755: ライスイン :2019/04/17(水) 17:09:06 HOST:g219-100-239-076.scn-net.ne.jp
注意)かなり強引な展開になります。また残酷な描写及び矛盾があるかもしれません。


1940年10月15日明朝  ミンスク上空14000m 日本空軍戦略爆撃機「斑鳩」編隊


「凄まじい大軍だ、相当絞り出した様だな。」

ミンスクのはるか上空を飛行する斑鳩の大編隊の中の指揮官機の席で指揮官を務める大西瀧治郎少将は呟いた。
今、眼下のミンスク郊外ではドイツ(+東欧諸国)とソ連という仲違いした反日連合所属国同士による壮絶な最後の力を出し切った殴り合いが繰り広げられていた。
日本軍による空爆と核攻撃で国内産業が壊滅し、食料供給が絶望的になったドイツと東欧諸国は食料や資源を求めてソ連へと侵攻。同様に侵攻準備を進めていたソ連軍と激しくぶつかり合いながらも進撃し、ミンスク郊外にて集結したソ連軍と決戦を行っていた。これを察知した日本は両軍を壊滅させ降伏に追い込むべく、空中給油機を総動員して50機近い斑鳩をミンスク上空に送り込んでいた。各機の腹の中には小型核爆弾が10発ほど積み込まれていた。

「迎撃機は上がってこないな?」

「はいっ、レーダーに反応はありません。」

大西少将の問いに航法士官が答える。独ソ両軍は激しい戦闘を行っているせいなのか未だ爆撃機編隊には気付いていないようだ。

「高度を下げろ、投下用意」

投下の為に高度10000m以下にまで降下させる。流石に両軍も気付いたようだが戦闘機を差し向けたり高射砲を撃つ余裕すらないようだ。

「投下ぁっ!!」

命令と共に次々と投下される核爆弾。そして生まれる大量の汚い花火。
この人類史上初の”絨毯核爆撃”によって1000万人近い(※1)ドイツ軍(+東欧諸国軍)とソ連軍は壊滅。この報を聞いたヒトラーは憤死。
後継の座を巡って数日間の醜い争いが行われた後、政府首班に就任したベルリン市長のアデナウアーが日本に対して降伏。ほぼ同時にソ連でもクーデターが発生しスターリンは街路樹に吊るされ、臨時書記長の座に就いたベリヤが同様に降伏したのだった。


                              孤立大陸 第33話(最終話)「そして伝説へ」  



 1940年10月25日  東京 夢幻会会合場所


「漸く戦火が止みましたな。」

嶋田がホッとした様に呟いた。

「余り褒められた手段ではなかったけどね。」

苦虫を噛み潰したかのように吐き捨てる伏見宮。ドイツとソ連が降伏した後、反日連合加盟国は相次いで降伏を申し入れてきた。
東欧諸国はドイツとソ連の惨状を見て両国の降伏後まもなく降伏を打診。勝ち馬に乗ろうと参加していた中南米諸国はアメリカ降伏後に余裕が出て来た日本の通常型弾道ミサイル攻撃や半ば訓練も兼ねた機動部隊や戦略爆撃機による空襲の激化をうけて降伏を申し入れてきた。
イタリアはムッソリーニがあっさり降伏を決め、国王や議会もそれに同調。内戦下のフランスに対しては双方ともヒートアップして交渉にすら持ち込めない為、パリをはじめとした双方の拠点に暴動鎮圧用の唐辛子爆弾を投下して動きを止め、

                        「パリを消毒するぞ」

と核攻撃を示唆した為、双方ともに降伏に同意していた。

「ただイギリスは異様に粘りましたな。」

他の反日連合加盟国が降伏する中でイギリスだけは”無賠償・責任追及無しを基本とする対等な形での講和(※2)を要求しており降伏に応じる気配は無かった。

「真面な外征能力どころか本土防衛の戦力にすら満足に無いのに何のつもりだ・・・、ごね得狙いか?」

「食料すら供給できずに民は餓えているというのに。」

会合の面々は次々とイギリスを罵る。何故こんなにも意固地になるのかと。

「プライドですかね?彼らは維新以来、常に我が国を良い様に利用してきました。如何に不利になろうと利用する程度の駒に降伏などしたくないのでは?」

756: ライスイン :2019/04/17(水) 17:09:38 HOST:g219-100-239-076.scn-net.ne.jp
嶋田は言った。彼の国は日露戦争中に欧州各国がロシア側で追加参戦した時に日英同盟を一方的に破棄。更には善意の仲介者面して利益を毟り取ろうとした。
更にはロシア側に加担して最新鋭戦艦を含めた義勇艦隊を派遣した挙句にスエズ運河を通過させた。
 先の大戦(WW1)では講話時にふざけた特別声明を付け加えた挙句に中華民国とロシアによる奇襲を黙認し、更に毒ガスすら譲渡し自国の操縦士に投下させた。
また日中戦争でも義勇軍を派遣し敵対するなど如何に日本を下に見ているのかがわかる経歴を有していた。

「まあ尽く策は失敗し、今に至ってますが。」

嶋田はそう言い切ると一息ついた。

「ですがこのままでは済まされません、キツイお仕置きをしなければ。」

「そうですな・・・直ちに実行に移しましょう。」

 この会合から3日後の10月28日、日本軍はイギリス本土に残された僅かな無事な穀倉地域にダーティボムを投下。更に食糧貯蔵施設を発見次第、精密爆撃で潰し回った。この影響で食料供給体制が破綻したイギリス本土ではデモや暴動が各地で発生。そして・・・


 1940年11月4日  大英帝国首都ロンドン バッキンガム宮殿前


「国王陛下の住まうお城への接近は許されない、暴徒共は解散せよっ!!」

 11月4日、日曜日に女性や子供が中心となった3万人を超える食料を求めるデモ隊がバッキンガム宮殿前に集結、国王に対して食料を供給する様に懇願した。
しかし女性と子供とはいえ多くの人々が集結した事と、一部が武装していた事に恐怖したバッキンガム宮殿の衛兵が発砲を開始。機関銃や軽野砲すら用いて実力で排除を行った。
この衛兵の攻撃で女性や幼子を中心に5000人を超える死者が発生。激怒したロンドン市民は暴徒化してバッキンガム宮殿を襲撃。王室が一時避難するほどの事態にまで発展した(※3)。

 「もうこれ以上戦えない。」  

 「悔しいですが日本に頭を下げるしかありません。」

 「・・・・・」

強硬論が蔓延していた政府首脳部からも悲痛な意見が続出した結果、11月10日、国王の裁可を受けた上で、遂に英国は日本へと降伏するのだった。


 1940年12月6日 カリフォルニア州サンフランシスコ  太陽同盟(※4)米西海岸派遣軍・フィリピン部隊


「まさかまた嘗ての祖国に戻ってくるとは・・・それもこんな形で・・・。」

「複雑ですな・・・愚行の末に敗北した祖国の姿は・・・」

「選択の結果が違ったらと思うと・・・」

日本連邦から改称した太陽同盟の西海岸派遣軍フィリピン部隊の司令官であるマッカーサー大将(※5)は参謀長のウェインライト中将やフィリピン軍情報部長を務めるウィロビー少将らと嘗ての祖国の惨状に付いて報告を受けていた。

「西海岸は比較的、日本の核攻撃の損害が少ないです。早期に戦線離脱したお蔭で日本の思惑もあり復興も進んでいます。ですが東部は悲惨の一言に尽きます。」

比較的マシな西部に比べ、東部は津波と核により荒廃しており、クーデターと降伏のお蔭で戦争が終わった事から民心が(僅かながら)安定しており辛うじて治安が保たれている状況であった。最も食料や医薬品など物資全般の不足により、早急な支援が無ければ近い内に崩壊する可能性が大ではあったが。

「講和交渉で合衆国や欧州・南米の連中が現実を理解してくれればよいがな・・・・・。」

憂鬱な気分に陥ったマッカーサーは気分を落ち着けるべく、先の大戦時に日本から送られたコーンパイプで自身の農場産のタバコを吸い始めた。

757: ライスイン :2019/04/17(水) 17:10:37 HOST:g219-100-239-076.scn-net.ne.jp
 1940年11月5日  サンフランシスコ  講和会議場


 サンフランシスコ市内で辛うじて無事であったホテルに日本及び太陽同盟諸国と反日連合各国の代表団が集まり、講和会議が開催された。
最初反日連合各国は日本による核や化学兵器など非人道的な無差別攻撃を非難し、逆に賠償を請求。それが出来ない場合は白紙講和に応じるようにと言い放った。
またイギリスやソ連などは本土に侵攻されていない事を上げて、上記の白紙講和に加えて何故か人道支援(食料・生活物資の無償供給)も要求してきた。
これに続くように南米諸国も日本の要求する賠償(※6)に応じたら最悪政権が吹き飛ぶ恐れもある事からことさら白紙講和を主張した。
しかしこれに対する日本の返事は強烈だった。

翌日11月6日、降伏を拒否して未だ抵抗を続けるエアーズロック地下のオーストラリア臨時総司令部で最新型の水素爆弾「天地開闢」が出力100Mtの力を解放。猛烈な閃光と爆発が発生しエアーズロックはは”消滅”し、超巨大クレーターが誕生した。その爆発による衝撃波は地球を数周し、揺れは講和会議場でも感じることが出来た。日本代表による一連の出来事の公表で沈黙する反日連合側の代表たち。
そして日本代表の一言、

                       ”我々が慈悲を見せるのはこれが最後である。”

これ以上刃向えばお前たちの国を物理的に消滅させる・・・、その言葉に反日連合各国は刃向うことが出来なかった。講和会議は日本の要求通りに進み、その結果は

{共通事項}

1:日本に対して理不尽な理由で戦争を仕掛け、緋人度的な行いを繰り返したことを謝罪する。 

2:日本の友好国や中立国へと行った理不尽な要求に対して謝罪する。

3:戦争犯罪者の処罰(日本主導の国際裁判) 

4:賠償金の支払い(日本及び被害を与えた国へ) 

5:接収した日本企業・日本人及び日系人への謝罪と資産返還、不当な扱いに対する賠償

6:核兵器及び生物化学兵器の研究・保有の禁止 

7:駆逐艦以上の残存艦艇の譲渡 

8:全ての兵器情報の開示 

9:軍備制限(弾道・巡航ミサイルの開発保有禁止、空母・潜水艦の20年の開発保有禁止)

10:上記の内容を刻んだ石碑を各国首都に建立する。

{国別}

〇アメリカ

1:治安安定の為の日本軍駐留並びに基地用地の無償提供 

2:公務中の全ての日本人に対する治外法権 

3:ハワイ準州及び太平洋側の海外領土の割譲 

4:アラスカをロシア王国へ割譲する 

5:西海岸諸州の独立を認める(後に新カリフォルニア共和国=通称N〇Rとして独立) 

〇イギリス

1:シンガポールなど太平洋・インド洋にある領土の割譲 

2:ジブラルタル及びスエズ地域の割譲 

3:マルタなど地中海にある島領土をトルコへ割譲

4:北アイルランドをアイルランドに譲渡する 

5:軍を解体し軽武装の王立自警団(※7)を新たに創設し治安維持に当らせる。

〇英連邦各国

カナダ:共通事項以外無し 

南アフリカ:黒人勢力の反乱で国家崩壊、黒人主導の新政権誕生。 

ニュージーランド:豪州大陸監視の為の日本軍駐屯(用地を無償提供)

オーストラリア:無数の核攻撃により国家機能どころか近代文明が完全崩壊、大陸全土がフォ〇ルアウト状態(本土外の領土は日本が接収)

〇ドイツ

1:ナチス系勢力の完全解体 

2:民主化(後にドイツ連邦共和国と改称) 

3:国防軍解体(後にドイツ連邦自衛隊に再編成)

4:シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州をデンマークへ割譲 

5:併合した国家を再独立させる 

6:ニーダーザクセン州をポーランドへ割譲 

7:バイエルン自由州をオーストリアへ割譲 

8:ザクセン自由州をチェコスロバキアに割譲

〇フランス

1:太平洋にある領土の割譲 

2:ドゴール朝の解体 

3:王政復古(日本の支援を受けた親日派の旧王族による)

〇ギリシャ ユーゴ ブルガリア ルーマニア ハンガリー

トルコの保護国化、その中でトルコ及びマケドニア・アルバニアへの各種賠償

〇その他欧州諸国

共通事項以外はマカオの割譲(ポルトガル) ソマリランドをエチオピアへ割譲(イタリア) のみ

758: ライスイン :2019/04/17(水) 17:11:09 HOST:g219-100-239-076.scn-net.ne.jp
〇中南米諸国

一定量の各種資源及び農産物の10年間無償提供

〇ソ連

1:旧政権(スターリン)の否定 2:旧ポーランド領をポーランドへ返還 3:一定量の各種資源(主に石油)の10年間の無償提供

4:ロシア王国との国境から50㎞を非武装地帯とする 5:信教の自由を認める

〇中国大陸に関して

1:沿岸部の省を傀儡国家として独立させ、各中華勢力を内陸部に封じ込める。 

2:麻薬と軽火器と地雷をばら撒いて内戦を推進させる。

3:各国に残存する中華市民はそれぞれの国に一任する


であった。因みに核やロケットに食う場や潜水艦以外の兵器の開発を禁止しなかったのはそれらの開発生産を行わせる事で国土復興や国力増強を遅らせる狙いがあった。
また植民地を独立させろなど、植民地などへ干渉しなかったのも当地などで負担を掛けたかった理由があった。
以上の内容が決定され、1940年12月25日に講和条約が司式に成立し、世界中を巻き込んだ凄惨な戦争が終結したのだった。


1941年1月2日 東京 夢幻会会合場所


「漸く終わりましたね嶋田さん、戦争経費分を取り戻すのはまだ先になりますが目出度いですね。」

「そうですね辻さん、これで引退できればもっと嬉しいんですが。」

この日、会合場所では新年会を兼ねた各種報告が行われていた。

「アメリカは再度の親日化の為に支援を手厚くしていますが、それ以外の国は・・・」

戦前までは親日的であり、ルーズベルト当選以後も一定以上の国民が親日であったアメリカは独立した西海岸各州と共に政略・戦略面での必要性から手厚い支援を行っていた。そして親日な旧王族により王政復古したフランスも同様であったがそれ以外の国は比較的損害の少ない中南米諸国でも賠償の履行でギリギリの状態であった。
特にイギリスは産業全体が壊滅し碌に工業製品が作れなくなった上に農業地帯の汚染で食料供給が壊滅的となり、それらを輸入する為に多額の資金と船舶が必要だったが、どちらも不足していた。その為に英国王が訪日し、天皇や首相(嶋田))に土下座謝罪し、フォークランドやセントヘレナなど大西洋の領土や残った植民地を担保にする事で食料や船舶。資金を提供してもらうという有様であった。

「それにバチカンも焦ってましたね、まさか教皇があそこまでするとは・・・。」

戦争初期に反日連合に加担して対日聖戦宣言を布告したバチカンは非常に焦っていた。特に人口密集地帯であろうと容赦なく攻撃する日本軍の苛烈ぶりは教皇以下に恐怖を与えていた。
此の侭では日本領域内のバチカン資産が全て接収され、聖職者も拘束されるかもしれない、最悪はバチカン自体が空爆されるかもしれないしカトリック自体が制限されるかもしれない。
恐慌状態に陥ったバチカン上層部はあらゆる伝手を使って仲直りを試みたが日本側の態度は冷たく頑なであった。進退窮まったバチカンは遂に教皇自身が日本を訪れる。
そして12月21日より天皇陛下への面会を求めて皇居半蔵門に立ち続け、3日後の24日に漸く天皇陛下との面会が叶い、お許しを得られたというカノッサの屈辱ならぬ

                              ”半蔵門の屈辱”

というシャレにならない事態も発生していた。

「何はともあれこれでやっと落ち着ける。」

「ですが引退は出来ませんよ・・・嶋田公爵」

嶋田の言葉に突っ込みを入れる辻。実は嶋田は昨年末に対米戦での功績から公爵に陞爵していた。先の大戦も合わせた目覚ましい功績にロシア皇女を妻にしているという充実ぶりはまさに

                            ”僕の考えたリア充チート主人公”
状態であった。

759: ライスイン :2019/04/17(水) 17:12:16 HOST:g219-100-239-076.scn-net.ne.jp
「総理をやめても貴族院で頑張ってもらいますよ」

「元帥として引き続き海軍の面倒を見て貰わなければな。」

近衛や伏見宮の言葉が未だに重く伸し掛かる。

「分かっていますよ・・・、俺に休みは無いのかっ!!」

それに対して嶋田は愚痴を零しながら料理をつまむのであった。


※1:両軍ともに根こそぎ徴兵で集めた結果。ただし7割がたが残存朝鮮・中国人や少数民族で構成。因みに核攻撃でドイツ側はマンシュタイン グデーリアン ホトなど、ソ連側でもジューコフやコーネフなどの将帥が軒並蒸発した。

※2:いわゆる無賠償・無割譲を軸とした白紙講和。

※3:この事件で英王室の求心力は国土に低下した。日本側呼称は”英国版血の日曜日事件”

※4:多数の国が参加を決めた事から日本の名を冠することは問題なのではという意見が出た結果、国旗をイメージでき、人類共通の存在である太陽から名を取って太陽同盟とする事になった。日本と同盟・友好国で構成される国家連合組織。

※5:ダグラス・マッカーサー大将。旧レインボー師団将兵とフィリピンに移住した後にフィリピン軍の創設・発展に尽力。戦争勃発前に退役した後、地方で農園を経営する傍らで英会話学校を開設して近所の子供たちに英語などを教え、教育の発展にも貢献。地元からは”マックおじさん”や”コーンパイプのおじさん”と呼ばれ、特に子供たちに慕われていた。戦争中に日本側に加担することを密に決めたフィリピン政府の要請で現役復帰し治安維持部隊を率いて嘗ての祖国へ赴いた。
   因みにマッカーサーらを北米に輸送した船団及び護衛部隊は同様にフィリピンに移住していたニミッツ中将が指揮を執っていた。

※6:日本側は接収した「個人・企業及び公的資産の返還」 「不当な扱いを受けたすべての日本人・日系人及び遺族への補償及び謝罪」 「戦争犯罪者の処罰}を求めていた(共通事項に記載)。これ等の資産は政府・軍首脳部が懐に入れたり兵器購入などに使ってしまっていた。また収容所に送り込んだ在留日本人や日系人の多くは強制労働などで命を落としており、現状の経済力からそれらの賠償を行うと国家が崩壊し、自分達も贅沢が出来なくなるどころか吊るされてしまうという恐怖から当初は応じる気配を見せなかった。

※7:正式名称が英国王立自警団で陸海空の自警団があり

  陸上自警団(兵力10万 口径76.2㎜までの戦車100両 野砲口径155㎜以下に制限)、 海上自警団(兵力4万 艦艇排水量最大5500t・主砲口径155㎜に制限 隻数は制限なし)

  航空自警団(兵力4万 単発・双発のレシプロ・ターボプロップ機のみで救難・哨戒用の飛行艇に限り4発機保有可)  

  なお10年間、ジェット機及び各種ミサイル(対艦/空/戦車)の開発が禁止されるなど一段と厳しい制限を受けている。



おまけ  朝鮮人の現状

 欧州各国へ移住した者達は粛清や最前線での使い捨てでほぼ全滅。
アフリカ・トーゴラントの神聖大朝鮮帝国も複数の試作水爆により消滅。生き残りも一時は「博愛活動」により数は増加したが、周辺民族から袋叩きにされ1990年時点で人口約10000人の少数民族となっている。正式民族名はアフリカ朝鮮族と呼称。


  如何でしょうか? 2014年11月から始めた孤立大陸を漸く本編終了まで持ち込めました。
中々返信できなかったり、一部の国への過激な扱いや知識不足から不確かな記述が多くなり、読まれた方に不快な思いをさせたかもしれません。
今回で本編は終わりとなりますが、アイデアが湧いたら外伝なども書いていきたいと思います。
それでは今後も、そしてネタの方で書いてる日ソ同盟の方もよろしくお願いいたします。

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最終更新:2019年04月20日 14:41