598 :霧の咆哮:2016/09/11(日) 23:13:31
大日本企業連合が史実世界にログインしたようです支援ネタ 台詞集その12(霧の咆哮ver)

「奴は目溢しできるラインを越えた。そろそろ消えて貰うとしよう」

ー淡々と、鬼武蔵の死刑執行と言うべき作戦実行を指示する夢幻会員。
日企連にはあのようなリンクスは不要であった。

「ふん、あんな名ばかりのオリジナルの、粗製風情に私は負けんよ。貴様は戦闘後の一杯を何時ものように用意しておけば良い」

ーそう傲慢ながらも誇り高く従者に告げたサー・マウロスクが、出撃した基地に戻る日は訪れなかった。

「霞ぃ、スミカぁ……貴様は、貴様には、貴様にだけは……私は負けられ、負け、け、げほっ! がはっ! 負けぇぇ……!」
「……」

ー精神的に病んだ末に無理をし続け、コジマ汚染や別の病にも蝕まれたヘンリー・エイヴリーは最早限界で、敵の目の前でまともに話すことも、動くことも出来なくなった。
霞スミカは言葉をかけることもなく、ただ無言で彼女に手向けの一撃を見舞った。

「……これもリンクスの業か。救われんな、貴様も、私も」

ー二度と動かなくなったカットラスの前で呟くスミカ。

「『BFFの女王』等と持ち上げられたせいで調子に乗ったか。所詮は首輪付きの雌猫の分際で」

ー冷徹にプロメシュースのコアに脱走防止用の爆弾を仕掛けるように命じる、反日企連派BFF幹部。

「さて、調子に乗ってるのはどちらなのやら」

ー誰ともなしに独り言を言い、反日企連派のBFF幹部陣がクイーンズランスに固まるように誘導する王小龍。

「一対一でメアリーを殺さずにプロメシュースを撃破した上で、このような芸当をこなすか。ここまでヤレるなら、認めてやらんでもないな」

ー不機嫌そうながら、どこか娘を送り出す父親のような顔をしている王小龍。
その手には弾丸に込められていた請求書が握られていた。

「おっさんのツンデレなんて誰得なんだ」
「あの人は、こういう方面では昔から不器用な方だったから」

ー憮然とした表情の虎鶫を、苦笑でフォローするメアリー。
彼らの結婚式当日。
匿名で祝電が届くと同時に、メアリーの口座に以前虎鶫が王小龍に請求した額がきっちり振り込まれていた。

「……」
(カタカタッ)

ー静寂に支配された執務室で仕事に集中する王小龍。
彼の私室で普段伏せられている写真立てには、満面の笑顔でウェディングドレスを着こなしたメアリーが写っていた。

「私はGAEに裏切られたのですか、そう……不義理な悪い人達には、主に変わってお仕置きしないといけませんね」

ー入院中に事情を聞かされたメノ・ルー。
その瞳には暗く燃え滾る極炎が渦巻いていた※1

「我らの聖女を捨て駒にしようとした愚か者どもに鉄槌を下せ!」
『おおおぉぉぉぉぉ!!!』

ーGAE報復攻撃に出撃する将兵を鼓舞するGA軍司令官と、気勢を上げる兵達※2

「……良く、メノと結婚出来たなローディー」
「……正直言えば、リンクス戦争で多大な戦果上げて新たな英雄と宣伝されていなければ、危うかったかもしれん。メノと結婚したことに後悔なんぞ一切してないが」

ー後年の宴会の席にて。
遠い目で自分とメノが結婚するまでのドタバタを顧みるローディー。

「うぅ、メノ……」
「うぅ、メアリー……」
「……」
「……」
(グッ、ガシッ)

ーBFFがGAの傘下に収まった後。
何処かの飲み屋で、かつてメノファンだったGA社員と、かつてメアリーファンだったBFF社員が魂で理解し合えた瞬間である。

※1聖女と呼ばれるほどに優しい彼女でも、流石に味方の筈の企業に裏切られ、自分の命を、仲間の筈の日企連のリンクス共々脅かされたら、怒らないわけもなく。
リンクスとして復帰後は主にGAEやその提携先のアクアビット軍に対し、GA最高戦力として相応しい災禍を齎した。

※2伊達や酔狂でメノ・ルーは『GAの聖女』と宣伝はされておらず、その人気はGA内部で絶大であった。
そんな我らのアイドルを嵌めたと有れば、GA将兵の怒りは察して余りある。

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最終更新:2016年09月12日 09:25