345: 同志岡田真澄 :2016/12/19(月) 21:02:49
では、時間となりましたので投稿します。
憂鬱世界の未来で発売されるだろうゲーム1

「総統が如く 鷲は舞い降りた」

197x年x月、ヒトラー総統が死去したドイツはおきく3つの派閥によって統治されていた。一つは彼の遺言により二代目総統となったヒムラーとラインハルトら武装親衛隊の一派(実質は傀儡のヒムラーを裏で操るラインハルトの派閥)、2つ目はそれを良しとしないゲーリングやゲッベルスなどナチス上層部の派閥(実質は反董卓軍のように互いが派閥のトップを自称する等バラバラ)、3つ目は国防軍を中心とする反ナチスの派閥、これら3つの派閥によってドイツはその血で塗られた千年帝国を維持していた。一応シュペーアやレーダーなど苦労人たちの集まりという小さな4つ目に当たる派閥(実態は大学のサークルに等しく、飲み会などを開催しているだけ)も存在している。

だが、誰もが絶対なカリスマ性を持つ指導者ヒトラーを亡くしてからは状況は一変し、もはや分裂寸前である。彼によって団結させられていたこの3つの派閥は次第に政治的対立を深めるようになり、互いに何時相手を権力の座から引きずりおろしたり蹴落とせるか隙を伺っており、更にはドイツを破滅させてその隙に自国の利益を得ようとヴィシー・フランスやイタリア、それにイギリスやソ連など周辺諸国も裏で蠢く有様だ。そして第一次世界大戦より怨敵の日本も密かにこれ等の運動を支援して分裂を煽る有様だ。

君はそんな分裂寸前の帝国に住むギムナジウムを卒業したばっかりの男性/女性(性別はスタート開始時に変更可能)だ。貴方の目的はこの3つ+αの派閥のどれかに所属するか、もしくは自分の派閥を組織して、それぞれの派閥の任務を引き受けて達成する事でそこでの影響力を増して様々なボーナスを受け取り、どんどんドイツ国内での影響力を高めよう。そしていつの日かその派閥のトップに躍り出て他の派閥を全て屈服させてドイツの新たな総統閣下に就任するも良し、もしくは信頼できる人間を総統に就任させて自分は大人しく陰から支配する院政を敷くもよし、とにかくこのドイツ第三帝国を支配・導くのが君の使命だ。

なお、君の敵はまずどこかの派閥に所属した場合、その派閥と関係の悪い派閥が敵となる。残念なことに苦労人派閥を除いて3つの大きな派閥は互いに敵対関係となっている。だが、武装親衛隊とナチス上層部は対国防軍の際には一時的に同盟関係となれる。逆に国防軍は苦労人派閥以外は決して同盟関係を結ぶことはできない。初心者は全ての勢力と中立で同盟を結べる苦労人派閥に所属するのをお勧めする。そこを起点にして他の派閥に乗り換えるのがデフォルトだ。逆にこの派閥に所属し続けてトップを握る事に成功したらベテランの証明となる。

そして一番難しいのは、何処の派閥にも所属せずに裸一貫で己の派閥を作り上げ、他の派閥(苦労人以外)を敵に回す覇王ルートだ。このルートを辿ると碌な援護がないので苦労は必然だが、見事総統に就任できた場合には誰もが君をこのゲームのプロと認めるだろう。なので初心者がこのルートを辿るのは決してお勧めしない。

登場する武器は基本的に枢軸諸国の扱う銃火器が中心だが、ストーリーの展開によっては戦車や飛行機など様々な乗り物を取り扱う事も可能だ。更に鹵獲した高性能な日本製の兵器や、癖のある英国兵器など様々な変態&高性能兵器も扱うことができる。

無論、他の敵としては諸外国から送り込まれる工作員とそのシンパが挙げられる。悲しい事に落ち目となっているドイツには同盟国などもはやテキサスしか存在せず、周辺諸国は全て敵か潜在的敵対国家となっているのだ。奴らはドイツ国内で様々な内部工作(盗聴、色仕掛け、破壊工作、暗殺etc…)を働いており、時には敵対勢力の排除に彼らと協力する場合もある。

その工作員の母国として、イギリス、ヴィシー・フランス、イタリア、ソ連(もしくはロシア連邦)、環太平洋連邦(旧カリフォルニア共和国を中心にアメリカ西海岸の州が結成した連邦制国家)、そして一番手強い大日本帝国が存在する。テキサスの援護を受けながらこれ等の諸外国の工作員たちを排除しないと、彼らの工作によってどんどん国内の分裂を進められてしまうので必ず対処する必要がある。なお、北欧諸国はいついかなる時でも中立なので、手を出すと即座に全ての派閥(苦労人までも)を敵に回すことになるので要注意だ。

このゲームの勝利条件は、前述の通り総統になる&影の総統として院政を敷くのが目標だ。逆に敗北条件は操作する主人公の死亡(殺害か処刑)、外国の工作によるドイツの崩壊だ。果たして君は無事この裏切りと殺戮で彩られたドイツ第三帝国の総統に上り詰めることはできるのだろうか!?

346: 同志岡田真澄 :2016/12/19(月) 21:03:40
{追加シナリオ:ダウンフォール(元ネタ:マフィア3)}

貴方は日本人とユダヤ人の血を引くドイツ人で、両親の顔は全く知らず、ドイツ領と化したポーランド・ワルシャワ郊外に存在するカトリック系の孤児院に保護されて育ってきた。周りにはこの孤児院に匿われている劣等種であるポーランド人や、ナチスのイデオロギーに反発するドイツ人など現体制に反抗的な人間が多く存在し、彼らから貴方は実の息子の様に大事に扱われてきた。そして貴方も彼らを家族の様に思っていました。

やがて成人して懲役される年頃になった貴方は、ドイツ国防軍に約5年間在籍して東欧や中東など数々の戦場を潜り抜け、多くのかけがいのない戦友を得た。そして無事に怪我を負う事もなく任期を終えて帰国すると、年を取ったが出征したあの頃と全く変わりない〝故郷の家族”達が出迎えてくれ、無事に帰還したことを祝うパーティーを開いてくれました。貴方も久しぶりの嬉しいイベントに感激し、その日は一晩中飲み明かしました。

しかし翌日の午後、不幸が訪れます。何とナチス武装親衛隊の悪名だかい火器特別行動部隊(アインザッツグルッペン)がこの地区を一掃するべくやって来て、貴方の家族に対し民族浄化を開始したのです。貴方は何とか二日酔いの体を酷使して幸運にも生き延びることに成功しましたが、貴方を今まで育ててくれた孤児院の職員や院長が目の前で銃殺され、その死体を切り刻んで一部(耳や首など)が切り取られたりするのを見てしまいました。
今まで親しくしてきた家族たちもゴミの様に殺され、中には吊るされて晒し者となっている死体もありました。最終的に生き残ったのは僅か2%でした。

貴方は戦友の伝手を利用して何とかドイツ本国へ潜伏して負傷した体を治療すると、祖国ドイツとナチスへの復讐を誓います。そしてその為に貴方は味方を多く作り、現政権への大打撃を与える工作を行う必要があります。ゆえにドイツの弱体化を望む諸外国のスパイや不穏分子と接触して彼らの協力関係を結び、クーデターを起こすための大きな勢力を構築しなければなりません。

その為には彼らが要求する様々なミッションをクリアし、彼らの信用度を高める必要があります。信用度が高まると様々なボーナスを受け取ることが可能となり、他のミッションの達成に貢献できます。

敵はナチス。そしてそれに追従する現体制です。本編の「鷲は舞い降りた」とは違い、今までの味方勢力は敵対関係となり、逆に本編で敵対してきた勢力と友好関係を結ぶことになります。ですが、それぞれの勢力にも色々な関係があるので、最終的にどの派閥を選ぶのか選択することになります。
以下は主人公の貴方に味方する派閥の一覧です。

347: 同志岡田真澄 :2016/12/19(月) 21:06:11
  • 大日本帝国陣営(大日本帝国・自由ポーランド・北欧諸国・自由フランス・環太平洋連邦)=今や飛ぶ鳥を落とさん勢いを誇る東洋の島国を中心とした陣営。
基本的に最大規模の勢力なので頼まれるミッションもかなり難しいが、成功時の報酬や信頼を得た時に得られるボーナスはとても魅力的である。イギリス陣営とは先の裏切り行為の生でかなり微妙な関係となっており、現在は急速にイタリアと国防軍との間で何やら取引を交わしているようだ。

  • 大英帝国陣営(イギリス・コモンウェルス構成国)=かつて日の沈まぬ大帝国を築いた海洋国家イギリスを中心とした陣営。今ではすっかり落ちぶれてしまい何とか日本の思惑で生きているのが精一杯な陣営。だが、日本よりもこの欧州に構築したスパイ網は未だ日本のよりも強大で、更に国防軍やソ連とも関係があるのでやり方によっては強力な味方となるだろう。
注意すべき点は、フランスに非常に恨まれているのでこの陣営に所属するとヴィシー・フランスとの信頼関係は決して構築できない。また、任務もかなりテクニックを必要とする代物ばっかりなので注意してもらいたい。

  • 枢軸諸国陣営(イタリア・ヴィシーフランス)=現在はドイツを盟主とする枢軸陣営構成国となっているが、いつの日かドイツを出し抜いて自分が筆頭になろうと虎視眈々と狙っている国々である。特にイタリアは近年日本との関係が良くなっているので、もしかしたら日伊同盟の構築も貴方の働き次第では可能性として在りうるだろう。
任務の数々はドンパチをしないスパイや破壊工作などの任務が多く、ヴィシーフランスの場合はとにかく英国の足を引っ張る作戦が多いのが特色だ。

  • ドイツ国防軍&反ナチ陣営(ドイツ国内の反ナチス勢力・ドイツ国防軍)ナチスの没落を願う一部のドイツ人や、ちょび髭伍長の思想を第一とするシンパが気に入らない国防軍上層部が、ナチスとそれに追従する現政権の崩壊の為に協力している陣営。この派閥に所属すると他国の派閥と敵対関係となるが、武装親衛隊や秘密警察に追われても国防軍の施設に逃げ込めば直ぐに追跡が止む。堂々と軍関係施設に立ち入る事が可能で絶対に指名手配されないという大きな利益がある。
初心者の方はこの陣営か、もしくは大日本帝国陣営を選ぶのが良いだろう。任務の多くは敵対派閥への攻撃やスパイ行為で、味方が派閥の中では一番多いので達成が比較的楽(国防軍兵士に潜入が見つかっても通報されないetc…)である。

任務を達成していくとドイツ国防軍&反ナチ陣営に所属していない限り貴方の手配書が町中に貼られて、テレビやラジオでは貴方の行った数々の犯罪行為を報道するようになるので、通行人が変装していない貴方の姿を見た途端に通報するようになり、国防軍や武装親衛隊などが追跡してきます。

それを防ぐために常に何かしらの変装をしたり、もしくは手配書をすべて回収したり、ラジオ局や新聞社に潜入してアナウンサーや記者を脅して己のニュースを報道しないようにする必要が発生します。

家族を奪ったナチスドイツへの復讐のために。己から全てを奪ったファシストの連中から同じように全てを奪いつくすことで、奪われた人間の痛みを十分味合わせ、死んだ家族への鎮魂となります。全ては亡き家族のために。目には目を歯には歯を。貴方は復讐鬼となる。

348: 同志岡田真澄 :2016/12/19(月) 21:15:12
以上です。
憂鬱世界だと間違いなく敵はナチスを中心とした枢軸国(イタリアを除く)で、彼らが酷い目に遭うのは定番となるでしょう。アメリカ製のゲームで旧ソ連や史実枢軸陣営が敵として登場するのと同じようにね。
憂鬱版CoDネタが以前投稿されていたので、自分も色々なゲームin憂鬱世界バージョンネタを投稿していきたいと思います。もし憂鬱世界で主人公の船坂軍曹が暴れまくるウルフェンシュタインやDOOMが登場したら面白いかも。あの人なら悪魔の首を素手でもぎ取ったり、日本の敵絶対殺すマンと化すのが容易にイメージできるから。

更に今年中に嶋田さんを主役とした新しいハーレムな連載ネタを投稿しようと思います。あんだけ苦労している嶋田さんは、ぐだ男・女もしくは岸波みたいにハーレム主人公を務めても、「誠死ね」ならぬ「嶋田死ね」とは決して言われないだろうな。あんだけ仕事したんだから健全なハーレムを形成しても憂鬱世界のオタクたちは許してくれるでしょう。

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最終更新:2017年02月08日 20:58