568: yukikaze :2018/02/18(日) 00:51:35
ちょいとネタで作ってみた、大陸版FGOのある英霊。
原典とは違う点が多々あるが、そこは許してもらいたい。

豊臣秀吉

御存じ太閤殿下。大陸世界においては、戦国の世を終焉させ、『あと10年寿命があれば、半島はおろか大明すら征服してのけた』と、後世言わしめた日本屈指の大英雄。(天下統一は史実より5年遅かった。)
まさかの『アルターエゴ』クラスでの登場であったことや、初期状態の絵と、最終再臨の絵が全く異なる、スキルと宝具がえげつない等、色々な意味でマスターの度肝を抜いたサーヴァントである。

略歴

第四章『争覇神話大戦 トロイア』で、トロイア側の防衛指揮官として登場。
大陸日本でも名高い『城攻めの天才』であったが故に、防衛指揮も破格のものであり、結果的に、ただでさえ難攻不落だったトロイアの都は、ケイローン曰く『オリンポスの神々総出で攻めない限り落ちない』と、愚痴るほどの硬さになってしまっている。
最終決戦時には、Ⅳの座を司る管制塔バルバドスに対して、ギリシャ・トロイア連合軍の帷幕の将として軍勢を展開すると共に、玉座での決戦後は、ゲーティアの統括から離れた魔神柱たちに対して、ケイローンと共に論戦を戦わせている。

人物

第四章登場時では、当人曰く『マジでやらないと速攻で詰む』という理由で、初期時の足軽姿の若者ではなく、有名な『唐冠兜 馬簾後ろ立て付』を装備した姿になっている。(顔立ちは戦国無双シリーズ似)天性の人誑しにして無類の女好き。
何しろ主人公に会った第一声が、男性マスターなら『顔が整っておる。時に・・・そなたには姉か妹がおるか?』であり、女性マスターならば『これは可憐。どうじゃ。まずは儂と茶でも飲みに行くか?』と、堂々と口説いてのけた(しかも戦場の真っただ中である)のだから、カエサルやダビデに匹敵するレベルである。
そもそも、トロイアに召還されたのも、神器守護をしていたステンノの呼びかけに『美少女ktkr』と、何も考えずに飛び出しただけである(事実を知った主人公達も本気で呆れていた。)。
もっとも、こうした点すら、周囲の人間からは好意的に受け止められており、モーションかけられるステンノも勇者達を一撃の下に虜とした女神の魅力に対して『本質的な部分では全く陥落していない』点に興味を覚えており悪い関係ではない。

もっとも、ヘクトールが『あいつの本質はもっと違うもの』と看過し、決戦前夜に、主人公に対して『そもそも儂は『作られた存在』よ』と、悟った表情で述懐するように、上記の性格は『太閤記などの物語で流布された秀吉像』によるものであり、実際の性格は、当人曰く『目的を果たすためには、一切の手段も犠牲も考慮しない冷酷無情な性格』。
これは第七章『天魔千年王城 京都』で、織田信長が『サルが居ったら面倒でなかったのにのう。あれは、目的の為にならば、武家が本質的に忌避する行為すら平然とやってのけた。儂ですら息を飲むレベルでな』と、述懐したように、秀吉本来の性格は、主君の信長ですら一目置くレベルでの冷酷ぶりであったことが見て取れる。
故に、彼が『アルターエゴ』として召還されたのも、『本来の性格とは別の、『物語の秀吉』を演じる為』であったのだが、当人自身は『この性格もまた、儂であることには変わりがない。農民の子から関白太政大臣にまで昇りつめた、日の本一の出頭人、豊臣秀吉たる儂のな』と、受け入れている。

569: yukikaze :2018/02/18(日) 00:52:16
能力

日本大陸史上有数の大英雄であるが故に、スキルも破格のものが揃っている。

1 1夜城

秀吉の逸話にある『墨俣1夜城』をスキル化したもの。
味方全体の防御力を3ターンだけアップする初期スキルである。
レベル1で10%、レベル10でも15%と、スキル強化をしても、これ単体では微妙であるが、宝具と組み合わせればえげつない能力を発揮する。
初期CTは7ターン。最短で5ターン。

2 刀狩

秀吉の政策である『刀狩』をスキル化したもの。
敵全体の強化解除および攻撃力ダウンを引き起こす優れもの。
なお、強化クエストによって、敵クリティカル率まで下げるなど、えぐいことをしている。
初期CTは7ターン。最短で5ターン。

3 大返し

秀吉の逸話『中国大返し』をスキル化したもの。
現時点で唯一実装されている、味方全体のスキルCT短縮能力(1ターン分)である。
味方全体のスキルCT短縮をできるのは、玉藻の宝具ぐらいしかなく、秀吉最大の特色となっている。
ただし、デメリットとして防御力が大幅ダウン(20%)するのと、何より初期CTですら10ターンと、スキルを発動するタイミングがシビアになっている。

宝具 「千成瓢箪」

自身が作りし難攻不落の大城塞である大坂城を召還し、城塞中心にある黄金の魔力炉からのバックアップにより、豊臣恩顧の軍勢を召還し、一斉砲撃によって敵軍を吹き飛ばす対軍宝具。
宝具威力自体は、アーツ宝具である為に、特筆すべきものはないのだが(これは『アルターエゴで召還された』部分も多く、本来の彼の性格で召還されれば『バーサーカー』乃至は『ライダー』であるため、バスター宝具とされている。)、この宝具の本質は『それ以外』のもの。
同宝具発動により、『1夜城の防御力がそれぞれ2倍』『味方の攻撃力が、3ターン20%アップ』『NP獲得量も3ターン20%アップ』が確定し、自身に毎ターンスター獲得状態を付与(マーリンのガーデン・オブ・アヴァロンと同じ)することになる。
しかも、秀吉のカード構成が、バスター1枚、アーツ2枚、クイック2枚と、比較的NPが溜まりやすい性能をしているため、玉藻や孔明、マーリンと組んだ瞬間、凶悪無比なまでのパーティー構成となる。

総評

☆5で、最初のアルターエゴ実装というだけあって、優秀な性能を発揮している。
数少ない欠点が、HPが14,000近いのに対し、ATKが11,000に届かず、自身の攻撃力強化バフが、宝具発動以外ないという点だが、それでもクラススキルで『神性』を持っているため、数値の補正はされている。
むしろ彼の最大の欠点は『必要素材の多さ』。
再臨素材も『八連双晶』『智慧のスカラベ』『竜の逆鱗』と、比較的入手が限られている物が多いのだがスキル上げに必要な数量に至っては、モリアーティー加入までは、ダントツの多さだったというのを考えれば、彼を育て上げるに必要なコストに涙したマスターが多いのもうなずけるであろう。
また『アルターエゴ』であるが故に、三騎士には弱く、これまた彼の運用を悩ませる要因にはなっている。

もっとも『それなりに殴れるサポーター役』と割り切れば、三騎士が相手でも活躍できる場面は多く、この辺は、マスターの陣容にもよると言える。

なお、マイルームの特殊会話の対象者は『ステンノ』『オリオン』『ヘクトール』『ケイローン』『織田信長』
『ステンノ』は、ルパンと不二子のような掛け合い。
『オリオン』は、オリオンとのスケベ話に花咲かせたところを、アルテミスに揃ってしばかれるもの。
『ヘクトール』は、気の合う同僚としての親近感を示したもの。
『ケイローン』は、『我が2軍師に合わせれば、さぞや面白い話になるかものう』という内容。
『織田信長』は、『げっ!! 右府様。何で右府様がここに!! しかもおなごとかどういうこと!!』と、
本気でパニックを起こして、全力でトンズラしている。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2018年02月18日 09:47