299: ひゅうが :2019/02/11(月) 03:56:24 HOST:i114-190-112-36.s41.a038.ap.plala.or.jp
大英帝国海軍 戦艦「ロイヤル・サブリン」級

全長280m
全幅40m
喫水10.8m
基準排水量6万5500トン
満載排水量7万1200トン
装甲:舷側400+114+50mm
甲板250+114mm
主砲塔正面560mm+140mm
主砲塔天蓋330mm
※ 何れも複合装甲 艦底部三重底

ALTA/神廠/ヤル研式 FCS-4(TWT-AESA)8セル

主砲 50口径46センチ砲連装4基8門
副砲 127mm単装砲4基4門(後日レールガンへの換装予定)

その他武装

神廠/ヤル研/ヴィッカーズ式Mk.48改30インチVLS128セル
ヤル研式自由電子レーザー砲(10MW級) 1門
Mk.110ボフォース57mm速射砲10門
SeaRAM(RIM-116C)4基
M2 12.7mm機銃(RWS)4基

機関 MT-30改ガスタービン発電機6基 50000hp×6=300000hp(常用推進器2基 発電用2~4基)
  神廠/ヤル研 HTS(高温超電導)電動機改 6基4軸 240000hp
速力 31ノット(20ノットで1万2000カイリ)
乗員数 常用700名

同型艦「ロイヤル・サブリン」「ロイヤル・オーク」「クイーン・ヴィクトリア」


【解説】――大英帝国海軍が神崎島およびヤル研とアメリカに発注した新鋭戦艦
エイブラハム・リンカーン級の縮小型ともいえる戦艦であり、武装自体もその枠内よりやや大人しい枠内に入っている
計画自体は、エイブラハム・リンカーン級の建造計画発表と同時であり、米国が思い切った最新技術公開によって強力な戦艦を手にしたことを奇貨として自国の最新技術を公開して行われた
実のところこれは自国の持ち出しよりも米国技術とヤル研をはじめとする神崎島技術の導入による利益が多いと判断したMI機関を中心とする諜報活動の成果によるものであり、同様の例は英国海軍のトライデントミサイル(それ以前のスカイボルト導入構想から)導入でも見ることができる
そのかわり、武装に関してはいずれもエイブラハム・リンカーン級の半分以下とすることで米国の警戒感を和らげ、システム中枢もアメリカ式が握るというある程度の安定感を与えている
だが、実際はヤル研によるシステム完全解析済みであり米国との関係悪化があっても神崎島からの供給が可能となることからアメリカ側の想定よりもはるかに英国に有利な内容となっているあたりは大英帝国の面目躍如といえよう

船体は装甲防御をやや加減しドイツ海軍のA・D・M級後継艦を想定しつつ、艦側面を大胆に削ることで速度性能を確保したが、乗組員数が限られることから居住性については大幅に向上
防空能力については艦隊防空用に再設計された試験艦やしま型のFCS-4および既存のウェポンシステムにより確保され、米国製ながらもヤル研による再設計済みであり各部分散配置を可能としたMk.48を搭載
しかし後述の理由により集中配備がなされている
主砲は、神崎島より提供された46センチ砲を連装4基搭載。こちらも誘導砲弾・ラムジェット射程延長砲弾化されており最大射程は300キロメートルにも達しているが、液体装薬化はなされていない
副砲については西側標準の127ミリミリとしているが、これは後日の自国装備予定の155ミリないしは203ミリレールガンの搭載スペース確保が予定されているためである
最大の特徴として、主砲塔後方に配置された「やしま」用の10メガワット級自由電子レーザー砲である
機関出力の限界からやしま型のように多門連続出力はできず2.5秒に1発1秒の照射が限界であるが、これでもICBMの一撃完全破壊が可能であり、通常の艦艇相手にも重大な損傷を与えられるレーザー砲を大英帝国は欲していたのである
ミサイルVLSの早晩の不要化を考えて、この自由電子レーザー砲を最大3門搭載することが可能なスペースを本級は備えていた
これにレールガンを加えれば、「エイブラハム・リンカーン」級よりもはるかに小さな手間と時間での改装が可能とされていることが知られるにつれて、日本側の計画担当者は「MI機関おそるべし」との感想を抱いたという
彼らの予想通り、「やしま」型に採用されたパワープラントの存在に大英帝国情報部はすでに気付いていたのである

同型艦は、建造と艤装自体を神崎島およびヤル研が実施したことから同時3隻建造とされ、エイブラハム・リンカーン級とほぼ同時期に就役した
太平洋上へ展開することを余儀なくされるエイブラハム・リンカーン級の補完と、親中国路線を強めるドイツへの対抗戦力として米国は建造を追認
そのかわりにエイブラハム・リンカーン級の3隻追加建造計画でこたえた
ただし配備にあたっては英国側も無傷ではなく、建造予定だった「ドレッドノート」級SSBNの予算が転用されて就役が4年遅れとなっている

300: ひゅうが :2019/02/11(月) 03:57:08 HOST:i114-190-112-36.s41.a038.ap.plala.or.jp
※ 本稿の投下をもって、前スレに投下した 試験艦「やしま」型のwiki掲載を許可いたします

301: ひゅうが :2019/02/11(月) 03:59:11 HOST:i114-190-112-36.s41.a038.ap.plala.or.jp
訂正――機関搭載数は
× MT-30改ガスタービン発電機5基 50000hp×6=300000hp(常用推進器2基 発電用3基)
○ MT-30改ガスタービン発電機6基 50000hp×6=300000hp(常用推進器2基 発電用2~4基)

です

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最終更新:2019年02月15日 23:54