811: クー&ミー :2018/03/06(火) 23:02:58
大内氏in夢幻会6
注意事項
憂鬱本編で寺内寿一に転生した人物の出身地は不明ですが、この世界においては山口県出身者が寺内寿一に転生したと云う事にしています。

転生した際に付いてきたチート
自分が見た人物が転生者かどうか見分けられる。(ぱっと見ではなくしっかり見る事が前提)
転生者が知っている夢幻会メンバーであれば、当該人物の仕草から中身が誰であるかも見分けられる。
夢幻会の中堅メンバーと邂逅した時の経緯で辻~んの指摘通りの能力を転生チートで貰ったとほぼ確信するに至った。


~1524年(大永4年)2月~
昨年、義隆(in寿一)は領内の視察と銘打った転生者捜索によって夢幻会中堅メンバーと邂逅する事となった。
なお、憂鬱世界で顔見知りだった事も有って義隆の直参として登用して軍事面の研究と山口明倫館の教師役を任せる事を決定している。
また、製塩業をやっていた中堅メンバーは武任(in辻~ん)と協力して入浜式塩田による製塩推進を行う事となった。
武任に対する義興の信頼度は義隆の売り込みと武任本人の努力と成果によって徐々に上がって来ていた。
義興時代からの重臣も「内政面は義隆様と武任に任せれば良いだろう。義隆様たちのお陰で我々の所領も潤ってきているからな。軍事面は…若いから今後に期待しよう。」と武任の内政能力を徐々に認めつつあった。

「辻さん、何だかんだで出世しているではないか。これならば予想より早く大内氏の金庫番を任されそうだな。」
「ははは…。それについては嬉しいですが、若年での出世で妬みを買っていないかかなり心配ですがね…。」
「嫡男である私の片腕を害そうとする馬鹿は居ないさ。そのような事をすれば族滅ルートになるのは理解しているだろう。」
「それならば良いのですがねぇ。」
「それで、製塩業の計画はどんな感じだ?」
「製塩計画の方は順調に進んでいますね。やはり、本業の方が居るとやり易いですね。」
「ここからは私が…。現時点での進捗状況から考えますと再来年には入浜式塩田による製塩が始められると思います。しかし…、まさか中堅メンバーだった私が会合に参加するとは前世では思いもしませんでした。」
「現時点での夢幻会メンバーは10人にも満たないからな…。まぁ、追々前世での会合メンバーと邂逅すればお前たちも自分の仕事に専念出来るだろう。」

「寺内さん、明倫館の軍事指南や武道の方は何とかなりそうだ。そう言えば、軍事指南の内容を考えていて思ったのだが忍び等はどうするか?」
「確かに、忍びも雇わないといけないな。この時期だと史実の有名どころで雇えそうなのは伊賀の忍びか?」
「甲賀は六角氏が雇っていますからね。将来的には伊賀の忍びを独占したいところですがねぇ。」
「まぁ、当面は忍びを雇う事に集中だな。」

夢幻会のメンバーが増えた事によって活発な議論が行われる事となり、数年後を見据えた国力向上への行動がより一層進められる事となる。
また、忍びを雇う事については第一次六角征伐(鈎の陣)で六角氏の戦術を例に挙げて義興を説得している。
義興自身も大友や尼子と戦うにはより多くの優秀な間者が必要と思い、義隆の意見に賛意を示して忍びを雇う交渉を任せている。
翌年、義隆の直参となっている夢幻会中堅メンバーを使者として伊賀に派遣して忍びを数名雇う事となった。
雇われた数名の忍びは、義隆の忍びに対する理解の深さからと好待遇に感動し、義隆への忠誠を誓っている。

812: クー&ミー :2018/03/06(火) 23:03:59
投稿は以上です。
まとめwikiへの転載は自由です。

あとがき
現時点では夢幻会メンバーが少ない事から憂鬱世界では会合に参加しない中堅だった面々も会合メンバーとなっています。
憂鬱本編でも中堅以下のメンバーが縁の下の力持ちと云う感じでしたしね。
そして、情報の流出を抑えたい思惑から忍びを雇う事にしました。
まぁ、或る程度流出するのは仕方ないにしても、流出量は減らさないと大変ですので。

使者として伊賀国に向かったのは諜報に詳しい中堅メンバーで、憂鬱世界では堕落した夢幻会メンバーを監視していたという(独自)設定です。

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最終更新:2018年03月07日 09:38