930 :New ◆QTlJyklQpI:2012/01/20(金) 16:44:55
再びACfaネタです!
ネタSS  ~企業家たちの憂鬱 外伝  AF危機~

この日、日本企業連合以外の企業が集まり会議を開催していた。
この会議では普段は対立している者同士である彼らが皆一様に眉間に皺を寄せているので如何に深刻かがわかる。

「各社も体験した通り、日本企業連系のネクストのアームズフォート撃破率、これは異常としか言いようがない」
「開発したばかりのカブラカンやスティグロ、更にギガベース・・・・短期間にこれほど落とされるとは・・・・」

リンクス戦争によりネクストなど個人戦力に依存することへのリスクを感じた企業は代替可能な人員を使った物量を中心とする戦略を構築。
その一環で強力な攻撃力と防御力に重点を置いたアームズフォートを開発する。
高コストだがネクストと比べても量産が可能であり、こと遠距離戦闘ではネクストでさえ危ない、
「大多数のネクストにとってジャイアント・キリングは奇跡の親類」と表現されるほどであった。

しかし、その期待も日本企業連合によりあっさりと粉砕されようとしていた。
AMS技術などに秀でた日本は腕利きのネクストを多数を抱えており、リンクス戦争で最も損耗を抑えたことで各企業に脅威に思えた。
しかも、経緯からみても国家から企業に看板を替えただけとも言える組織は国を滅ぼした企業にとっては異端に見えた。
そこでアームズフォートを中心にする物量戦略による弱体化を図ろうとした矢先に面白いように自社自慢のAFが落とされたことに
恐慌状態に陥った各社は対策会議を行っているのだ。

「改めて見ると予め弱点を把握していたかのように攻撃しているが・・・・・まさか、スパイか?」
「それはわが社も思って調べたが技術開発部門から情報が漏れた形跡はなかったぞ」

会議は延々と続くが何故AFが落とされるのかの答えは出ず、この場での会議はお開きとなった。
その後日本企業へのAF使用はタブー視され、ネクストなどを従来の戦法となるが彼らは知らない。
このAF撃破がACをやり込んだAMS適性がある夢幻会メンバーによるミッションだった事を。
そして物量戦略を防ぎコジマ汚染の塊アンサラーの開発阻止を目指した結果だということを。

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最終更新:2012年01月26日 20:52