348: 194 :2017/12/31(日) 11:33:49
注意書きについて
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編 ~絶対に笑ってはいけない鎮守府24時~ その二 をご覧ください(手抜き)
銀河連合日本×神崎島支援?ネタ番外編Ⅱ ~絶対に笑ってはいけない神崎島女学校24時~ その10
※本編中に銀連キャラは出てきません。辛うじて、本編後に極稀に書かれるおまけのみに出る程度です
扶桑の悪戯に遂にブチ切れ、禁断の「10分間連帯責任カード」を発動させた大和。
予想していなかった展開に、扶桑達は慌てる事に。
扶桑「え、ちょっと・・・・何て物を使用してるんですか。大和さん」
大和「もう許しません。過ぎた悪戯の罰は、キッチリと受けて貰います」
長門「いやいやいや、ちょっと待て大和!」
金剛「これ、ワタシ達も巻き添えを喰うじゃないデスカー!」
日向「冗談じゃないぞ!・・・・・と、兎に角、絶対に笑わない様にしないと」
扶桑「は、はい」
一方、モニタールームでは・・・・・。
大淀「ふっふっふっ。こんな美味しい状況を、無傷で乗り切らせる訳無いじゃないですか。既に、新たな刺客を送っていますよ」
眼鏡を光らせながら、物騒な事を言う大淀。
そう、彼女の言う通り、今の状況と凶悪な相性を持つ、新たな刺客を送り込んでいたのである。
カララッ
研修室のドアが開けられる。
5人がそちらを見ると、其処には神崎島女学校の制服を着た幼い深海棲艦の娘がいた。
??「・・・・・コンニチワ」
金剛「え・・・?」
長門「・・・ピーチちゃん?」
日向「ピーチちゃんも、出演しているのか?」
彼女の名は、ピーチ・神崎。元はPT小鬼だった娘である。
長門「ほう、可愛いな。似合ってるぞ」
ピーチ「有難ウ、長門オネエチャン」
扶桑「ええ、とても可愛いですよ」
金剛「よく似合ってるネー」
日向「そうだな・・・ん?何だ?その巾着袋?」
349: 194 :2017/12/31(日) 11:34:21
見ると、「神崎 扶桑」と書かれた緑色の巾着袋が(※なお、大和の物は赤色←書き忘れてた←殴)
金剛「どうしたデース、それは?」
ピーチ「拾ッタノ」
日向「拾った?」
ピーチ「ウン」ポチッ
スピーカー(以下S)<あはははははははは※扶桑の笑い声
4人「「「「!?」」」」
扶桑「」
\デデーン/
大和以外、アウトー!
※扶桑の笑い袋 押すと扶桑がアウト(連帯責任中なので、大和以外の全員がアウトになる)
長門「え!?ちょっと待て」スパーン
金剛「もしかして、扶桑の笑い袋デスカー!?」スパーン
日向「おい、冗談じゃないぞ!?この状況下で!!」スパーン
扶桑「え!?ちょ、ちょっと待ってください!?今叩かれたら」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!」
金剛「・・・・wwwww」
\デデーン/
大和以外、アウトー!
扶桑「いや、ちょっと!笑わないで下さいよ!」
長門「いや、そんな事言われても」スパーン
金剛「ふ、扶桑ww叫んじゃ駄目デースwwwww」スパーン
日向「おい、こんなのが10分間も続くのか!?」スパーン
扶桑「いや、待って待って待って」
350: 194 :2017/12/31(日) 11:35:07
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!」
日向「くははははwww」
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「おい、日向!!」スパーン
金剛「日向も、笑ったら駄目デースww」スパーン
日向「す、すまん。ついwww」スパーン
扶桑「つい、で笑わないで下さいよ」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!」
長門「こら、お前等。頼むから笑うな」※慌てて金剛と日向の口を塞ぐ。
金剛「ムグッ」
日向「フググ」
ピーチ「えい!」ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「いや、ちょっと!ピーチちゃん!?」スパーン
金剛「ちょっと待つデース!」スパーン
日向「押すのやめてくれ!」スパーン
扶桑「いや、ちょっと待って。それ返しt」ズルッ
慌ててピーチを追いかけるも、足を滑らせてこける扶桑。しかし、ケツバットの妖精さんは、情け容赦無くケツバットを振り落とす。
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!」
351: 194 :2017/12/31(日) 11:35:41
余りにもカオスな状況に、さしもの大和もあっけに取られている状況に。
大和「・・・何とも凄い状況になってますね」
長門「誰のせいだ!誰の!」
大和「扶桑さんですね(キッパリ)」
金剛「だからって、こっちマデ巻き添えにするのは駄目デース!!」
日向「何で私達までこんな目に遭わなきゃならんのだ!」
扶桑「ちょっと・・・・・ピ、ピーチちゃん」
ピーチ「ドウシタノ?」
扶桑「ちょっ、ちょっと・・・腕が・・・。ちょっと来て。ピーチちゃん」
大和「・・・奪い取ろうとしてますね」
長門「ベタな演技だな・・・」
ピーチ「大丈夫?」
扶桑「ちょっと・・・、腕を見て・・・」ガバッ
隙を見て奪い取ろうとするも、失敗。呆気なく逃げられる。
ピーチ「キャー!キャー!」ポチッ←はしゃぎながら逃げている
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「いや、本当に何だこの展開!?」スパーン
金剛「滅茶苦茶デース!」スパーン
日向「場が荒れ過ぎだろ!」スパーン
扶桑「も、もう無理!もう無理!」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!」
352: 194 :2017/12/31(日) 11:36:44
ピーチ「モウ、何デ扶桑オネエチャンソンナニ怒ッテイルノ?扶桑オネエチャンナンカ、大ッッッ嫌イ!霧島オネエチャンニ言イ付ケルカラ」
扶桑「・・・ピーチちゃん。こっち来なさい。もう怒らないから」
ピーチ「・・・絶対怒ルデショ?」
扶桑「絶対怒らないから・・・こっちに来て」
ピーチ「・・・怒ッタラ霧島オネエチャンニ言ッテイイ?」
扶桑「言っていいよ。だからこっちに・・・」
ピーチ<ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
扶桑「」
4人「「「「ww」」」」
\デデーン/
全員、アウトー!
長門「おいww」スパーン
大和「また、良いタイミングで押しましたねww」スパーン
金剛「ピーチちゃん容赦無さ過ぎデースww」スパーン
日向「まさに小悪魔だなww」スパーン
扶桑「もう無理!もう勘弁して!」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ痛い゛ぃぃぃぃぃ!?!?!?!」
扶桑「もう無理!お尻壊れるから!大淀さーん!!日○レの人ー!!もう勘弁して下さい!!」
353: 194 :2017/12/31(日) 11:37:29
大淀(モニタールーム)「そんな言葉が出るなら、まだまだいけますね。ピーチちゃん、押して下さい(※インカムにて指示)」
ピーチ<ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
\デデーン/
大和以外、アウトー!
扶桑「ピーチちゃん!ちょっと、他の人も捕まえて下さいよ!!」
大和「嫌ですよ(キッパリ)」
長門「いや、さっきから捕まえようとはしてるんだが」スパーン
金剛「小回りが利くシ、練度最大ダカラなかなか捕まらないデース」スパーン
日向「罰ゲーム時はジッとして無いといけないから、尚更捕まらん」スパーン
扶桑「もう勘弁して!もう勘弁して!!」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!?!?!」(泣)
扶桑「ピーチちゃん、何か欲しい?収録終わったら本当にあげるから。普段の、本当のピーチちゃんに戻ってみて?」
ピーチ「・・・本当?・・・・・ジャア、酸素魚雷ガ欲シイノ」
扶桑「酸素魚雷?」
ピーチ「ウン!島風チャンノト同ジノ欲シイ」※五連装発射菅の事
長門・日向・扶桑「「「・・・ww」」」
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「え?何で?ww」スパーン
金剛「Hey!三人とも何故笑うデスカー!」スパーン
日向「いや、ついww」スパーン
扶桑「いや、何で五連装発射菅?ww」
バッシィィィン
扶桑「~~~~~~~!!?!?!」
354: 194 :2017/12/31(日) 11:38:02
扶桑「と言うか、ピーチちゃん。そんなのが欲しいの?」
ピーチ「ウン!」
扶桑「ピーチちゃんの体だと、そんな重い物積めないよ?」
ピーチ「・・・・・ソンナ事言ウ扶桑オネエチャンナンカ嫌イ!」ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「おい、扶桑!!」スパーン
金剛「子供になんて事を言うネー!!」スパーン
日向「お前のせいで、こっちまでシバかれるんだぞ!!」スパーン
扶桑「そ、そんな事言われても」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛痛い゛ぃぃぃぃぃ!?!?」
扶桑「わ、わかったわ。それ、ちゃんとあげるから。だから」
ピーチ「ア、ジャア五連装発射菅ジャナクテ、霧島オネエチャンニブタレタ顔シテクレタライイヨ」
扶桑「え?何でそんな顔を?」
ピーチ「ダッテ、霧島オネエチャンニブタレタ顔、トッテモ面白インダモン!」
扶桑「わ、わかったわ。やってあげるから」
そう言って、ぶたれた時の顔をする扶桑。
ピーチ「キャハハハハハハハハ」ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
\デデーン/
大和以外、アウトー!
扶桑「何してるの?」
長門「怖いな、この娘ww」スパーン
金剛「笑いながら平然と押してるデースww」スパーン
日向「可愛い顔して、目茶怖いな。本当にww」スパーン
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛痛い゛ぃぃぃぃぃ!?!?」
355: 194 :2017/12/31(日) 11:38:39
扶桑「ピーチちゃん。もう無理だから。見て。本当にもう駄目だから」
ピーチ「何ニモナッテナイヨ」
扶桑「何にもなってない訳無いでしょう?」
ピーチ「ナッテナイ!」
扶桑「なってるでしょう!?」
ピーチ「ナッテル!」
扶桑「ね?なってるでしょう?」
ピーチ「ナッテルケド、嫌。イカナイ」
扶桑「何で!?」
ピーチ「ダッテ扶桑オネエチャン、臭カッタモン!!」
扶桑「・・・~~~ww」※泣きながら笑い崩れている
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「扶桑ww」スパーン
金剛「『臭い』ってww」スパーン
日向「何で、ここまで言われないといかんのだww」スパーン
バッシィィィン
扶桑「~~~~~~~!!?!?!?」
長門「ピーチちゃん、それは普通に傷つくぞ」
扶桑「おねえちゃん、そんなに臭かった?」
ピーチ「不幸臭カッタ」
金剛「何デスカ、『不幸臭い』って」
日向「子供は、時に残酷だからなぁ」
356: 194 :2017/12/31(日) 11:39:15
酷い言われ様に凹んでいた扶桑だったが、ふとある事を思いついた。
扶桑「そうだ、ピーチちゃん。いい笑い袋あげようか?」
ピーチ「?・・・・イラナイ」
扶桑「まぁ、そう言わずに。ね?」
そう言って、何故か移動を始める扶桑。
大和「いや、いらないって言ってるじゃないですか」
長門「いい笑い袋?」
金剛「ソンナの無いデスヨー?」
日向「ん?笑い袋・・・?まさか!?」
次の瞬間、扶桑は大和の机の引き出しから大和の笑い袋を強奪した。
大和「ちょっと!何盗っているんですか、貴女は!!」
扶桑「こ、これと!これと交換を!!」ポチッ
S<アハハハハハハハハハハハ※大和の笑い声
\デデーン/
大和、アウトー!
大和「ちょっと!返してくださいよ!!あ痛っ!!」スパーン
物凄い力で取り返そうとする大和だが、扶桑も火事場の馬鹿力が発揮されているのか、なかなか取り返せない。
必死に抵抗しながらも、またボタンを押す扶桑。
S<アハハハハハハハハハハハ※大和の笑い声
\デデーン/
大和、アウトー!
大和「ちょっと!周りも、止めて下さいよ!!あいたっ!!」スパーン
長門「いや、お前等暴れるから」
金剛「巻き添えで、怪我しそうデース」
日向「もう、場が無茶苦茶なんだけど」
扶桑「これと!これと交換!!」ポチッ
S<アハハハハハハハハハハハ※大和の笑い声
\デデーン/
大和、アウトー!
大和「いい加減にして下さいよ!扶桑さん!!あ痛っ!!」スパーン
ピーチ「交換スルノ?」
扶桑「そうそう!これと交換!!」
357: 194 :2017/12/31(日) 11:39:47
そう言って、机の上に大和の笑い袋を置く扶桑。しかし・・・。
ピーチ「エイッ」ヒョイッ
交換する事無く、逆に大和の笑い袋まで持って行ってしまった。
大和「ちょっと扶桑さん!!」
扶桑「ちょ、ちょっとピーチちゃん!!片方は返して!!」
ピーチ「エイッ」ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
S<アハハハハハハハハハハハ※大和の笑い声
\デデーン/
全員、アウトー!
長門「扶桑、何やってるんだ!!」スパーン
大和「全く!!貴女って人は!!」スパーン
金剛「交換どころか、盗られるとか駄目デース!!」スパーン
日向「お前、これ以上場を荒らすな!!」スパーン
扶桑「だって、そんな事言われたって・・・」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛痛い゛い゛ぃぃぃぃぃ!?!?」
ピーチ<ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「もう、いい加減にしてくれ!!」スパーン
金剛「コッチまでお尻ガ壊れるデース!!」スパーン
日向「笑ってるし、叩かれるし、悲鳴上げるし、もう無茶苦茶じゃないかー!!」スパーン
扶桑「もう無理!もう勘弁s」※逃げてる途中でコケる
バッシィィィン
扶桑「~~~~~~~!!?!?!?」
358: 194 :2017/12/31(日) 11:40:19
とその時、ピーチが大和にソッと何かを後ろから渡す。
後ろ手で受け取った大和。すかさず鏡で確認すると、何とそれは、扶桑の笑い袋だった。
他の艦娘が見てない隙を突いて、スーツのポケットの中に隠す大和(忘れているかもしれないが、今回は教師という事なので一般のスーツを着用している(※~神崎島女学校~その1を参照))
一方、扶桑は余りの激痛に動けなくなった模様。
大淀(モニタールーム)「ピーチちゃん。そろそろ時間だから(※現在6分30秒経過)、大和さんの笑い袋を返して、戻って来て下さい」※インカムでry
ピーチ「アッ、ソロソロ戻ラナキャ。大和オネエチャン、コノ袋返シテアゲルネ」※なお、扶桑の笑い袋のダミーを既に出している。
大和「返してくれるの?有難う」
ピーチ「皆頑張ッッテネ!バイバ~イ!!」
4人「「「「バイバ~イ」」」」
ピーチ「(扶桑に向かって)アッカンベェーダァ!」
かくして神崎島の小悪魔、ピーチちゃんは去って行った・・・。
359: 194 :2017/12/31(日) 11:40:52
大和「まったく!!本当に悪い人ですね、この人は!!人の物を・・・!!」
長門「大和も、もうその辺にしとけ・・・」
金剛「巻き添えは、もう御免デース・・・」
日向「さっきから、お尻がジンジンしっぱなしなんだが・・・」
大和「扶桑さんも、もう起きてください」
扶桑「・・・うう(涙)」フラフラ
大和「で、反省しましたか?さっきの事(※~神崎島女学校~その9での、扶桑の悪戯)」
扶桑「え?何ですか、反省って?・・・私、悪い事はしてないですけど?」
大和「・・・・・まだ反省しないんですか(怒)」ポチッ←隠したスイッチを押す
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「え!?どうなっているんだ!?」スパーン
金剛「何でまた、扶桑の笑い声が流れるんデスカー!?」スパーン
日向「おい、まだ叩かれるとか冗談じゃないぞ!!」スパーン
扶桑「え!?まって!?何がどうなって」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛痛い゛い゛ぃぃぃぃぃ!?!?」
扶桑「え!?なになになに!?もしかして、どこかに隠して!?」
360: 194 :2017/12/31(日) 11:41:25
そう言いながら必死に机の引き出しの中を探すも、当然ながら何処にも無い。
大和「ピーチちゃんが持って行ったんじゃないですか?」
扶桑「!?ピーチちゃん!?ピーチちゃーん!!」
大和<ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
\デデーン/
大和以外、アウトー!
長門「いや、本当に勘弁してくれ!!」スパーン
金剛「堪った物じゃナイデース!!」スパーン
日向「もう大概にしてくれ!!・・・ん?」スパーン
扶桑「ピーチちゃん!!ピーチちゃーーーーーーーーーん!!」※堪らず、廊下に飛び出す。
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!」
日向「おい、大和。お前何もっているんだ!?」
大和「あ、ばれちゃいました?・・・実は・・・」
361: 194 :2017/12/31(日) 11:41:57
人差し指を口の前に立てる仕草をしながら、扶桑の笑い袋をスーツのポケットから出す大和。
長門「まさか、さっき押したのは!?」
金剛「大和だったデスカー!!」
日向「おい、何故押した!?」
大和「扶桑さんが悪いですから(キッパリ)」
長門「頼む、本当にもう勘弁してくれ!!」
金剛「これ以上巻き込まないでクダサーイ!!」
日向「こっちも、もう限界なんだ!!」
大和「・・・わかりました。では、扶桑さんにチャンスを上げましょう」
長門「?・・・・何するんだ?」
大和「私のと、中身を入れ替えるんです」
3人「「「!?」」」
大和「反省しているならそれでよし、反省してなければ・・・・・」(邪笑)
3人「「「・・・」」」
大和のヤバイ笑みに内心ドン引きする3人。一方の扶桑は・・・。
扶桑「悪魔の娘よー!悪魔の娘ー!ピーチちゃんはー!悪魔の娘ー!」
大和「・・・・・今度は、ピーチちゃんを『悪魔の娘』呼ばわりですか」
内心呆れつつも、笑い袋の中身を入れ替える大和。
362: 194 :2017/12/31(日) 11:42:35
大和「扶桑さーん。見つかりましたよー!」
扶桑「!!本当ですか!?」
大和「ロッカーの中に有りましたー!」
扶桑「よ、よかった・・・・・」
再び研修室に戻る扶桑。大和から笑い袋を受け取る。
扶桑「ほ、本当に助かりました・・・(涙)」
大和「・・・・・で、ちゃんと反省しましたか?さっきの事」
扶桑「・・・え?何で、反省しなきゃいけないんですか?私、悪い事一つもしてないですけど?」
長門「おい!!扶桑!!」
金剛「駄目デース!そんな事言っちゃ!!」
扶桑「?」
大和「・・・・・これだけされても、まだ反省しませんか」ポチッ
S<あはははははははは※扶桑の笑い声
扶桑「」
\デデーン/
大和以外、アウトー!
扶桑「へ?何で?」
長門「扶桑ー!!!」スパーン
金剛「嘘でもイイカラ、ソコは反省してるって言うデース!!」スパーン
日向「お前が反省しないから、こっちまで叩かれるんだぞ!!」スパーン
扶桑「え?何がどうなって!?」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!」
363: 194 :2017/12/31(日) 11:43:08
扶桑「な、何がどうなっているんですか!?」
大和「簡単です。中身を入れ替えたんですよ」
扶桑「ええ!?」
大和「おっと、押そうとしても駄目ですよ。道連れにしますから」
扶桑「ヒッ!?」
大和「さて、扶桑さん。いい加減反省しますか?さもないと」
扶桑「わ、わかりました!!反省します!!!反省しますから!!!!」
大和「・・・本当ですね。もし嘘なら・・・!」
扶桑「嘘じゃないです!!もう二度と、あんな事しませんから!!」
大和「・・・じゃあその証として、その袋をこっちに返して下さい。交換で、こっちを返します」
扶桑「は、はい!!」
言われた通りに袋を返す扶桑。交換で、袋を扶桑に返す大和。
大和「まったく。初めからそう言っておけば、こういう目に遭わずに済んだんですよ」
扶桑「うぅ・・・・・(涙)」
長門「・・・一番の被害者は、私達じゃないか?」
金剛「そうデース!巻き添えで、散々叩かれマシタヨー・・・」
日向「本当、こういうのは二度とやらないでくれ」
大和「・・・・・まぁ、それに関してはそうですね。申し訳有りませんでした」
日向「扶桑、座れるか?」
扶桑「うぅ・・・・・。痛過ぎて、まだ無理です・・・」
長門「取り敢えず、床にうつ伏せで横になってろ。痛みが引くまで」
扶桑「は、はい・・・・・」
大和「あー、酷い状態ですね。痕が残らない様、冷やしてあげましょう」
364: 194 :2017/12/31(日) 11:43:42
そう言って、おしぼりに冷たい水を含ませて絞り、扶桑のお尻に置く大和。
扶桑「し、沁みる・・・・・(涙)」
大和「我慢して下さい。痕が残ると、大変ですし・・・・・。そういえば、氷とかって無いんですか?」
日向「ちょっと見てみる」
そう言って、研修室に有る冷蔵庫の冷凍室を見るも、生憎氷は用意されていなかった。
日向「無いみたいだな・・・・・。あっ、これ使えるんじゃないか?」
持ち出してきたのは、冷凍室の間仕切り。
大和「取り敢えず、使ってみましょうか。扶桑さん、置きますよ?我慢してくださいね」
そう言って、間仕切りを扶桑のお尻の上に置いた。
扶桑「痛い痛い痛い!!くっ付く!!くっつく!!くっつくーーー!!」
日向「www」
\デデーン/
大和以外、アウトー!
扶桑「誰ですか笑ったのはー!!(怒)」
日向「す、すまんwwくっ付くがツボったwww」
扶桑「日向さぁーーーーーん!!!!」
長門「おい!日向!!」スパーン
金剛「何、自爆してるんデスカー!!」スパーン
日向「ご、御免ww本当に御免www」スパーン
扶桑「もう無理!!もう無理!!もう勘弁して!もう勘弁してーーーーーー!!」
バッシィィィン
扶桑「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!?!?・・・・・・・グエッ・・・」
365: 194 :2017/12/31(日) 11:44:14
潰れた蛙の様な悲鳴と共に気絶する扶桑。と同時に、アナウンスが。
大淀(ナレーション)「10分間連帯責任終了まで5秒前。4、3、2、1、連帯責任、終了です」
こうして、後に「悪夢の10分間」と呼ばれる惨劇は、幕を閉じた。
長門「・・・やれやれ。やっと終わったか」
金剛「災難だったネー・・・」
日向「全くだ・・・・・にしても」
そう言って、気絶した扶桑を見る4人。
日向「自業自得とは言え、流石に悲惨だな・・・・・」
金剛「とてもEliteの扱いに見えないネー・・・」
長門「優秀なのも、時に怖いな・・・・・」
大和「まぁ、『出る杭は打たれる』って奴じゃないですか?」
3人「「「・・・・・」」」
取り敢えず、大和を激怒させるのは絶対にやめよう。
そう思う3人であった・・・。
366: 194 :2017/12/31(日) 11:45:02
以上です。そんな訳で、連帯責任ネタと笑い袋ネタの掛け合わせとなりました。
舞台裏を買いている時に、感想で「連帯責任でシバかれまくるネタとか見たかった」との声があったので、「いっその事合わせてしまおう」と考えた結果、
何ともカオスな状態に(汗)正直、ここまで長くなるとは思わなかった・・・。
因みに作中で出てきたピーチ・神崎についてですが、海防艦と同じ位幼いという事と悪戯好きな小悪魔な性格という以外は特に決めていないので、外見等に
関しては、皆様のお好きな様に妄想して下さって構いません(ヲイ)
力尽きた感があるので、今年の投稿はここまでとします。正直疲れた・・・。では来年も頑張りますので、お時間が有る方はお付き合い頂ければ幸いです。
それでは皆様、よいお年を。
wiki掲載は、自由です。
369: 194 :2017/12/31(日) 12:41:46
誤字発見。
誤 扶桑「大和だったデスカー!!」
↓
正 金剛「大和だったデスカー!!」
wiki掲載時に、修正お願いしますorz
382: 194 :2017/12/31(日) 18:55:55
また誤字を発見・・・orz
誤)金剛「ほう、可愛いな。似合ってるぞ」
正)長門「ほう、可愛いな。似合ってるぞ」
今年最後の投稿なのに・・・・・不甲斐ないorz
最終更新:2018年01月01日 11:19