20 :トゥ!ヘァ!:2015/04/04(土) 21:00:27
大陸版フロントミッション

大陸OCU企業群

OCUでは主に霧島、三菱、倉崎、サカタ、イグチ、ヤギサワ、ヴィンスジャパン、ジェイドメタル・ライマン、レオノーラ・エンタープライズ、パペールの十社を指してOCU十大軍事企業と呼ぶ。


「日本企業」


  • 霧島重工
業界一位を誇る企業。
1999年創業。

創業者である霧島忠が創業した自動車工場が前身。
窒素酸化物、二酸化炭素の排出量を劇的に削減した燃料射出装置を作り上げ、これが世界的に普及。後に部品だけでなく自動車メーカーとして発展。
培ってきた技術をもとに爆発的に成長していき、発電装置、船舶、重機などにも手を出していき更に発展。

三菱、倉崎、ヤギサワといった老舗企業を抜き日本製造業のトップ企業へと成長した。

軍事産業への進出は2040年頃と比較的遅いがその技術力により生み出される高い性能と信頼性を兼ね備えた兵器は評判が良く、OCU業界で瞬く間に広まった。

ヴァンツァー開発でも頭角を現しており炎陽シリーズや陣陽シリーズは日本だけではなくOCU加盟国や輸出先のインド、アフリカ諸国などでも好評。

支援ポッドを初めて実用化した企業としても有名である。

現在OCU企業群ではトップのシェアを誇る。





  • 三菱重工
日本でも古い歴史を持つ企業。
現在業界二位。

1884年に前身となる長崎造船所が始まり、1934年に分割されていた幾つかの事業を統合し今の形の元となる三菱重工業に創設された。

2000年代初期までは日本でトップシェアを誇っていたが当時の経営者による癒着疑惑とそれによる経営不振により霧島重工に抜かれ日本トップシェア企業の名を奪われる。

その後グループ内での改革も済ませ、経営も安定。業績も上向き傾向となっている。
現在では各業界にて霧島グループと熾烈な争いを繰り広げている。

一時兵器関係でもシェア奪われていたが現在では主力戦車、一部大型艦船などで三菱製の兵器が採用されシェア奪還。当初と比べ大分追いついてきたと言える。

ヴァンツァー関係は霧島より遅くに参入したゆえに一歩劣る形となっている。
販売している機体には安価だが丈夫で扱いやすいことで有名な轟雷シリーズやそれを安価なまま発展向上させた漸雷シリーズなどがある。
主にOCUの中でもジャングルや泥地などといった過酷な状況下で機体を運用しなければならないベトナムやラオスなどの東南アジア諸国に好評。

現在は新型である輝鎚シリーズを開発中。

21 :トゥ!ヘァ!:2015/04/04(土) 21:01:02
  • 倉崎
日本古参企業の一つ。マッド枠その一。

長年三菱と激しい鍔迫り合いを繰り広げてきたがここ最近は新たに現れた霧島やサカタといった新興企業とヴァンツァー関連で業績を上げているオーストラリア企業群に押され気味であった。

最近企業内で改革を行い初期の頃のようなマッド気質に戻り、あの頃のような情熱的な製品を送りだしている。

一時期霧島などの新興企業に長年独壇場であった航空機関連のシェアを奪われがちだったが2070年代になり主力戦闘機のコンペに勝利しシェアを奪還した。
現在新コンペが開催されており、日本防衛軍主力戦闘機の座を巡り、霧島、三菱と激しい競争が起こっている。

ヴァンツァー関連へ三菱や霧島ほどの体力がないこと、会社の方針が航空機シェア奪還に向かったことにより武装関連の参入までに留まり近年まで機体開発を含む本格的な参入は見送られていた。

2070年代における日本防衛軍主力戦闘機コンペでシェア奪還がなったことによりWAP業界に本格的に参入。
2075年にWAP部門を設立。多くの予算が投入されている。
現状手探り状態であり機体の評価は余り高く無い。

しかし送りだされた武装やパーツの評判は高く、
常用ジェットパックや輸送用高機動ジェットパックなどをOCU企業として初めて送りだした会社でもある。

自社WAPの特徴は航空機関連の技術を盛り込んだ高機動な近距離戦向きの機体が多く、撃震シリーズや瑞鶴シリーズ、吹雪シリーズなどが存在する。

最新である不知火シリーズは高機動・高性能な機体であったが拡張性が低く初期型の生産数は多く無い。

現在不知火の不備の諸々を改善したⅡ型と評判の高かった吹雪シリーズを下地とした機体の二種を開発中。




  • サカタインダストリィ
前身が製薬会社である珍しい企業。マッド枠その二。
創業は2070年。

前身の坂田製薬がWAPメーカーのハイネマンインダストリィを買収し設立させた企業。

WAPメーカーとして他社に後れをとっていたがイグチ社との技術提携を機に各種パーツの製造や機体開発に着手。
軍事企業として急成長を遂げた。

製薬会社だった経験を活かし、各種バイオテクノロジー関連が得意。
製薬会社時代からサカタが販売する各種義手や義足、義眼などは民間評価が高く、軍用の義手や義眼なども軍に卸している。

販売している機体には65式シリーズや90式シリーズ、Type 11シリーズ、
イグチ社との共同開発の末生まれた100式シリーズなどがある。

22 :トゥ!ヘァ!:2015/04/04(土) 21:01:54
  • イグチ社
ヤギサワ重工の下請企業として創業し、その後独立。
現在ではWAP製造にて一角の評価を受ける大企業にまで成長した。

創業は1953年。古参企業の一つ。

主にヴァンツァー関連の武装やパーツなどを開発・製造・販売していたが、サカタインダストリィとの提携を機に機体開発にも本格的に乗り出していくこととなった。

販売機体には99式シリーズや義体化兵士(目や腕など一部を機械化している兵士のこと)用のTシリーズなどがある。

サカタとの共同開発である100式シリーズは各地で高い評価を受けており、現在の100式シリーズは両社の主力商品となっている。




  • ヴィンスジャパン
USNに本社を置くヴィンス社の日本法人。

創業は2054年。

主にヴィンス社が生産を行っているUSNの機体やパーツ、兵装をOCU諸国へ販売している。

高品質なミサイルやロケットに定評がある。

近年本社であるヴィンス社の経営の悪化の情報を受け、ヴィンスジャパン経営陣は本社の買収を計画。
しかしUSN政府や大手企業であるディアブル・アビオニクスによる妨害の可能性が高いことが予測され、買収はコンピューター部門と評判のあるミサイルやロケットなど一部兵装部門のみに限られた。

買収による資金繰りにより一時経営が悪化したが現在は持ちなおしている。



  • ヤギサワ重工
創業は1949年。古参企業の一つである。

大型飛行艇を製造していた日本の航空機メーカーが前身であり、後に産業機械や車両系などの分野にも進出していった。

現在は新興企業群に押され気味だが装甲車両や一部大型航空機の分野に関しては未だ劣っておらず熾烈な争いを繰り広げている。

ヴァンツァー関連には本格的に参加しておらず、一部兵器を販売している程度である。
初期の頃に関わったくらいだったがその頃丁度よく有澤重工と技術提携を結び、逆に大型機動兵器の分野への積極的な参入を行った。

同社の大型機動兵器の特徴は大型兵器の中でも小型な部類に属しており、踏破性を高めるために多脚を採用している機体が多いことである。


開発、販売した大型兵器にはフチコマ、タチコマ、18式、HAW-206、有澤との共同開発した霧積、など。



  • 有澤重工
創業2000年。

新興企業の一つ。元は三菱の下請け企業だったのが独立したものである。

主に軍用車両とヴァンツァーの装備を開発、製造している。
送りだした兵器が頑丈なことが有名であり、ヴァンツァー用の装備としては大小グレネードが特に評価が高い。

近年、ヤギサワ重工と技術提携。大型機動兵器の開発に参入した。

主な商品はヤギサワと共同開発した霧積、それを素に自社でアレンジした車懸、完全自社製の大型兵器雷電など。




  • キサラギ社
創業は2002年。マッド枠その三。

サカタと同じで製薬会社が前身の珍しい企業である。

ヴァンツァーそのものの開発は行っていないがそれ用の兵器やFCS、ジェネレーターなどの開発を行っている

現在ではヴァンツァーそれ自体の開発そっちのけでヴァンツァーに携行できるレールガンの開発に熱中している。

主な商品はパイルバンカー、打撃にも使える実体盾、火炎放射器、腕と一体になったブレードなど。

23 :トゥ!ヘァ!:2015/04/04(土) 21:02:24
「オーストラリア企業」


  • ジェイドメタル・ライマン
ジェイドメタル社の創業が2027年。
ライマン社を買収しジェイドメタル・ライマンに社名を変更したのが2092年。

O.C.U.最古参のヴァンツァーメーカーであり、OCU業界第三位の大企業である。

ECのシュネッケとUSNのディアブル・アビオニクスがWAWの規格の提案を各国の有力工業メーカーへ行った際、自社生産のよるリスクを警戒したO.C.U.オーストラリアの工業メーカーが共同出資で設立。

設立当初よりディアブル社と技術提携を結んでいる。

この世界では原作のようにアフリカ紛争には参加していないが、OCUヴァンツァーメーカー最古参の名は伊達ではなく、ヴァンツァー部門だけに関しては霧島や三菱以上の実績を誇る。

同社製WAWブラッドハウンド・シリーズはOCUで初めてOCU防衛軍に採用、配備された機体として有名。

バランス重視の設計が特徴であり、同社製のゼニスシリーズなどは配備数最多を誇り、一時期OCU防衛軍(各加盟国の国軍とは別)が配備していたヴァンツァーの約30%(原作では40%)を占めていたほどである。

反面、大型兵器や通常兵器では他社に遅れをとっており、OCU内の市場では霧島、三菱などが主流である。

だが2090年代にECイギリスのライマン社を買収し大型機動兵器に関する技術を入手。
現在グランドガンポート構想に則り各種大型兵器開発に精を出している。

主に販売している機体には有名なゼニスシリーズを始め、初期に開発されたゾラ・シリーズ、軽量・高機動なザイゴート・シリーズ、ゼニスの後継機として売りだす予定のジニー・シリーズなどがある。




  • レオノーラ・エンタープライズ
創業は2021年。

日本とオーストラリアの実業家が共同出資し設立した合併企業である。

ヴァンツァーとその武装の開発・製造が中心だが企業・家庭向けのコンピューターなどの製造販売も行っており、オフィス向けコンピューター「LEORA」シリーズは日本製コンピューターと熾烈な市場争いを繰り広げている。

一時期は欧州製の低コストヴァンツァーに押され気味だったがコンピューター関連で培った技術を素にWAPの姿勢制御演算処理や武器管制システムへの応用することで巻き返した。

近年、日本の霧島重工、ECドイツのシュネッケなどと技術提携を結んだ。

販売している機体にはギザ・シリーズやウォーラス・シリーズ、ゼアレイド・シリーズなどがある。



  • ヴェルダ
創業は2045年。元は自動車メーカー。

質の高い日本の自動車メーカーとの熾烈な争いに磨かれ高い技術力を擁する企業へ成長した。
現在では知名度・技術力・普及率共に高い割合を出している。

軍用車両も製造しており、一般車両開発で培ったノウハウは軍用車両に応用している。

ヴァンツァーは唯一フェザントシリーズを開発したがエンジン出力の問題で装甲が十分でなく余り売れなかった。

しかし同社はこれにめげずにヴァンツァー開発で培った技術も投入し、現在では大型機動兵器の方を開発している。

現在販売している大型兵器は都市制圧任務を意識して開発されたレトリーバーシリーズ。




「東南アジア」


  • パペール
創業は2029年。本社はOCUシンガポールに置かれている。

戦車用徹甲弾の製造からヴァンツァー専用の兵装製造へと変革を遂げた会社。

元はフィリピンの武器・コンピューターメーカーであるソンクラー重工の子会社として設立されたがその後独立。

歩兵用銃器やWAW専用武器弾薬などの製造を経て2040年代にWAP用武器や各種パーツの製造に着手。
着々と技術を積み上げていった。

WAP各パーツの技術提携をECイタリアのバザルト社と結びパラントシリーズを開発。

パラントシリーズで培った技術を使い近い将来にヴァンツァー開発にも本格的に参入する予定である。

24 :トゥ!ヘァ!:2015/04/04(土) 21:06:11
投下終了

一部紹介されていない原作企業があるけど、それらは完全に子会社で標品が被っていたり、
そもそも余り説明がなかったりする会社。

インターゲーンなんてそもそも影も形もございません。

三菱や倉崎、ヤギサワなどの紹介に出てきたオリジナル機体は名前だけであとどんな姿かたちになるかは完全に未定。
考えてないです。

名前はそれぞれフレームアームズ、マブラヴ日本戦術機、攻殻機動隊の多脚戦車、ACd&FAのネクストから取りました。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2016年10月10日 20:53