333: yukikaze :2017/03/05(日) 19:26:55
それでは投下。

日露戦争史第二章 戦争指導

――ロシア軍、大挙して朝鮮半島に侵入

その一報を聞いた時、ニコライ二世は、常の温厚な態度をかなぐり捨てて、延臣に対して怒声を浴びせたという。
確かに極東総督府は、政治・軍事問わず極東に関するあらゆる問題を管轄する組織である。
だが、国家間での戦争を勝手に行うほどの権能を与えたつもりはなかった。
戦争を行うか否かは、皇帝の意思によるところのものであり、臣下が勝手にそれを乱そうというのは、如何に相手が黄色人種の国であろうと許されるものではなかった。
また、半島の王とやらが頼るべきは自分であるべきところを、臣下であるアレクセーエフを頼みにし、軍を動かすように依頼した点も、彼の怒りの炎を燃え上がらせることになった。
皇帝の面目を二重に潰してのけた極東総督府に対し、ニコライ二世は戦争を通じて常に冷淡であり続けた。そしてそれは、前述した『遠賀』事件の真相を知らされたことで決定的になる。

「この戦争は、アレクセーエフとプレーヴェによる戦争である。余の本意に非ず」

ニコライ二世にとっては、誠に以て正直な感想であっただろう。
もっとも、その発言が何を意味するかまで至らないのが、彼の限界であったのだが。
ロシアは、開戦初日から、国内が一致団結して戦争を行う体制を、自らの手で破壊してしまったのだ。
それは、戦争中盤から戦局の悪化が誰の目にも明らかになってきてから、致命的なまでの影響をロシア国内において齎すことになる。

もっとも、極東総督府は、ニコライ二世の怒りを耳にしてもそれほど気にはしていなかった。
成程、確かに皇帝を無視して軍を動かしたのは、皇帝の臍を曲げさせるに足る行動であったのは認めよう。だが、戦には機と言うものがあるのだ。
清は弱体化し、朝鮮半島は自ら股を開いてこちらを招いている。
更に海の向こうの、清と同様、白人に劣る猿の国をロシアが神の名の元に制圧したらどうなるか?
考えるまでもない。ロシアは不凍港どころか、これまでとは比べ物にならない耕作地と資源供給地を獲得し、イギリスに代わって世界帝国を築くことも夢物語ではなくなるのだ。
『タタールの頸木』で無念の涙を流し続けた父祖に対する弔いとしてこれほどのものがあるだろうか。
むしろ皇帝陛下は、自分達の行動を大いに寿ぐのが筋ではないか。

若手士官クラスが言ったのならばともかく、このような視点で動いていたのが、極東総督府の上層部であったという点こそロシアの不幸であった。

334: yukikaze :2017/03/05(日) 19:27:29
彼らの目には広大な領土を征服することで、更に強大になる祖国と、その栄光を齎した存在として後世に至るまで顕彰される自らの姿こそ見えていたものの、彼らのあまりにも国際的常識をどこかに置き忘れた行動により、国際世論の目が祖国に厳しくなっていたという事実については、完全に軽視していた。
そうでなければ、『遠賀』事件について問いただした記者に対して『君? 先程からシーマンシップだとか国際法規だとか言っているが、それが適用されるのは白人種だけだよ。なんで猿にまで適用するというんだ? 君は猿がおぼれているからと言って、わざわざ助けるなんてことをするのかい?』
と、極東総督府の高官が嘲るように答えるなんてことはしなかっただろう。
事実この発言は、白人至上主義者からの納得する声はあったものの(ちなみに納得したものの中に、ドイツ皇帝ヴィルヘルム二世がいたのだが、彼のこのある種無邪気な発言は、第一次大戦後、日本の極めて冷淡な対応と言う形で報復されることになる)それに倍する以上の『ロシア人に国際法規を順守することを求める方が無理』という海外諸国からの蔑視の声、それに何より日本人の『ロスケは鬼畜だ。あいつらには国際法規を順守するつもりもなければ、捕虜を規定通りに取り扱うなんてこともしない。捕虜になっても遊び半分で殺されるのがオチだ。それなら死ぬまで戦うしかない』という、異様なまでの戦意を掻き立ててしまう結果を産み出す羽目になっている。

このように、後世の目から見ればオウンゴールを決めまくっているロシアではあったが、彼らはそんな認識は欠片もなかった。
何しろ彼らが保有している戦力が、彼らの気を大きくしていた。
陸は1個軍集団50万名を旗下に置き、海では戦艦7隻、巡洋艦は14隻を有するなど、陸ではロシア全軍の1/4、海でも1/3程度の戦力を手にしており、しかも大半が精鋭部隊であった。
極東総督府高官の言葉を借りれば『この兵力を使えば、猿が指揮をしても、極東全域を制圧できる』勢力であり、ロシア側の第一弾作戦である『ザルニーツァ(雷光)』作戦で、韓国との間で結んだハルピンから釜山までの朝鮮鉄道(この工事にかなりの人数の韓国人・満州の漢民族が使役され昼夜関係なしの突貫工事により、1904年にはハルピンから旅順に至る線路も含めて全線開通している。
勿論、劣悪な工事環境により、多くの労働者が死ぬことになったが、ロシア人にとっては「使い潰しのきく奴隷」程度であり、韓国皇帝なども、自らの安全とロシアへの関心を買うために、完全に黙認していた)を利用することで、1個軍団による半島への侵攻作戦を、短期間で成功させたことから、彼らの慢心は更にふくれあがることになる。

「予定よりも2週間も早く、韓国は制圧され、第一弾作戦は完全に成功をおさめた。予想されていた日本の軍事的妨害もまるでなく、日本は我らの行動に完全に委縮したものと判断される。現在、我々は朝鮮半島の恒久的領土化を進めると共に、来るべき対日戦を成功させるべく、1個軍の輸送が可能な船団派遣を望むものである。到着次第、1年もたたずに我々は、彼の大陸を、母なる祖国のものにすることができるでしょう」

アレクセーエフが高らかに勝利宣言を告げると共に、対日侵攻の本格化をロシア本国に要求した時には、あまりにも鮮やかな勝利の連続に、ロシア政府内の強硬派も「偉大なる総督の勝利を讃えると共に、更なる勝利の為に、30万の軍勢と大輸送船団を送る手はずを整えるので、総督に置かれては母なる祖国と皇帝陛下の為に、なお一層職務を遂行されることを願う」と言うように、戦争に積極的に加担することになる。
勿論、この30万の軍勢は、満州の完全制圧及び、日本制圧後に発動される清国占領計画用の部隊であり、アレクセーエフも強硬派のこの意図を完全に読み取っていた。
そう・・・彼らにとって、既に日本との戦争はロシアの勝利で終わっているようなものであり次の戦争への準備をしておかないといけない認識であったのだ。

さて・・・それでは、ロシア側からは既に「終わったもの」と見なされている日本はどうだったのか?
大騒ぎする民衆とは裏腹に、政府首脳部は「あの強欲な熊め。とうとう我慢できなかったか」と、ロシアの想像以上の国際的常識のなさに冷笑を浮かべていたという。
無論、ロシアが清とは比べ物にならない強さを誇っているのは十分理解していたが、既に彼らは10年近く、この時の為に様々な分野で計画を進めていた。
そしてその結果の一つが、男が目にしていた新聞に記されていた。

335: yukikaze :2017/03/05(日) 19:28:32
「欧米は、基本的にロシアへの批判で固まっているな」
「はい。ロシアが極東を制圧すれば、超大国になりますのでそれを嫌ってのこともあるのでしょうが」
「『遠賀』事件及び交渉中での現地軍の独断での軍事行動。批判されるネタには事欠かない」

俊輔はようやってくれたわい。
山縣は、盟友の行動に惜しみない賛辞を与えていた。
外相としてロシアとの交渉に赴いていた伊藤は、事件勃発及び極東軍の軍事行動を捉えては、欧米メディアに対して、ロシアの蛮行をこれ以上ない程アピールしてのけていた。
特に、ロシア極東軍の軍事行動に対して、ロシア政府がまるで把握をしておらず、それが現地軍の勝手な行動であることや、しかもその行動を有耶無耶のうちに追認しているという出鱈目ぶりを引き出してのけた事で欧米の世論は「ロシアは現地部隊の統率も出来ない」or「現地軍のせいにして、無法な行為を進めている」と思わせることに成功している。
あの阿呆なドイツ皇帝ですら、事実が判明するにつれ「ロシア政府の行動には国家への責任がない」という声明を出すことで、消極的ではあるがロシアへの批判を行っているほどである。

「ただ・・・外債の購入者数は激減してきています。それに伴い株価も」
「構わん。無視しろ。しばらくはこちらの自前の予算で何とかなる。勝てば向こうからすり寄ってくる」

急激な軍拡と重化学工業への投資は、流石に資源豊富で広大な農地を持つ大陸日本でも重荷になっていた。
国土交通省の役人達が「これの10分の1でも予算がうちに来れば、地方の路線や都市開発ができるんだがなあ」と、溜息を吐きたくなるほどの予算を投入した結果、日本はロシアとの総力戦を行うに足るだけの軍備と兵器生産能力を獲得できたのだが、後世とは違い、それを支えるだけの体力に限界が見えてきていたのである。
常備兵力25個師団。戦時編制で36個師団。戦艦が臨時購入分を含めて10隻。装甲巡洋艦も10隻という戦力は額面上だけ見れば、日本の規模からすれば、それほど大きな戦力とは見えないだろう。
実際、同レベルの経済規模であるロシアは、陸軍力で4倍以上、海軍でも2~3倍の勢力を保持しているのだ。
だが、日本の場合は、これ以降の総力戦を達成できるために、師団の重火力を偏執的なまでに推し進めるとともに、それを維持するための周辺部門の強化も進めているのである。
更に言えば、上記25個師団の中には、軍団直轄の砲兵師団や騎兵旅団、重砲兵旅団は『含まれていない』し、軍団や軍直轄の大規模支援部隊も『含まれていない』。
常備兵力60万。戦時編制では100万人を超えるような近代的な大軍勢を、日清戦争前の取組みから考えれば、わずか20年程度で達成しろと言っているのである。
それがどれだけ無茶なことか、軍政に長く携わっていた山縣には教えてもらうまでもなかった。

「第一方面軍の黒木、第二方面軍の奥の準備はどうか?」
「開戦前に第一次動員が発令されたことで、4個軍管区の部隊の充足率が完了間近であることから、第一方面軍及び第二方面軍とも、それぞれ1個軍の出撃は、即時可能です。残り1個軍についても、戦時訓練体制に移行していることから、4月までには出撃可能となります。」
「当初の予定通り、第一方面軍は朝鮮から、第二方面軍は遼東半島から侵攻させろ。第三方面軍の長谷川は本土総予備部隊として、戦時師団の猛訓練及び総予備となっている2個軍管区師団がいつでもでられるよう対応させろ」

全く・・・何とも贅沢な戦になったもんだと、山縣は一人ごちる。
日清の戦でも派手な戦だと思っていたが、今回の戦はそれ以上だ。
計画では、各方面軍は、それぞれ2個軍12個師団を基幹として行動する訳だが、朝鮮半島を北上する第一方面軍と、遼東半島を北上する第二方面軍が、それぞれ相手を包み込むように進撃し、最終的には、ロシア最大の根拠地であるハルピン前面においてロシア軍との決戦を行うことになっている。
勿論、状況においては、本土の総予備である長谷川も出陣して、3個方面軍による包囲殲滅戦なんて事にもなる訳だが。
ちくしょう・・・今更ながらではあるが、これだけの大軍勢を戦場で指揮してみたかった。
支援部隊を含むとはいえ、総兵力百万近い大軍を動かすなんて、軍人冥利に尽きるというものだ。
ああ・・・くそ。大山の奴と今からでも代わってやろうか。

無論、それがかなわぬ夢であることは山縣は十分理解していた。
日清の戦において、自らの功を挙げることを優先したがために、あわや軍事戦略を崩壊しかねない所にまで追い込んだ自分に対して、軍権を預けることなど永遠にないのだ。
現場に裁量権を与えすぎた場合どうなるのか。それは、今ロシアがやっているのを見れば分かることである。
だからこそ自分は、『元老』としての地位は許されているものの、一線からは退く羽目になり、野津は本来ならば方面軍司令官を任される存在であるにもかかわらず、軍団長のままで据え置かれ、小川達も軍団長ではなく、師団長のままとなっている。

336: yukikaze :2017/03/05(日) 19:29:16
「全責任は自分にある」と申し立てたにも拘らず、野津や小川達がこのような状況に置かれているということは、それだけ南洲候の怒りが凄まじかったということだ。特に野津は明治天皇のお気に入りでもあったことを考えればなおさらである。
あれ以来、少なくとも表面上は、軍において「自らの功を求める為の行動」は雲散霧消し、所謂『独断専行』も、戦術レベルにおいてまでしか許されないことになっている。
勿論、その分、上位機関の責任は増すことになり、戦略レベルでの過ちを犯した場合は、容赦なく処罰されるシステムへとなっている。山田の最期の仕事でもあった。

「陸は分かった。海はどうだ」
「連合艦隊が佐世保及び呉から抜錨し、旅順艦隊を抑えています。また、仁川で『遠賀』を撃沈したウラジオ艦隊ですが、現在、済州島を砲撃してからは不明です」
「絶対に見つけて沈めろ。連中に我が物顔で日本海を荒らされたら、派兵すらできん」
「西郷中将率いる第三艦隊が舞鶴から出撃しています。東北沿岸を中心に索敵を行うと」
「室蘭と大湊の鎮守府部隊の哨戒艇にも索敵させるよう山本及び伊東に伝えろ。濃霧で見逃しましたなんて答えてみろ。血の気の多い連中が馬鹿をしでかす」

そう。ウラジオ艦隊を早期に見つけて撃滅できれば、慶賀の至りなのだが、ここで手間取ってしまえばなまじ『遠賀』事件の一件があるせいか、ブンヤやアホな自由民権運動崩れの面子どもに扇動された大衆の連中が、南洲候の弟殿の家に投石やら何やらをしかねない。
南洲候に世話になった身としては、絶対に避けんといかんことである。
しかし山本の奴は、幾ら何でも新鋭艦とはいえ、購入したばかりの戦艦2隻を基幹とした戦力で追撃をさせるとか、無茶もいい所だ。
いくらあの弟殿が、歴戦の海の男とはいえ、練度が果たして追いついているかどうか。

「議会はどうだ? それとブンヤどももだ」
「議会は挙国一致で固まっています。江藤率いる自由党も、大隈率いる民政党も、未曽有の国難に対して
全面協力すると。それとブンヤは『遠賀』事件を詳しく報じることで、ロシアへの敵愾心を煽っています」

予想していた内容と同じであることに、山縣は嘆息する。
江藤や大隈の行動は、まあ悪いものではない。連中も幕末の動乱を生き抜いた古強者なのだ。
何が大事かということも分かってはいるし、ついでに言えば、この戦争が終わった後で、どちらかの党に政権を委ねるという既定路線を考えるならば、彼らが協力を申し出るのも当然であろう。
まあ十中八九大隈になるであろうが。江藤は大久保卿に嫌われすぎているのと、あの年になってまだ幾分理想主義者的な所があるので、戦後における平時への転換が上手くできるかに不安が残る。
どっちにしろ講和条件についても話し合わないといけないのだ。それを見て判断することになるであろうが。

337: yukikaze :2017/03/05(日) 19:29:49
しかし、ブンヤどもの馬鹿さ加減にはホトホト呆れ果てる。
あいつら南洲候の怒声をもう忘れたのか?
主要新聞を読んでみたがどいつもこいつも景気のいいことを書いているか、あるいは読者を煽るようなことを書いているかの2択である。
一度このバカども全員をしょっぴいて、前線に縛り付けるか?
まあそんなことをしたら、今度はアホみたいに「反戦平和」を垂れ流してのけるだけか。
あれだけ「記事と論説は別々にしろ」「紙面のスペースが足りないのならば、せめて相手が一番伝えたい箇所を載せろ」と口を酸っぱくしていったにも拘らず、「世論誘導」「特ダネ至上主義」が蔓延しているのだから、つける薬がない。
ああクソ。やはり連中の言うように、講和条約結ぶときが、連中を根絶するチャンスだな。
全く、連中もいい根性しているぞ。『元老』であり、名目上とはいえ軍ナンバー1の立場ではあるこの俺を『日本の土台として最後の御奉公をしていただく』なんて言ってのけたんだからな。
確かに、日清で味噌をつけた以上、この仕事は大久保候や俊輔に聞多、ついでに西園寺の小僧や寺内ではなく、嫌われ者の俺がやるのがふさわしい。
黒田や榎本が生きてりゃあ押し付けてやれたものの、あいつら、良い時に死にやがったな。

そう毒づきながら、大日本帝国宰相である山縣有朋は、ひっきりなしに来る報告に、時には了承のサインをし時には書類を突き返すなどして、一心不乱に戦争に打ちこむことになる。
後世『あの時、あの宰相を持てたことこそ、帝国にとって慶賀の至りだった』と、第二次大戦において戦争指導をやりぬいた近衛文麿が、議会演説で絶賛することを、彼は知る由はなかった。

338: yukikaze :2017/03/05(日) 19:39:01
投下終了。どうもどこで文章きるかが上手くいかん。

イケイケドンドンモードのロシア軍。
何しろ陸を実質動かしているのが、決戦大好きなグリッペンブルグですので「遅滞防御? お前何言ってんの? 攻勢だ攻勢。猿に遠慮はいらん」状態です。
お蔭で、1個軍で半島は実質的に制圧完了し、1個軍団で遼東半島防衛。
残りの部隊は、渡洋条件が整い次第、日本侵攻開始ですので、ロシア的にはほぼ戦争終了状態です。「渡洋できた時点で終了」ですから。

日本は、史実と違い山縣が宰相に。
これは桂が山縣達のとばっちりを食らって出世が頭打ちになったことが大きいです。
それでも陸軍幕僚部のトップですので、川上や小川、野津よりははるかにマシなのですが。
規模の割に兵力少なくねと思われるかもしれませんが、レベル的には2次大戦クラスのドイツ並みに重武装化しています。(砲兵は4個大隊64門だが)
で・・・後方支援部隊とかの拡充に力入れていますんで、ぶっちゃけ「総力戦が十分に出来るレベルでの急速な拡大」できるギリギリがこの程度だったと。

まあ・・・アホみたいな大火力と、後方支援部隊の拡充をほどほどにすれば、この2~3倍は獲得できたでしょうが。

次回からはいよいよ半島でのドンパチとウラジオ艦隊との戦闘になります。

660: yukikaze :2017/06/09(金) 19:54:06
日露戦争ネタ。読み返してみると間違いがチラホラと。
いくつか修正しますんで、まとめの人申し訳ないです。

第二章

誤 出兵可能です。第一次動員が発令されたことにより、6個軍管区の師団は完全充足完了し、軍管区隷下の
歩兵旅団も、順次、戦時師団として編制替えが進んでいます

正 開戦前に第一次動員が発令されたことで、4個軍管区の部隊の充足率が完了間近であることから、
第一方面軍及び第二方面軍とも、それぞれ1個軍の出撃は、即時可能です。残り1個軍についても、
戦時訓練体制に移行していることから、4月までには出撃可能となります。

誤 各方面軍は、それぞれ4個軍12個師団を基幹
正 各方面軍は、それぞれ2個軍12個師団を基幹

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最終更新:2017年06月17日 17:00