129: 194 :2017/12/28(木) 17:50:43
注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)


銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅱ ~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~ その7

※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です


長門「さて、次だが・・・」

日向「ここは、あえてDVDの方を先にしたらどうだ?」

長門「・・・DVDをか?」

金剛「キツイのは間違いないデショウケド、先に処理した方が楽なんじゃないデスカー?」

長門「・・・よし、それじゃあ・・・ん?」

大和「どうしたんです?」

長門「いや、本と本の間に封筒が挟まってた」

扶桑「また封筒ですか?」

長門「じゃあ、先にこっち見てみていいか?」

大和「いいと思いますよ」


先に封筒の中身を見る事にした長門。封筒の中身は・・・・・、5千円札が一枚入っていた。


長門「お金・・・?」

大和「お小遣い・・・でしょうか?」

金剛「へぇ。長門、 Lucky デース」

日向「地味に羨ましいな」

扶桑「5千円って額も、何気にリアルですよねぇ。お小遣いの額的に」

長門「何気にちょっと嬉しいな。では・・・、改めてDVDに行くか」


そう言って、「1番」のDVDを再生する長門。やがて、映像が再生され始めた。


~神崎ネット 神崎ネット~♪神崎ネット通販~♪~※ジャ○ネッ○の歌のリズムで


5人「「「「「?」」」」」


武蔵「さぁ、神崎ネット通販の時間がやってまいりました。今回紹介する商品はコチラ!」※やや高めなボイスで

日向「え?」

大和「武蔵!?」


画面には、灰色のスーツを着た神崎 武蔵の姿が映っていた。


武蔵「『長ズボン型対タイキック防護ズボン・守護って君(まもってくん)』です!」

扶桑「な、何ですか。それ・・・」

長門「・・・・・」

130: 194 :2017/12/28(木) 17:51:14
タイキックの単語を聞いて、嫌そうな顔をする長門。他の4人も戸惑いを隠せない中、再生は続く。


武蔵「お客様の中には、街中を歩いていていきなり、タイキックをされるという経験、ございませんか?」※街中で、エーレルにタイキックされる一般人の妖精さんの映像が流れる

日向「いや、無いよ」

大和「有ったら別の意味で怖いですよ」

武蔵「商店街やオフィス、知人の結婚式や親族のお葬式、様々な場所でいきなりタイキックをかましてくるタイキックボクサーから身を守りたい」

武蔵「皆様のそんな声にお答えして開発されたのが、この『長ズボン型対タイキック防護ズボン・守護って君(まもってくん)』なのです!」

5人「「「「「・・・・・」」」」」

武蔵「使い方はとっても簡単。普通のズボン同様ただ穿くだけ。横の紐を引っ張ると、瞬時にエアバッグが作動して衝撃を吸収。貴方の身を守ってくれます」

金剛「・・・ふぅ~ん」

武蔵「エアバッグなんかで防げるのか?という声も有ろうかと思いますが、ご安心を。このエアバッグに使用されている生地、これは神崎島の妖精さん謹製の大変軽くかつ頑丈な
素材で出来ており、空気の力と併せる事でタイキックの衝撃から身を守ってくれる優れものなんです!」

大和「妖精さん印、と言う訳ですか・・・」

武蔵「色は、青・灰色・黒・ジーンズ・クロコダイル風の5種類を用意しています。では、実際にご購入したお客様の声を聞いてみましょう」


場面は変わり、ジーンズ柄の守護ってくんを手にした神崎 ひとみ(伊13)が出て来た。


伊13「・・・イヨちゃんの勧めもあって・・・思い切って、ジーンズ柄の物を購入したんです・・・。穿いていると・・・・・『守られているんだ』って安心感を感じて・・・
ストレスや・・・・・ネガティブな考えも減って・・・・・、嫌な目に遭う事自体・・・グッと減ったと感じます・・・。買う前と比べても・・・・・外に出る機会が・・・・
以前より増えて、外出が・・・楽しみになっています・・・。イヨちゃんも・・・とても喜んでくれてます・・・・・」※個人の意見です。


武蔵「さぁ気になるお値段ですが、消費税・送料込みで通常価格6980円の所、番組特別価格として2000円引きの4980円!4980円でご提供いたします!分割払いもOK!さぁ、今すぐ
お電話を!!0120-○○○-××××まで、お電話お待ちしています!」


5人「「「「「・・・・・」」」」」

131: 194 :2017/12/28(木) 17:51:46
映像の再生が終わるも、何とも言えない空気が5人を包む・・・。


長門「何か・・・・・結構凝ってたな」

金剛「大和、大丈夫デスカー?」

大和「は、はい。大丈夫です」

日向「珍しいな。前回は倒れたりすらしてたのに」

大和「い、いえ。こういう比較的マトモな役とかなら、特に文句とかはないんです。・・・・・前回が、大和型の名を汚す様な事してたから、私もああなってただけで」

扶桑「そ、そうですか・・・」

大和「それはそうと長門さん、さっき5000円貰いましたよね」

長門「ああ」

大和「つまり・・・それでこのズボンを買えって事なんじゃ?」

長門「!」

日向「ああ、多分そうなんだろうな!」

金剛「後々の事を考えるナラ、買った方がいいデスヨー」

扶桑「電話番号もありましたし、取り合えず電話してみては?」

長門「そ、そうか。じゃあ電話してみる」


早速部屋の電話をかけてみる長門。数回のコール音が鳴り・・・。


オペレーター(以下O)「はい。神崎ネット通販です」

大和「本当に出てきましたよ」

日向「ちゃんと作ってあるんだな」

長門「あ、あの~。『守護って君』を一つ欲しいんですけど」

O「はい。有難うございます」

長門「それで、色の方は?」

O「申し訳御座いません。現在、注文が殺到しておりまして、在庫のある色は青のみとなっております」

長門「あ、そうなんですか。じゃあ青で」

O「かしこまりました。ではすぐにお届けにあがりますので、少々お待ちください。お電話、有難う御座いました」


金剛「良かったデスネー、長門」

長門「ああ、何かちょっと安心だな」

扶桑「因みに他にも色が残ってたら、何を選びました?」

長門「うーん。・・・・・ジーンズとかかな」

大和「ジーンズですか」

長門「私だって女だから、お洒落の一つもしたいし、ジーンズ柄なら普段着にも使えそうだしな」

132: 194 :2017/12/28(木) 17:52:16
そんなやり取りをしていると、ノックの音が。扉を開けると、某佐○な配達員の格好をした妖精さんが入ってきた。


配達員の妖精(以下配)「神崎 長門様は?」

長門「ああ、私だ」

配「商品のお届けにあがりました。では、こちらに受け取りのサインを」

長門「ああ」

配「代金引換ですので、4980円となります」

長門「じゃあこれで」

配「はい。5000円お預かりしまして、20円のお返しとなります。有難うございました」


長門「じゃあ、早速履き替えてくる」

大和「はい」

長門「おーい、ポーラー!」

ポーラ「は~い。何でしょうか~?」

長門「ちょっと着替えたいんだが、更衣室はあるか?」

ポーラ「はい~。すぐ其処ですので、ご案内しますね~」


研修室を出て行く長門とポーラ。5分程して、穿き替え終わった長門が戻ってきた。


扶桑「似合ってますよ、長門さん」

長門「そ、そうか?」

大和「ええ。とてもお似合いですよ」

金剛「これでエーレルが来ても、大丈夫デスネー」

日向「もう安心だな」

長門「ああ。おかげで、もう何も怖くないな。じゃあ、2枚目のDVDも行くか」

133: 194 :2017/12/28(木) 17:54:15
続いて、2枚目のDVDをセットする長門。少しして、映像が再生される・・・。


劇場版アニメ「艦隊これくしょん~神崎島興亡史~」製作委員会


5人「「「「「?」」」」」


いきなりのテロップに戸惑う5人。その間も、映像の再生は続く。


ー歴戦の艦娘達が集う基地、神崎島鎮守府ー


ー今、この鎮守府にー


ー漆黒の嵐が訪れようとしていたー


観測所(以下観)「こちら、第33-4観測所!敵、深海棲艦の大艦隊を確認!!」

通信仕官(以下通)「こちら神崎島鎮守府。敵艦隊の総数と艦種を報告せよ」

観「艦種は・・・・・下はPT小鬼や輸送ワ級、上は各種姫・鬼級、あらゆる艦が居る!数が多過ぎて数え切れない!海と空が一分で敵が九分!繰り返す!海と空が一分で敵が九分!
囲まれている!助けてくれー!!!!」

通「33-4観測所!?33-4観測所、応答せよ!!」


ー海を埋め尽くす深海棲艦の群れー


神崎「第33-4観測所の報告を元に、景雲改による強行偵察等の結果、深海棲艦の大艦隊が鎮守府に迫ってきている事が判明した。その数は・・・・・三千隻だ」


ーその総数はー


ー三千隻!!-


深通「遂ニ・・・・・総力ヲ挙ゲテ、潰シニカカッテ来タ訳ネ・・・・・」

霞「深通さん・・・・・」

深通「大丈夫。私達モ、最後マデ闘ウワ。私達ノ未来ハ・・・神崎提督ニ託シタノダカラ・・・」


ー葛藤する者達ー


瑞鶴「三千隻・・・・・。どれだけここに戦力をつぎ込んでくるのよ。アイツ等」

加賀「瑞鶴・・・」

瑞鶴「何よ?・・・もしかして嗤いにでも来た訳」

加賀「・・・流石にそんな事はしないわ。心配しに来ただけ」

瑞鶴「だ、大丈夫よ!どれだけ来ようと、絶対に負けないんだから!」

加賀「震えているわよ・・・。でも、それだけの口が利けるようなら、大丈夫みたいね」

瑞鶴「ふ、震えてなんかいないわよ!本当に大丈夫なんだから!!・・・・・加賀さん、あ、ありがと(小声で)」

加賀「どういたしまして」

134: 194 :2017/12/28(木) 17:55:04
ー不退転の決意で臨む者達ー


神崎「ここが最終防衛ラインだ。もし突破されれば、鎮守府はおろか神崎島自体が壊滅する。敵がどれほど大群であろうと、食い止めねばならない!われわれの後ろにいる、
守るべき人達の未来をかけて!各員の奮闘を祈る。そして・・・、全員、必ず生還せよ!」


長門「全主砲、斉射!て――ッ!!」


ー今ー


大和「敵艦捕捉、全主砲薙ぎ払え!」


ー神崎島鎮守府史上ー


金剛「Burning Looove!」


ー最大規模の戦いー


日向「航空戦艦の真の力、思い知れ!」


ーその幕がー


扶桑「主砲、副砲、撃てぇ!」


ー切って落とされる!ー


浦風「長門!われ、タイキックじゃ!ボケェ!!」


長門「ファッ!?」

4人「「「「!!??」」」」


ー劇場版アニメ・艦隊これくしょん~神崎島興亡史 黒き絶望の先に~

ー201×年12月8日 Road Showー


映像が終了すると同時に、タイっぽいBGMと共にエーレル 神崎が入ってきた。


エーレル「オウ、オ前等。今年モ、タイキックノ担当ハ私ダ。宜シクナ~」

長門「いやいやいや、ちょっと待て!あの流れでタイキックは、絶対おかしいって!!」

大和「な、長門さん。取り合えず、紐を引っ張って!」

長門「そう、そうだった!えいっ!」


力強く紐を引っ張る長門。エアバッグが膨らむも・・・・・。

135: 194 :2017/12/28(木) 17:55:42
日向「・・・あれ?」

大和「・・・小さい、ですね・・・」


※エアバッグが滅茶苦茶小さい


長門「え?え?え?どうなっているんだ」

エーレル「ヨーシ、モウ良イヨウダナ。ソレジャ、行クゾー!」

長門「ちょ、ちょっとm」


ズドォォォォォン


長門「痛ぁっ!!・・・・・あはぁあぁあん!!あはぁあぁぁあん!!あぁはぁぁあぁあぁぁん!!」※お尻を押さえながら床でのた打ち回っている

4人「「「「www」」」」


\デデーン/


大和、金剛、日向、扶桑、アウトー!


大和「え、どうなっているんですか?これwww」スパーン

金剛「凄いSmallデシタヨーwww」スパーン

日向「『実際の製品とは異なる場合があります』ってのは有るがwww」スパーン

扶桑「異なり過ぎでしょうwww」スパーン


長門「・・・一体何がどうなっているんだ?」フラフラ←まだ自体が把握できていない

大和「いや・・・、エアバッグが凄く小さいんですけど」

長門「なんだって!?」


慌てて鏡で確認する長門。エアバッグの異様な小ささに驚く。


長門「おい、何だこれは!!」

扶桑「私達に言われても・・・」

日向「多分不良品じゃないか?」

金剛「電話した方ガ良いんじゃナイデスカー?」

大和「クレーム言っても許されますよね、これだと」

長門「・・・わかった。電話してみる」

136: 194 :2017/12/28(木) 17:56:16
再び電話する長門。


O「お電話有難う御座います。神崎ネット通販です」

長門「あの。さっき『守護って君』を購入した、長門というものだけど」

O「何か御座いましたでしょうか?」

長門「商品のエアバッグが、全然膨らまないんだけど。凄く小さいんだが」

O「申し訳御座いません。お調べ致しますので、少々お待ち下さい。・・・・・長門様がご購入致しましたのは、『小さく守護って君』で宜しかったでしょうか?」

長門「いや待って。それじゃなくて、普通の奴が欲しいんだけど。小さいのが有るとか、今知ったんだが」

O「申し訳御座いません。では、代わりの商品をすぐにお届けにあがりますので、少々お待ち下さい」


長門「・・・何とか交換を受けてくれたが」

大和「・・・映像に小さい奴とかって、無かったですよね」

金剛「全く、酷い話デース」

日向「でも、もう大丈夫だろ」

扶桑「出番が有るかどうかは、分からないですけどね」


と、再び配達員の妖精さんが入ってきた。


配「お届けの品です。交換ですので、サインはいりません」

長門「そうか」

配「有難う御座いました」

長門「さて、ちょっと着替えてくる」


そう言って、部屋を出る長門。再びズボンを穿き替えて戻って来た。


大和「あ、お帰りなさい」

金剛「さっきハ災難デシタネー」

日向「でもDVDは二枚とも終わったんだよなぁ」

扶桑「もしかすると、結局使わないまま終わるかも」

長門「いや、使う様な事態になりたくないぞ」


DVDの視聴を終えて、気が抜ける5人。しかし、まだ扶桑の品が残っている。

この後、研修室に再び惨劇が訪れる事となる。

137: 194 :2017/12/28(木) 17:56:49
以上です。思っていた以上に早く出来たので、予定を変更して投下。
今回のDVDの元ネタは、それぞれ「まもる君」ネタと「アウトレイジビヨンド」ネタです。どちらも、第二回を決定してから暖めていたネタだけに、
個人的には十分満足な状態です。
さて、引き出しネタはまだ続きます。扶桑の引き出しの中身ネタとなりますので、お楽しみに。
wiki掲載は自由です。

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最終更新:2018年01月01日 10:44