79: 635 :2018/08/26(日) 23:12:43
銀河連合日本×艦これ神崎島ネタ 「原作世界と繋がってしまったようです」

注!!このネタは銀河連合日本×艦これ神崎島本編と全く関係のない並行宇宙のネタです!!



日本と神崎島が宇宙国家入りをしてしばらく立った頃、
神崎島近海に直径数キロの構造物が突如として現れた。


神崎島鎮守府中央指揮所

「陸奥!現在の状況は!?」

「提督、何が何だか分からないわ。とりあえず待機してた大鳳達を向かわせたわ。」

神崎提督を始め現在神崎島にいた鎮守府、日本、ティエルクマスカ関係者が次々に中央指揮所へと入ってくる。
そして、本日中央指揮所で待機していた陸奥が彼らを出迎える。

「なんだありゃ?」

「何ナンでショウ?」

毎度おなじみ突撃バカとカレーバカな柏木、フェルさん夫婦は画面に映る謎の構造物を見てそんな感想を抱く。

「ヤルバーンが探査艦とシテ動いててイタ時もあんなのは見たことありまセンな。」

「ヴェルデオ知事も見たことがないのですか。」

最近の休みの日は頻繁にゴルフする仲となった二藤部新蔵内閣総理大臣とヴェルデオ・バウルーサ・ヴェマヤルバーン州暫定知事
もそんな言葉を交わす。

ここまでは神崎島に集合していてもなんら疑問に思わないメンバーである。

「神崎島に続き、また突如として出現するモノがあるとはこれも因果かな?なあ、マリヘイル。」

「そうですわね、サイヴァル。神崎島やニホンもティエルクマスカの一員と
なったのですからティエルクマスカ史上初の出来事、不謹慎ですがワクワクしますね。」

サイヴァル・イゼイラ議長とマリヘイル・ティエルクマスカ議長も何故かここにいる。
加盟式典終わって帰ったんじゃないの!?と思うかたもいらっしゃるだろう。

ここで入ってきた方達の姿を見てみよう全員濃緑で統一された衣装を着ている。
男性は法被、女性は浴衣のようだそこはまだいい。
法被は袖に黄色線が入り胸元に白線で囲んだ日の丸がある。
浴衣は肩や腰に垂直の灰銀のラインと黄色の帯、袖には法被と同じ日の丸がある。
そして、法被と浴衣の背中には赤色でデカデカと『瑞雲魂』と書かれている。


なんで宇宙国家連合の要人達が揃いも揃って瑞雲仕様であるのかと言えば、
加盟式典日本でやったんだからティエルクマスカでも何かやろうという提案が日本側からあり、
超時空突撃ドゥス大臣柏木真人の放った余計なことから全ては始まった。

「だったら、ティ連で人気のあるカレーと瑞雲のイベントを日本と神崎島主体でイゼイラとかでしたらどうすかね?」

「「それだー!!」」

「「ええ?(困惑)」」

日本と神崎島の困惑をよそにティ連側は物凄い乗り気であった。
発達過程文明を一般市民も間近で感じられるチャンスであり、日本と神崎島との友好も深められる。
しかも、ヤルバーンの報告書やフェルさんレポートから全ティ連市民の憧れとなった鎮守府カレー祭りと瑞雲祭りに参加出来る
というかむしろカレーと瑞雲メインじゃね?という反応であった。

この提案を聞いたサイヴァルとマリヘイルはイゼイラ議会とティ連議会を急遽招集、全会一致で此度のイゼイラ瑞雲カレー祭りを
決行、支援することとなった。

ついでにトップがカレー祭りと瑞雲祭りを正しく理解せねばならないという建前と本音の元、
死に物狂いで仕事と根回しをして、万難を排して神崎島鎮守府へとやってきたのである。

そんなことで日本と神崎島も瑞雲カレー祭りの準備と相成ったのである。

ちなみに本日待機していた面々はティ連の方がとの瑞雲カレー祭り準備への参加に不幸にも漏れた艦娘である。

80: 635 :2018/08/26(日) 23:13:21
中央指揮所

「なんか表面は鏡や水面みたいだな?」

「直径ダケで数キロあるんじゃナイデス?」

「ねえ、電。アレって司令官が言ってたアレじゃない?」

「雷ちゃんもそう思いますか?」

「「知っているのか雷電!?」」

「柏木さんたち、私達は関東豪学連じゃないわよ?」

「なのです。」

「柏木さんたちが申し訳ありませんね。それでアレは何なんでしょうか?」

「ええ、二藤部総理。アレはきっと司令官が前世で見たことあるものに違いないわ!」

「異世界や並行世界と繋がった亜空間接続門なのです。司令官さんが以前寝物語として話してくれたのです。」

「異世界と繋がる構造物とイウことはゲートとかいうアニメで出てきたやつと同じという認識で構いマセンか?神崎提督?」

「ええ、ヴェルデオ知事私が以前見たものに似ていますね。」

「アニメのゲートと同じ状況ということは、『特殊事態』にあたりますわね。」

「ああ、マリヘイル。まさかこんな状況が本当にくるとはね。」

「まあ、私達艦娘が創作上のキャラクターとして存在した以上他の作品もないといえないわけだしね。」

寝物語云々は置いといてマリヘイルの言う『特殊事態』とはこの世界でカグヤの帰還終了後に
精死病で並行宇宙を体験した柏木が懸念したものである。

「他の創作上の人類に敵対的な存在が実際にいるのではないか?」

深海棲艦や霧の艦隊の存在が確認された以上ないと言い切れないので調べる価値はあるとされ、
神崎提督やサイヴァル、マリヘイル、二藤部の合意の元、日本、神崎島、ティ連は総力を上げて
その存在の確認と対処法の研究に邁進することとなった。

そのため、G元素やミノフスキー、GN粒子、ゲッター線、フォールド技術などの創作上の研究が盛んに
行われることとなるが全くの余談である。


『こちら大鳳。構造物付近に到着しました。』

「こちら神崎島中央指揮所、提督だ。それは亜空間接続門の可能性がある慎重に行動しろ。」

『亜空間接続門!?了解しました!』

「すいません大鳳さん、柏木ですが。門は今どんな感じですか?」

『出現してから、大きな変化はないですね。』

「そうですか…。」

何やら柏木はなにかを考え始めた。

「マサトさん何か企んでマスネ。」

「はは、こんな時神頼みならぬケラー柏木頼りですな。ニトベ総理。」

「そうですね。柏木さん一つお願いしますね。」

「ケラーはどのような対処法を出すのでしょうね?」

「きっと私達が思いもつかぬことだよマリヘイル。」

そんな皆さんの期待に柏木はたじろぐ。

「な、なんだよもう。」

「まあまあ、柏木さん。で何を思いついたんです?」

「取り敢えず大鳳さん。探知偽装かけたヴァルメを門に突入させて下さい。」

『ヴァルメを突入させるんですか!?』

「マサトサンどういうことナノデス?」

「これが神崎提督達の予想通りのものだとすると敵対的な存在が門の向こうにいることも考えられるからね。
だったらこちらから先手を打ち調査したほうが良いだろう?」

「成る程、ではサイヴァル議長、マリヘイル議長、二藤部総理よろしいですか?」

3人の同意を得てヴァルメを突入させることとなった。

81: 635 :2018/08/26(日) 23:14:09
航空母艦大鳳

「ヴァルメ発艦準備急いで!!」

今では神崎島鎮守府の多数の艦艇に装備されているヴァルメの発艦が飛行甲板上にて進められていた。

「ヴァルメ発艦!!」

「さて、鬼が出るか蛇が出るかどちらだと思う?」

「大鳳艦長、私に分かるわけないデスヨ。」

大鳳は最近鎮守府の各艦艇に配属され始めたティ連出身の乗組員とそんな会話をした。
空母大鳳を発艦したヴァルメはに水面に水滴が落ちたような波紋を門の表面に作り門に突入していった。



神崎島鎮守府中央指揮所

ヴァルメから送られてくる映像が画面に流れる。
まるで、超空間かワープ空間のような空間がしばらく続き、急に視界が開けた。

青い海と青い空、その姿は柏木たちがいる地球にソックリである。

『こちら大鳳。ヴァルメからの情報では地球と大気の組成はほとんど変わらないようです。』

「地球と同じということは人類に近い知的生命体がいる可能性があるな。」

「提督、もしかしたら意表をついてザムル人みたいかもしれないわ。」

神崎提督と陸奥はそんな会話を交わす。

『!!。一定方向より、多数の電波と量子通信と思われる反応を確認!!』

「電波と量子通信があるなんて今の日本みたいですね。知事。」

「イヤ総理。まさかそんな事はないでショウ。」

ヴェルデオと二藤部は雑談をしている。

「大鳳。発信源へヴァルメを向かわせてくれ。」

「不謹慎ですがわくわくしますわね。」

「チキュウの映画とかでいう未知との遭遇ってやつかい?」

なんかわくわくしているマリヘイルとサイヴァル。

『こちら大鳳。陸地とその付近に浮かぶ巨大建造物を確認!!あれって!?』

「おいおい、どういうことだ!?」

「マサカ!ソンナ!?」

驚愕を柏木とフェルを襲う。



全員の視界にあるものが映る。
この場にいる誰もがその建造物を知っていた。

「……ヤルバーン……だと……。」

ただし全員瑞雲魂である。

82: 635 :2018/08/26(日) 23:15:46
以上です。
私はカレーと瑞雲とギャグを挟まないとネタが出ないようです。
掲載はご自由にどうぞ。

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最終更新:2018年08月29日 13:40