141: 弥次郎 :2017/05/30(火) 19:50:53
大日本企業連合が史実世界にログインしたようです 幕間「For the next war」
- 小笠原諸島沖 AF「アシハラナカツクニ」 歓楽区画 リンクス専用ラウンジ
IOC査察の完了と、その後のイベントが片付いたころ、アシハラナカツクニを中心とする日企連の人員は忙しい時期を迎えていた。
既に4月も終わり。7月に予定されるORCA旅団決起に合わせる形で、日企連はGAやBFFを巻き込んで宣戦布告を行い、
リンクス戦争以来の企業間戦争が幕を開けることになる。それに備えて、あわただしく準備が進んでいるためである。
何しろ、順応期間という1カ月以上拘束される期間を経なければ安全に世界を渡れないのである。
大きく分けると、史実側に残り続けるグループ「残留組」と元の世界に戻り二度目の企業間戦争に参加するグループ「帰還組」がいる。
帰還組から業務を引き継ぐのは、順応期間を経て史実側に派遣されてきた人員で、その人数は非常に多い。
史実側大日本帝国の人員との面通しや防疫といった仕事もあり、アシハラナカツクニと本土を結ぶ連絡船や定期便はいつも以上に行き来を繰り返している。
そんな喧騒から少し離れた、リンクス専用のラウンジには桜子の姿があった。
彼女はやや疲れた表情を浮かべ、こちらの世界の三ツ矢の炭酸飲料、否、現時点では「シャンペンサイダー」を飲んでいる。
まだ桜子が飲み慣れている炭酸飲料のような味の良さは、正直なところない。だが、昔の味を楽しめるというのは楽しみの一つともなっている。
これから徐々に洗練を重ねて自分が飲み慣れた味を目指して進んでいくのは、成長が楽しみになる。
それに、この史実世界のオリジナルは元の世界に持ち込めば数百倍もの価値が付くこともある高級品なのだ。
この瓶を持ち帰るだけでも、その筋のコレクターや資料館あるいは美術館から万金を積まれるだろうことは間違いない。
このアシハラナカツクニにおいても、史実の物品の廃棄物を、本来ならばゴミとして破棄されるものから価値のあるものを分別する仕事があるほど。
流石に価値が下がりすぎないようにと注意喚起や物流の統制は図られているが、暫くは混乱が進みそうだ。
史実のゲートが開いたのに、価格や市場の混乱が起こるなど企業にとっては笑えもしない冗談なのだから。
「ふぅ……ん?あれは……?」
綺麗に飲み干した桜子は、窓ごしに飛行艇が飛んでいるのが見つけた。方向からして本土へ向かって飛んでいる飛行艇だが、
あのレトロな感じは史実側のモノだろうか?桜子はPDAを取り出してそれを撮影し、すぐにそれで日企連内のネットワークで検索を掛けてみる。
すると、暫くして検索結果が表示された。
「91式飛行艇……?」
1933年から運用が始まり、1937年まで製造が続けられた飛行艇が候補として表示される。
その結果を日企連内で行われた議論のデータベースで検索を掛けてみる。
すると、いくつもの議論の結果がヒットした。
「エンジンの換装と電子機器の配置、レーダー搭載……うわ、モスボール化まで……」
議論の内容を流し読みしてみれば、倉橋重工が主体となって改良がなされているらしい。
具体的な試験のデータや比較しての結果、さらに改良点についての意見の募集など、かなり多岐にわたっている。
ついでに、すでに貴重な資料としての分解・解析そして保存の試みも済まされているらしい。
「手が速いなぁ……」
そう感嘆の声を漏らす彼女も、史実側の車両や戦車のモスボール化や改良に関わっているのはご愛敬だ。
142: 弥次郎 :2017/05/30(火) 19:51:34
議論のログを遡って熟読すること暫し。満足した桜子はプラウザを閉じる。
戦車やガチタンが好きだが、かと言って他の分野に興味が無いわけではない。
陸上戦力は航空戦力との連携が必須であるし、場合によっては大型の航空機での輸送や投下なども行われる。
また、そういった幅広い知識こそが戦場において生き死にを分けることもあるのだ。義父の有澤隆文の勧めもあり、
桜子はまだまだ勉強中の身である。
「あー、面白かった……けど」
再びため息。理由は単純。間もなく史実側でのバカンスが終わりになるためだ。
現役リンクス達は漏れなく「帰還組」に編成されており、特に主戦力となる桜子は仕事が多く詰め込まれ、スケジュールが厳しかった。
仕事の中には、こちらの世界に来るにあたってUnKnownに「代役」を依頼していたので、帰還後には口裏合わせなどを済ませるものもある。
こちらの世界での休暇の間、あのイレギュラーが自分たちの影武者として各地で転戦している。自分たちの動きや癖を模倣しきれるというのは、
どれだけこちらのことを観察し、理解しているというのか。正直、ぞっとする。
だからなのだろうか。あのイレギュラーは相手にすると疲れるというか、苦手だ。
悔しいことに、有澤を継ぐものとして非常に遺憾ながら、ガチタン同士の殴り合いで勝ったためしがない。
勿論、相手が手を抜いた時や装備の優位をとった時には勝ったこともあるが、全力で、尚且つ対等な状態で、
正面からぶつかり合って勝たなければ意味がない。それをネタにして煽ってきたりするので、さらに腹が立つ。
それでも挑戦を受けてくれるあたり、こちらを鍛えてくれているなのかもしれない。
義父の有澤隆文は、桜子の視点から見れば、どこか甘いところがあるように感じて厳しく鍛えられていても、UnKnownと比べるとどこか足りないのだ。容赦のなさがないというか。
(あのイレギュラー、ほんとどうにかしてほしいなぁ……)
とは言え、イレギュラーのUnKnownは御するだけで精一杯。
自分も帰還後に錆落としで対戦することになっているが、果たしてどこまで戦えるものか。
ともかく、その対戦で気分を一新しなくてはと桜子は改めて誓う。
「……ん?」
その時、ラウンジの入り口が開閉する音が桜子の耳に届いた。
続けて、聞き覚えのあるテンポで刻まれる足音も。
「あら、今日は桜子ちゃんしかいないのね?」
「かすみさん!」
ラウンジに現れたのは、春先の気候に合わせた開放感あるスーツに身を固めた女性だった。
桜子からは見えないが首の後ろにはAMS接続を行うプラグが刺さるソケットがある。
装飾のされたチョーカーでそれは瀟洒に彩られ、傍目には首飾りの一部のようにしか見えない。
しかし、それこそが彼女が常人ではないことを物語る、確固たる証であった。
如月技研の被検体 龍宮かすみは、そんな桜子ににこやかにほほ笑んだ。
143: 弥次郎 :2017/05/30(火) 19:52:36
雑用ドローンの手によって二人分の冷えたお茶が用意され、茶菓と共にテーブルに並べられた。
桜子の端末の操作によるものだ。史実側の茶葉と食材を潤沢に使ったそれは、元の世界では正しく万金に値するものである。
ソファーに寝そべっていた桜子はきちんと椅子に腰かけて、静かにお茶を楽しんでいた。
先程までのだらけた様子は殆ど見受けられない。企業の要人の娘としてのふさわしい雰囲気を纏っている。
「桜子ちゃん?そんなにかしこまられても……」
「いえいえ、流石にだらけすぎていましたから」
そんな桜子に苦笑するかすみ。
リンクス養成課程において、かすみは桜子から見て先輩にあたり、リンクス養成課程を離れてからもカウンセラーとして影響を与え、
さらに如月技研の被検体としてリンクスの間では有名な、そして貴重な実験データを残した功労者なのだ。
有澤の後継とみなされている桜子でも、彼女には遠慮はしなくとも敬意を払ってしかるべきと捉えている。
故に、姿勢や態度をただした。リンクス養成課程においても世話になったのも、これを後押ししている。
「人が少ないようだけど、やっぱりみんな変える準備中なのかしら?」
「はい。他の人は今は本土にいるか、今順応期間に入っているので。
私ももうすぐ順応期間に入らなきゃいけないんです……」
だから人がいないんですよー、と桜子は嘆きを漏らす。
「そういわないの。こちらに来たのはあくまで休暇なんだから、英気をたっぷり養ったら仕事に戻らなきゃ」
「ぶーぶー、かすみさんは居残り組じゃないですかー」
「私はしょうがないのよ。それに、こっちの戦力を減らし過ぎるわけにもいかないんだから」
残留組。それが、龍宮かすみが分類される、大日本企業連合の史実側における戦力のグループだ。
彼女は正規リンクスではない。しかし、ある意味ではネクストを操るリンクス以上の戦力と言えるかもしれない。
「そういえばかすみさんは航空大演習とか第一艦隊との演習をやってましたっけ…?」
「ええ、いい運動になったわ。久しぶりに篝火も動かせたしね。
でも私みたいな女が、行かず後家の年齢の私が軍人で、おまけに未婚と聞いてけしからんとか言い出す人もいたのよ。
全く失礼しちゃうわね、ふふふふふふふふふふ……」
「か、かすみさん!目が!目が虚ろに!正気に戻ってください!」
「……ごめんなさい、ちょっと、ね。
やっぱり、こっちの世界の年齢感覚って私たちの世界とは違うわね。
桜子ちゃんも声を掛けられているんじゃないかしら?」
「それはもう……高官の方々が嫁入りしないかと声をかけてきています。
お義父さんが丁重に断ってくれているのでとても助かってます」
「婚姻による取り込みを狙っているのね。まあ、ありえなくはないアクションね。
ルナスカイちゃんの方は大丈夫なのかしら?」
「あの子は……なんというか、天然過ぎてそういうのを持ち込めないっぽいです。
それに今は史実側の航空機パイロットの皆さんが付いていますからね。余計なことをしようとすれば、すぐわかります」
「アイドルの処女性を守ろうとするファンの鑑ね。
あの子、ちょっと天然なところもあるけど、そこがまた堪らないんでしょうね。
でも、よく日本を離れることを受け入れたわね?」
144: 弥次郎 :2017/05/30(火) 19:53:25
その指摘に、桜子は少し困った表情で答える。
「私とルナスカイちゃんは国外への研修という触れ込みで離れることになります。
リンクスですけど、高校以上の高等教育も受けないと知識に偏りが出来ちゃうのは事実ですし。
ルナスカイちゃん自身がパイロットの皆さんに約束していましたし、定期的に手紙を送ることで納得させたみたいです」
「ふぅん。国外へ研修……確かに国の外には出ていくから間違ってはいないわね」
行く先は一応日本だけど、とかすみは茶化したように言う。
「流石に私が戦争に行くなんて言ったらショック受けちゃいますしね」
桜子の立場を、企業のリンクスという立場を理解してもなお止めてくるというのは想像に難くない。
しかし、それは過去の価値観故だ。桜子やルナスカイのような学生をやっているような少女がリンクスとして戦場に赴き、
致命的な汚染と一騎当千の破壊を戦場にまき散らすなど、史実側の価値観は許さないだろう。
ましてや、それが経済戦争の「駒」としての価値のみが認められているなど。
史実側は、日企連側の世界の残酷さをそのほんの一部も見ていないのだ。
戦争と言えば、とかすみはふと思い出す。
「二度目のリンクス戦争……どれくらい短くできるかしら?」
一応残留組のリンクスに属するかすみは、そのスケジュールについてはある程度聞かされている。
しかし、それはあくまで予定に過ぎない。ラインアーク襲撃以前からすでに準戦時体制で動員もなされていて、
国家解体戦争時のようにかなり綿密な計画が練られているのは確かであるが、リンクス戦争時のソルディオス部隊の暴走や、
レイレナード社の遺産の回収など思わぬ事態が起こったのは記憶に新しい。
桜子は夢幻会の議論の内容を思い返しながら、慎重に答える。
「上に聞いた限りでは、2年以内って言っていましたね。
こちらの時系列で言えば1938年まで……最短だと1年以内で終わるかもとも。
こればかりは、企業連側の地域を如何に企業首脳部と分断するかにかかってますから、何とも言えないです」
「分断?」
「はい。一応人が住めないこともない地域に各企業の工業都市とか生産設備が置かれていますからね。
そこにいる常駐戦力を排除して降伏させれば、犠牲を最低限にしていけますから」
「それで大丈夫なのかしら……?」
「多かれ少なかれ、企業に従いつつも不満はたまっていますからね。それを少し背中を押してやれば簡単だと」
「背中を……あ、なるほどね」
背中を押すというか、袖の下というか。
その「材料」が何であるかは、こちらの世界に来ているならば理解できる。
既に各所への働き掛けも進めていると聞いている。しかし、それはあくまで上層部に限った話。
一般レベルにはいまだになっていないのが実情だ。だが、これが公表されればどうなるかは、明白。
「古来から城を攻めるな、人の心を攻めろといいますからね。これで降伏を迫れば、まあ、よほどのことが無ければ勝てますよ」
「なるほどね……」
ふぅ…とお茶を飲み干したかすみは、桜子に真剣なまなざしを向ける。
「私はこっちでじっと待たないといけない。だから、貴方達に任せるしかないわ。」
「かすみさん……」
「だから桜子ちゃん、私の分も頑張ってね」
「……はい、頑張ってきます。すぐに、すぐに終わらせて見せますから!」
「ふふっ、素直な子は好きよ」
「はい!」
145: 弥次郎 :2017/05/30(火) 19:54:14
〇人物紹介
龍宮 かすみ(たつみや かすみ)
如月技研に所属するリンクス候補生だった女性。非転生者で年齢は28歳。階級は日企連海軍少佐相当官。
接続するネクストが人型に近くなるほどAMS負荷が酷くなってしまうという特異なAMS適性を持つ。
タンクや四脚型でもギリギリ動かせるというレベルであり、むしろAMSを介してネクスト以上の大きさの兵器のコントロールに特化していた。
ここには彼女の深層意識の影響や過去の経験などが絡んでいるとされるが、そこは不明なままとなっている。
そのほかの適性は極めて優良であったが、実技面においてあまりにも制約が大きすぎるためリンクス養成課程を離れた。
訓練課程では霞スミカの指導を受けていた時期があり、言うなれば首輪付きの候補者の一人だった。
リンクス養成課程を離れた後に如月技研、そこから海軍へと出向した経歴を持ち、正規の軍人としての訓練も受けている。
後輩のリンクスやリンクス候補生達の相談相手やカウンセラーとしても頼られている。
また、リンクスではないがAMS関連技術や靭帯からのコジマ除去技術検証の被検体となっており、
そういった方面からも後続のリンクス達の支えとなっている。
パーソナルは穏やかな性格。
出身も一般家庭で、両親はリンクスとなることに反対していたため、この結果には内心ほっとしている。
公言はしていないが、性の嗜好は両刀、つまりバイである。
男性の初恋の相手はジョシュア・オブライエンで、女性の初恋の相手は霞スミカだった。
結婚に未だに踏み切れないのも、男性と女性どちらと結婚すべきなのかを迷っているためである。
年上が好きなのだが、その地位や立場的に年下ばかりに好かれてしまい、少々困惑中。
史実側においては戦闘艦「篝火」のオペレーターを務める。
第二次リンクス戦争時にも史実側で活動できる戦力として「残留組」に編成された。
146: 弥次郎 :2017/05/30(火) 19:55:15
戦闘艦“篝火”
全長:231m
全幅:39m(最大)
基準排水量:35800t
最大速力:43ノット
武装:
300mmイージスキャノン 4基8門
大型レーザーキャノン 1門
レーザー終末迎撃システム×4門
30mmCIWS×3基
VLS 50×3セル
艦首多目的発射管×4門
対水上・対空レーダー
対潜ソナー
チャフ・デコイ発射機
電子戦装備一式
対空対潜警戒ドローン
概要:
日企連がAF研究の過程で建造した次世代戦闘艦艇の一つ。ベースとなっているのはACVに登場したセントエルモ。
艦隊を狙うMTやノーマルを含む攻撃隊を可能な限り足止め若しくは撃破することを目的とした防空艦であり、
敵艦隊との交戦において先鋒を務める戦闘艦のプロトタイプモデルとして建造された。
艦載機と長射程砲および艦対空ミサイルによって構築された防空ラインを突破してきた敵機を確実に撃破するために、
その火力と弾幕形成能力はネクストのPAも容易く破るほどまで高められている。防御についても、
敵ACもしくはMTの攻撃を決戦距離あるいは至近距離で受けることを前提として設計されており非常に優秀である。
コーティングと船体を構築する新型素材に由来する高いステルス性を持ち、少なくとも史実側の性能の低い電探では補足は極めて困難。
画期的と呼べる艦艇であるが、その代償に船体後部にVLSやレーダー設備が集中配置されていることから、
そこを攻撃されると大幅に戦闘力が落ちる欠点がある。また通常の軍用艦艇とはやや形状や武装配置などに相違があり、
メンテナンスや運用において若干ではあるが手間をかけてしまうものとなっている。
また、如月技研の被検体 龍宮カスミの加入後に作成されたAMS接続管制システムが導入されたことによって、
リンクスあるいはAMS手術を受けた人間1名と10数名の補助スタッフがいれば作戦行動が可能という破格の性能を得ることに成功したが、
このAMS管制システムは特異なAMS適性を持っていた龍宮カスミの存在があってこそのシステムであり、
艦艇を一人の人間だけでコントロールするのは、不確定要素の多い戦場においてあまりにも個人の能力に依存しすぎてしまい、
再現性が非常に低いものとなってしまった。さしもの彼女の適性を以てしても、AFクラスになると情報量の多さに限界を迎えてしまったこともあり、
「AFを個人あるいは少数のチームによってコントロールする」という研究はここで中断を余儀なくされた。
コストの面から見ても、このような防空艦が割に合わないとの判断から、正式な採用は見送られることになった。
史実側に派遣されたこれは性能試験艦の一隻で、試験終了後に訓練艦として運用され、その後に退役してモスボール化されていた。
一般には公表されていなかったこともあり、派遣戦力として申し分ないと判断された。
史実側においては2.26事件時から活動を続けている。
147: 弥次郎 :2017/05/30(火) 19:55:46
以上。wiki転載はご自由に。
あれこれ書いていましたが、一番最初に形になったので、いよいよ防疫期間に入り始めた日企連側の動きを少々。
バカンス終了のお知らせです。
神崎代表も有給消化と病気療養などの名目で高野代表代行に引き継ぎが行われます。
また、大日本帝国統治委員会の面々は、そのほとんどが残留組だったりします
神崎さんが代表になっているのも、体裁と組織のトップが兼ねることによる史実側戦力の取りまとめの為ですね。
この篭絡作戦で危険なのは、奪い合いになることですねー。
誰かが独占するとか横からかすめるとかも起こりえます。
現実の戦争もそうですが、戦闘が終わっても戦争が終わるのには時間がかかります。
ましてや、世界を巻き込んでの戦争ですから、なおさらでしょう。
すいませんが本編の方はもうちょっと待っていただければ……
最終更新:2017年06月19日 08:06