228: 635 :2019/02/10(日) 17:21:55 HOST:p1898232-ipbf412souka.saitama.ocn.ne.jp
まず最初にすまないスペックとかはサッパリなんだ。


銀河連合日本×神崎島 ネタ 再び舞う桜


神崎海軍工廠試製重対艦誘導弾(XHSSM-1)


神崎海軍工廠試製重対艦誘導弾(XHSSM-1)は神崎島海軍工廠によって開発された重対艦ミサイルである。

誘導方式は中間誘導に慣性・GPS複合誘導、最終段階ではパッシブ・アクティブレーダー複合誘導を行う。
また、XHSSM-1は設計の段階からネットワーク中心の戦いのコンセプトが導入されており、神崎島鎮守府の軍事ネットワークに連接し航空機や艦艇、衛星からの
データリンクによる誘導も可能となっている。
これにより後方から前線で戦闘を行う駆逐艦等からの情報を元に敵艦にミサイルを打ち込むといったようなことも可能となっている。

そして複数発射時はデータリンクによるXHSSM-1の「群れ」を形成しリーダーとなったミサイルのみがパッシブセンサーを起動しながら高高度を飛行し、
他のミサイルにデータを転送することで残存性を向上させている。
また、リーダー機が何らかの理由で喪失した場合は即座に他のミサイルがリーダーの役目を引き継ぐ様設定されている。

推進系はASM-3で養われたインテグラル・ロケット・ラムジェットエンジンを採用することで全段階でマッハ3を超える速度を発揮し敵の防空網突破を可能とした。
またミサイル自体のサイズもASM-3に比べ大型化していることで射程が大幅に向上し発射元の生存性の向上に貢献している。

弾頭は超大和型用の51センチ主砲弾転用の対戦艦用が最初に開発され、軽装甲大型目標用のシーバスター弾頭、侵食弾頭など様々な弾頭を用途に合わせ柔軟に運用が可能となっている。

地対艦型を基本に艦対艦型、空対艦型が開発されている。
しかし、高性能化の代償として大型化、大重量化により各型共に運用可能な兵器が限定されているのが欠点と成っている。
例えば空対艦型では神崎島の大攻、重爆のみで運用可能となっている。

開発が開始された大きな要因は世界規模での戦艦の拡散である。
自衛隊が保有する各種対艦ミサイル、神崎島が保有する対艦兵器では今後予想される防空システムの進化、兵器の長射程化、戦艦の大型化、重装甲化により
決定打に欠けるのは明らかであった。
敵戦艦のアウトレンジから致命的一撃を与える兵器が必要とされたのである。

そしてXHSSM-1の基本型戦艦の主砲弾を転用し高速で敵防空網を突破する重対艦誘導弾、このコンセプトには直接的な原型が存在している。


四式対艦誘導弾『桜花』

何処共知れぬ世界より神崎島に流れついた非『非人道兵器』桜花である。

この桜花を見つけたのはやはりと言うべきか柏木真人である。
その日、柏木は趣味となってきた神崎島の兵器漁りをしていた。

倉庫に眠っている兵器の中から歴史に埋もれた珍兵器や優秀な兵器として表に出なかった名兵器など神崎島の住民も知らない大発見を度々していた。
その度にヤルバーンの乗員達が尊敬の目で柏木を見ていたがどうでも良い話だ。

「なんだこりゃ?ミサイルかな?」

兵器の山の中から桜花を見つけた時柏木はそれが異世界の桜花だとは気が付かなかった。
当たり前だろう柏木の知る桜花という名前の兵器は忌むべき兵器しかないのだから。
そして桜花をいつも兵器の鑑定をしてくれる明石の元へ持ち込んだのだ。
明石も見たことないものが偶に持ち込まれて喜んでいるのでWin-Winの関係である。


桜花の正体を明石が理解した時、明石は震えた。

「明石さん?」

「柏木さん。これ!」

「え?」

「これはあの『桜花』です!異世界の『桜花』なんです!」

「特攻兵器の『桜花』ですか!?でも操縦席もなにもないですが?」

「当然です!これは無人の『桜花』、つまり対艦ミサイルなんです!!」

「はあっ!?」


この桜花を神崎島の妖精達が知った時に彼らを襲ったのは驚愕であった。
自分達が特攻兵器を作ってしまったのに異世界の日本人たちはどれだけの努力をし、この桜花を生み出したのだろうと。
そしてこの世界の桜花開発者であった技術者妖精達は嘆いた。
自分達がこの桜花を生み出していればどれだけの若者を死地へ送らずにすんだのかと。

それを見た柏木は言った。

「後悔してばかりじゃだめでしょう。それを次に活かさないと生きてるんですから。」

その一言で技術者達は奮い立った。
この桜花に込められた想いを受け継ぐためにこの桜花を現代に甦らせるようと動き始めたのだ。

自衛隊やアメリカに協力を仰ぎ、対艦ミサイル先進国であるロシアへ調査員の派遣し、自分達も戦史研究など時間を惜しんで行っていった。
そして試製重対艦誘導弾XHSSM-1としてそれは実を結んだ。

こうして桜花は現代に蘇ったのだ今度は日本の若者の命を奪う兵器ではなく守る兵器として。

229: 635 :2019/02/10(日) 17:33:00 HOST:p1898232-ipbf412souka.saitama.ocn.ne.jp
以上になります。

基本的には現代に蘇った戦後夢幻会の桜花、もしくは旧ソビエト連邦重対艦ミサイルの後継者となります。
設定考えててグラニートを調べてたらほぼ現代でも通じるコンセプトでこのままでもいいんじゃね?と考えました。
さすが旧ソ連対艦ミサイルの極地。

グラニートの弾頭を51cm主砲弾転用して大型化、ネットワーク中心の戦いの導入などのアップデートが主ですね。
しかし書いてる途中で駆逐艦による重対艦ミサイルの誘導という米軍のストリート・ファイター・コンセプトが可能だわと後から気づきました。

後書き始めた理由がYB-35にしか積めないミサイルが取得理由に必要だよね!だったりしますw

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最終更新:2019年02月15日 23:52