545 :同志岡田真澄:2016/10/29(土) 10:27:58
おはようございます。昨日、あの後寝ている時に見た夢を基に小ネタを投稿します。

「嶋田さんが邯鄲に挑戦する模様です:1」

1924年某月某日某所にて


「嶋田さん、嶋田さん。少し預かってもらいたい子がいるのですが、大丈夫ですか?」

「子供ですか?まぁ、別に大丈夫ですけど。一体どんな子なのですか?辻さん」

ある日の夢幻会の会合終了後に、我らが主人公こと嶋田は辻にとある頼みごとをお願いされていた。彼のお願いというのは、子供を預かってほしいという事であった。詳しく話を聞いてみると、とあるロシア人の男性から保護した少女が3人いるのだが、彼女たちを預けられそうな候補として嶋田が最有力なので一度伺ったとの事だ。

その話を聞いて彼は辻に保護した理由についても聞いて、すぐに少女たちを保護することを決意した。何故なら少女たちは親の常軌を逸した実験によって、常人と同じような感性や体では無くなってしまったからだ。彼女たちを哀れに思った嶋田は後日、保護している神祇省に出向いてそこで広島弁を話す壇狩摩という怪しい青年から、銀髪な三つ子を引き取り自宅へと連れて帰った。


「さぁ、ここが今日から君たち三姉妹が暮らす家だよ。仕事が忙しくなって帰れない日もあると思うが、これから私は君たちの父親として頑張るからな。えーっと、何て私に名前を呼んでもらいたい?」

「キーラ。キーラって呼んでほしいお父様。そして妹たちの事も同じように、ロムルス・レムスと呼んで構わない」

こうして嶋田さんに養子が誕生した。彼女の名前は{キーラ・ゲオルギエヴナ・グルジェワ}

本来なら「相州戦神館學園 八命陣」と呼ばれる18禁の燃えゲーに登場する敵キャラの一人で、噛ませ犬と化してしまった哀れな少女だ。

夢幻会の企んだ通り、彼は邯鄲と呼ばれる世界でこの養女と共に、慮生を目指す争いに巻き込まれることがこうして決定した。同時に、夢幻会が邯鄲に介入して物語をかき乱すことになるとは、この時嶋田は原作を知らないので全く予想だに出来なかった。

546 :同志岡田真澄:2016/10/29(土) 10:31:25
『次回予告』


「何だここは。自分は自宅でキーラ達を寝かしつけた後に自室で寝た筈だが、どうして鶴岡八幡宮に立っているんだ?おまけにあれはどう見てもキーラだよな…」

ふと気が付けば、嶋田は鎌倉の名所である鶴岡八幡宮の境内に突っ立っていた。おまけにそこは自分が知っている鶴岡八幡宮の境内では無く、様々な攻撃や衝撃波が飛び交う異界と化していた。そんな場所で彼は、最近自分の養子となった少女が、何やら巨大な狼と連結した戦車に乗りながら多くの部下を率いて戦っている姿を発見する。



「なっ!!??どうして…どうしてお父様がここに居るんだ!?直ぐに保護しなければ危ない。我が子らに命じる。私に続けぇ!」

同時に少女も、本当の父親ではないが大事に自分や姉妹に優しく接してくれる義父が居ることに気づき、この場に居る神祇省やべんぼうの攻撃に一般人の彼が巻き込まれたら大変だと、直ぐに配下のロシア帝国軍機甲獣化聯隊・ゲオルギィを率いて保護に向かう。



「ほぉ、あの男が甘粕や辻という男が何かと気に入っている男か。どれ、少しばかり手を出してみるのも面白そうだ」

「へぇ、あれが我が主や僕よりも悪魔らしい男に目を付けられた人間か。少しばかり流石の僕も同情するよ」



それを見て鬼畜父親は嶋田に興味を持ち、悪魔はこれから先彼を襲う様々な出来事や危機を思い、思わず悪魔のくせに人間へ同情してしまう。



「なぁ、嶋田さんだっけ。あんたどうしてその子にお父様呼ばわりされているんだ。もしかしてロリコンなのか?」

「違う。そんなことはないぞ。決して私は幼女好きな性癖は持っていないからな晶君」


後日、何かとべったりキーラ三姉妹に抱き着かれている嶋田に対し、本来の主人公である戦真館のメンバーからはロリコンの疑惑を抱かれてしまう。



「この調子だと、彼もまた柊四四八と同じく慮生の資格を得れそうだな。お前の筋書き通りにな、辻よ」

「はい、全てここまでは順調ですね。この調子で嶋田さんには邯鄲の攻略をどんどん進めてもらわないと」


戦艦伊吹の甲板上で、人間賛歌を謳う魔王と未来の大蔵省大臣が不審な会話を交わす。果たして辻正信は嶋田の味方なのか?それとも敵なのか?一体何を考えているのか?



富永「リトルボォォォイ!ツァーーーリ・・・・ボン↑バッァァァァァ!!ロッズ・フロォム・・・・ゴォ↑ォォ↓ッド!!!」(甘粕の真似)

近衛「この邯鄲なら色々な創作作品の登場人物を具現化できそうだ」(神野という具体例を見て)

フシミン「行け!そのまま死んでも構わないって答えるんだ大杉!」(伊藤野枝の「月が、綺麗ですね」という名シーンを見ながら)


そして密かに邯鄲にちゃっかり紛れ込み、己の欲望の赴くままいつも通り羽目を外す夢幻会メンバー。



果たして嶋田はこの事態をどう切り抜けていくのか


そしてまさか慮生になってしまうのだろうか



阿頼耶「是非とも慮生になってくれないか(涙目)」

四四八「自分からも失礼とは思いますがどうかお願いします。自分だけではこの馬鹿共を抑えきれる自信がない(涙目&顔色真っ白)」

嶋田「嫌です(迫真)」

続く…?


以上です。昨日の書き込みや夢で見た光景を基に製作しました。嶋田さんならキーラを救ってくれると思うんだ。そして彼女も優しい養父の為に良い子になり、いつか誰かが見た夢の世界では、アイドルとなって彼だけのコンサートを姉妹と一緒に開くんだろうな

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最終更新:2016年10月31日 11:39