264: ooi :2017/03/20(月) 10:27:51
タルテソス夢幻会2
タルテソス王国は日本と繋がりを持つ為に大西洋の海岸まで領土を広げている。
タルテソス夢幻会の主導によってタルテソス王国が西進を開始したのが1415年であり、大西洋沿岸を手中に収めたのが1465年であった。
なお、タルテソス王国が大西洋沿岸地域の支配を安定させて港湾整備を完了させたのが1475年となる。

タルテソス夢幻会は、日本と接触するのも重要だが先ずは米国を誕生させなければ面倒は大きく減るだろうと考えてアメリカ大陸への進出を決定した。
古代アトランティス人は地球の精密な地図や海図のデータ(※1)を記録しており、タルテソス王国も1480年の時点で排水量1000tの蒸気船を建造していた。
その為、安全且つ短期間でアメリカ大陸に到達する条件がタルテソス王国には揃っていたのである。
こうして、タルテソス王国は15隻からなる開拓船団に護衛に海軍軍艦5隻を付けてアメリカ大陸へと向かった。
1485年、開拓船団はアメリカ大陸に到達し、開拓拠点としてキューバ島とイスパニョーラ島に上陸している。
ここを上陸地点に選んだのはアメリカ大陸の中央に面しており、史実でコロンブスが発見するサンサルバドル島に近いからであった。
キューバ島とイスパニョーラ島に上陸したとの報告を受けたタルテソス王国はすぐさま開拓船団の増派を決定している。
1492年にはコロンブスがやって来る事を知っていたので、それまでに籠城戦も可能な拠点を作らなければならないと認識していたのが理由である。
その結果、1490年には2000人を収容可能な簡易的な要塞が完成している。
簡易的なので城壁は1m程度の石垣と1.5mの土塁を合体させた物に留まっているが、要塞が完成した1490年にタルテソス夢幻会が開発した前装式施条砲(四斤山砲相当)を20門備えているので1000人程度の敵兵であれば開拓団の標準兵装である旧式小銃(ドライゼ銃相当)や新式小銃(グラース銃相当)の攻撃力も加味すれば余裕で粉砕可能であった。
また、比較的人の居住出来る小島にも土塁を設けた基地(500人収容可能)が作られている。
こちらも前装式施条砲(四斤山砲相当)を4門備えている。

要塞や基地の建設以外にも、現地住民が疫病発生時にも生存しやすくするように簡易的な予防接種を行ったりする等の融和策を実施して現地住民との交流も平和裏に進めている。
また、交流を通して史実では失われる文物の確保や記録も行っており、未来における民俗研究においての重要な資料として役立っている。
友好ムードでの交流が功を奏して、カリブ海での入植人数は1492年までに2500人を記録している。
このうち500名は軍人でありコロンブスの船団が来るのを待ち構えていた。
なお、サンサルバドル島には50人が配置されている。


~補足事項~
※1
古代アトランティス人は南極にも基地を作っているので、地球各地の精密な航路図も製作しているだろう。
後は、海底トンネルの地図も有ると考えられる。

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最終更新:2017年04月28日 22:13