装備は今まで碌な近接装備が自社製品に存在しなかったGAリンクスに高い評価を受けたという。

235 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:02:43
○GA支配地域
GAは新たに一部アフリカを手に入れた程度であったが、第一次リンクス戦争からのライバルの殆どと蹴落とし勝ち組につけ、政治的に安定したという点が大きい。

宇宙産業においてはクーガーが積極的に参加しており、高い成果を上げている。
そして数が揃えられるV・Ⅵ系ACの登場により国家解体戦争より企業間でも随一の企業体力を誇るGAはこれらの大量運用を可能とするなど戦前よりも己の得意分野を発揮しやすい状況であった。

無論課題も残っており、技術力で日企連、政治力でBFF、ロケット技術でテクノクラートに劣っており、それらをどう補うかが今後の課題である。
また宇宙産業進出と北南米の戦後復刻のため新たに得た支配領域への進出が遅れ気味という点もある

前者においてはこれからの長期的な課題であり、逆に言えば企業体力では上記の三社全ての上を行くという強みを持ち、参加企業のクーガーやMSACもそれぞれの技術で劣っているわけではない。
また後者においても日企連同様新たな新規企業が立ち上がっておりGA本社はこれらを大きく後押しし、新市場においての進出を進ませる算段である。

現在では日企連からライセンス生産したV・Ⅵシリーズをもとに独自の自社製品を研究・開発中であり、遠からず市場に登場させる予定である。




○GA系新企業

  • アナハイム・エレクトロニクス社
本社を北アメリカ、カリフォルニアにおく電気・電子機器をメインとする総合企業である。

比較的大きな企業ではあったが、電子機器系でMSACに及ばなかったため後塵を拝していた。
主にノーマルやMTなどにおいての電子機器の生産や、MSACの下請けなどを受けていたが、V・Ⅵシリーズの登場によりこれらへの開発競争へ参加を表明した。

MSACよりも電子機器関連は劣るが、長年の下請けで培ってきたノーマル系ACの技術的ノウハウは侮れず、独自の自社製Vシリーズを研究中である。
またⅥ系ACにも興味を示している。

今後の課題としては大企業と比較しての企業体力と技術力に劣っている点である。

236 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:03:24
  • ディアブル・アビオニクス
国家解体戦争後に設立された新興系総合企業。
制御系コンピューターや各種センサーに高い評価を持ち、その他ノーマルやMT、
通常兵器の生産からノーマル系ACのパーツ及び武装の開発も行っている。
Vシリーズの発表によりGA本社に遅れるなとAC開発に本格参戦。

様々な兵器を生産していた経験が幸いし、基本的な技術力とノウハウは持っており、
今後のAC開発に期待されている。

課題としては新興企業故の企業体力のなさとGA本社などの大企業と高度技術で差をあけられている点である。







  • アームズ・テック社
シアトルに本社を持つ重工業系企業。
国家解体戦争前から存在しており、基本的な企業体力が高かったためGA製パワードスーツやノーマルAC、航空機などの下請けを受け持っていた。

また戦前よりノーマル系ACの武装開発に取り組んでおり現在においてもレイヴン達からはアームズ・テック社製のレールガンなどは高い評価を受けている。

他の下請けに甘んじていた企業と同じくV系ACの登場に伴い開発競争に参加。
GA本社からの後押しもあり、現在自社製のV系ACを開発中。

課題点としては他の企業よりも電子機器系が多少弱い点である。
このため同グループに属するMSACへと技術提携を交渉中である。

237 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:03:58
○BFFの支配地域
欧州の覇者へと返り咲き、アフリカの多くも手中に収めたBFFであったが、
ヨーロッパの戦災による荒れようはGAや日企連の支配領域の非ではなく、復興に
苦難している。

また現在BFFを纏めている王小龍が高齢でありながら、これといった政治的な後継者がいないため問題となっている。

このように前途多難な道のりであるが、AFにおいては新たに量産型マザーウィルともいうべきスピリット級を開発・生産し、未だ反抗的なインテリオル及びオーメルを牽制。
更に新たにローゼンタールとアルドラを傘下企業につけて企業体力の回復を図っている。
またこれといった傘下企業が少ないことからテクノクラートに次いで、他企業(主に退社となった旧企業連)からの人員の引き抜きと、新興企業の誕生を後押ししており、
現在の風潮を良しとしている。

GA同様V・Ⅵシリーズをライセンス生産しており、そこから技術を学んでいる。
現在においてはGA同様遠からず自社製のV及びⅥシリーズを発表できる見通しである。



○スピリット級
GAからの独立を果たしたばかりでAF戦力が心もとないBFFが開発した量産型AFである。
名前からわかる通りスピリット・オブ・マザーウィルの小型量産モデルであり、マザーウィル譲りの火力を誇る。
小型化したため生産性が高く、既に3号機まで生産が進められている。
またマザーウィルに存在していた砲台の破壊による誘爆という弱点は各機能をブロック化することにより対応している。

本機は未だ反抗的なインテリオル、オーメル及び反BFF的な旧企業連残党などに対しての牽制目的とBFFのAF戦力を補うために建造された。


BFF系新企業

  • シュネッケ
ドイツの本社を置く老舗企業。
元はローゼンタール傘下の企業であったが第二次リンク戦争時の敗退によりBFFからの支援のもと独立した。
国家解体戦争前から続く息の長い企業であり、解体戦争後は主にノーマル、MTなどの通常戦力の生産を行っていた。

また戦前よりノーマル系ACのパーツや武装の生産を行っており、バーテックスのレイヴン達から高い評価を受けている。
独立に伴い真っ先にBFFの傘下に馳せ参じた企業であり、V系シリーズの開発にも積極的に取り組んでいる。

特徴は長年のノーマルAC製造により蓄積してきたデータをもとに作るマニピュレーターやオートバランサーであり、その精度は流石BFFの傘下企業であると言える。

また上記の通りV系ACの開発にも積極的であり、BFFからは期待されている。

目下の課題は独立したばかり故に企業体力の面で不安を持っていることと、AC関連の
新技術に関して他社よりも劣っていることである。

新技術関連に対してはBFF本社自体から技術提供を持ちかけられている。
また独立した経緯から同じBFFグループの傘下企業になったローゼンタールとは仲が悪い。

238 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:04:34
  • バザルト
イタリアに本社を置く総合企業。
もとは自動車メーカーから発展した企業である。

例に埋もれず老舗企業の一つであり、元はレオーネメカニカの傘下企業であった。
第一次リンクス戦争後はレオーネメカニカとメリエスの合併によりインテリオル・ユニオンの傘下となる。
その後第二次リンクス戦争終結と共にインテリオル・ユニオンからBFFの支援のもとで独立。

現在ではBFFの傘下企業の一つである。

老舗企業特有の高く安定した技術力を持っており、主にノーマル、MT、通常戦力などの生産を受け持っていた。
また戦前からノーマルACの武装を開発しており、こちらは高耐久で安定していながら
コストパフォーマンスが高いマシンガンなどが有名である。

現在ではシュネッケ同様V系ACの開発に積極的であり、BFFから期待されている。

課題は同じく老舗と言っても独立したばかりのため企業体力に不安が残る点と、新技術に多少疎い点。

こちらはシュネッケ同様BFFから技術提供を受ける予定である。



  • センダー
イギリスに本社を置く新興企業。
国家解体戦争前に設立され、それ以来BFFに付したがってきた傘下企業である。

主に航空機部品生産業から発展してきた会社であり、ミサイル系の電子機器と航空機系のエンジンを得意分野としている。
BFFの戦闘ヘリ043AF200のエンジンはここが開発した。

またしばしば特異な兵器の開発を行うことで有名であり、ノーマルACにおいては特徴的な見た目のパーツを開発していたことで有名である。
いわゆるBFFにおいてのマッド枠。
レイヴン達やBFF本社からはセンダーイズムと呼ばれている。

センダー者も他企業と同様BFFの支援のもとV系ACの開発を行っているが、
他と違い大型兵器の開発にも積極的である。

マザーウィルの量産型であるスピリット級のアイディアは実はこの会社が提示した。

課題としては新興企業故の企業体力の不足であるが、それ以外は技術的にも及第点。
目下の不安は彼らの特有のセンダーイズムがどこに向かっていくかということである…



  • アクタイオン・インダストリー社
トーラスとインテリオル、オーメルの三社からプラズマ、レーザー系兵器に携わっていた技術者を部門ごと引き抜き、支援付きで独立させた企業。
主にBFFがまだ手の足りていないエネルギー兵器関係を補うために設立された。
三社の持つエネルギー系兵器のノウハウをそのまま引き継いでいるため高い技術力を誇る。

課題として三社の部門の合併会社という新興企業なので企業体力が低い事と、まとまりに欠けること。
現在はBFFが監督しながら、V・Ⅵ系ACで運用するエネルギー兵器を開発中である。

独立した関係上トーラス、インテリオル、オーメルの三社と仲が悪い。



  • ローゼンタール
新企業ではないがここに記す。
第一次ではオーメルに下剋上され、第二次では遂にBFFの傘下と順調に没落街道を進んでいる。

元は企業連に名を連ねた一大企業であったが第二次リンク戦争において敗北したことにより、
ネクスト戦力やAFの保有制限や開発が禁止され、その結果軍事的能力を抑えられたこともあり、
業績が急激に悪化し、企業体力が激減。
にっちもさっちもいかなくなり、BFFからの甘言にあえて乗り傘下企業となった。

一応BFFが監視役をしていることもあり、制限や禁止事項は多少緩和された。
変わらずAF開発や新たに登場したV・Ⅵ系ACの開発も制限されているが、
持ち前の技術力と世俗的認知度も高さを上手く使い復興の最中である。

戦争に負けたため独立した元傘下であるシュネッケとは同じグループでありながら仲が悪い。



  • アルドラ
新企業ではないがここに記す。
元はローゼンタール同様企業連に名を連ねた大企業であったが、第二次リンクス戦争で敗れたため落ちぶれる。
こちらも戦後の戦力保有制限や開発禁止令によりにっちもさっちもいかなくなった末にBFFの傘下となった。

AC開発は禁止されているが持ち前のアクチュエータ複雑系技術をいかし、V・Ⅵ系ACのパーツ生産下請けをしている。

239 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:05:16
○テクノクラートの支配地域
アルゼブラやオーメルへ見事下剋上を果たし、四大企業の一角となったテクノクラートであったが、その実態は技術に全振りしすぎたせいもあり、統治企業としてはまだまだ新米であり、アルゼブラ、オーメルから継いだ支配領域も不安定な地域が多く、治めるのに四苦八苦しているのが現実である。

しかし、持ち前のロケット技術により日企連に次いで宇宙進出が進んでおり、またAC関連などの足りない技術は元親会社(アルゼブラ)とその提携先(オーメル)から、なりふり構わない引き抜きを行い戦前とは比べ物にならない大躍進を遂げている。

また、他の旧企業連系の企業において部門ごと引き抜いて支援のもと企業として独立させるという荒業により傘下企業を増やしている。

目下の戦力不足解消のために日企連、GA、BFFからそれぞれ戦力を輸入している。
またV・Ⅵ系ACにおいても、その導入や開発へ積極的な姿勢である。
そのため他の企業と同様日企連からVシリーズとⅥシリーズをライセンス生産しており、
ノウハウを吸収中である。

下剋上を果たした関係上アルゼブラとオーメルから恨まれているが当の本人たちはどこ吹く風で受け流している。



○テクノクラート系新企業
※共通してどこも独立したてか、中小企業なので基本的な企業体力が低い。
これらは共通した今後の課題である。

  • ドミートリ重工
元はテクノクラートと同じロシアの国営企業を母体として誕生した下請け企業である。
他の中小企業と同じくノーマルやMTなどの通常戦力を生産していた。

テクノクラート独立後はその傘下企業として共にアルゼブラから独立。

ノーマルACの武装も開発・生産しており、バーラット隊のショットガンやパイルバンカーを生産していたのはこの会社である。



  • テルアビブ社
元はオーメル傘下の企業だったのを会社ごとテクノクラートが引き抜いた。

主に航空機関連の技術と飛行型ノーマルに関するノウハウを所持している。
そのためV系ACを輸送する多目的ヘリやⅥシリーズの航空制御関係で強い興味を持っており、
現在それらの技術に関してテクノクラート本社と共に共同研究中である。



  • ワルター社
アルドラから引き抜いた部門を独立させた企業。
独立前は主に爆発物関係を扱っていた部門であり、アルドラ製のグレネードやバズーカを開発したのはここ。

現在はVシリーズ用に手直しした小型版のグレネードとバズーカを生産している。
独立した関係上元本社であるアルドラと仲が悪い。



  • スピリット社
トーラスとインテリオル・ユニオンから引き抜いた部門を合わせて独立させた会社。
主に巨大兵器の製造部門に勤めていた者たちが多く、旧GAEのGAEM-QUASARや
アクアビットのウルスラグナ、レオーネメカニカのフェルミなど開発したスタッフも所属している。

主にテクノクラートに不足しがちなAF戦力を補うために引き抜いた部門であり、
現在はテクノクラート独自の新型AF開発に取り組んでいる。

昔と違いコジマ系技術は使用できないものの、逆にそれが燃えるらしく様々な案を出しては連日論議している。
テクノクラートにおけるマッド枠になる予定。

独立した関係上トーラス、インテリオル・ユニオンと仲が悪い。



  • イクバール社
アルゼブラの旧名であるイクバールを継ぐ会社。詳しくは新生イクバール社。
第一次リンクス戦争時とは違い今度はテクノクラートの傘下企業である。
主に第二次リンクス戦争において敗退したアルゼブラを見限った人々で構成されており、
食糧関係の技術と軽量系機体に関するバランサー技術に秀でる。

V系ACの開発にも積極的であり、テクノクラート本社と共に自社製V系AC開発に邁進している。
見限り独立した関係上アルゼブラとは仲が悪い。

240 :トゥ!ヘァ!:2016/09/10(土) 09:06:20
投下終了 以上です。

wiki掲載はOKです。

独自設定や穴開け設定が多いですが、そこは笑って受け流してくれると嬉しいです。

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最終更新:2016年09月12日 08:56