339: 名無しさん :2019/05/13(月) 13:03:38 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
ビドーの憂鬱の続きが出来ないので、wikiに転載されてたハニワ1号様の日和世界とか、アメリカ大陸完全制覇ルートを読んでいたら思いついたもの。

日印世界(仮
1590年、大坂湾に謎の光の柱が発見された。豊臣政権は転生者集団である夢幻集に調査を行うように命令。これを受けて水軍の一隻の船が柱のまわりを航行していた。
「ふむ、周りは特に異常なしか…よし、中に入ってみるか」
船長は光の柱の内部に入るように命じた。その先には…「ベンガル湾…だと」
船長は前世の記憶からここが日本の海ではなくベンガル湾だと察した。光の柱は大坂湾とベンガル湾を結ぶゲートだったのだ。そして航海を続けて現地の王国であるヴィジャヤナガル王国に接触することができた。
当時のヴィジャヤナガル王国は最後の名君ヴェンカタ2世の下で内では内政改革に勤しみ、外では宿敵とも言えるムスリム5王国との戦争に明け暮れていた。
史実ではムガル朝と結んで5王国を挟撃しようとしたり、スペインに支援を乞おうとしたこの国王が新たに接触を試みてきた日本という国を放って置くはずがなかった。
実はヴェンカタ2世が得ていた情報はカトリックの宣教師たちが誇張していたかなり不正確なものを元にしたものだったのだが、だからこそ、まるで悪魔の様な力を持つ蛮族であるという日本を引き入れる事が出来れば、宿敵5王国どころか、インド全土の統一も夢ではないと考えたのだ。
天竺遠征の夢に目が眩んだ秀吉は救援要請を快諾。夢幻集たちの制止を無視して、1年間の準備期間を持って全国から兵を集めた。年が明けた文禄元年、大坂周辺に待機していた諸大名の軍勢は一斉に移動を開始した。目指すはゲート、さらにその先のインド亜大陸だった。

夢幻集の会合にて
「どーすんだよ。始まっちまったぞ。」
「まあ、とりあえず戦闘には負けないとは思うが…向こうの宗教慣習とかに戦国武士の連中を配慮させるとか無理ゲーでは」
「それよりも先の事を考えないと、17、8世紀になったら最悪欧州列強が直接大坂湾に入って来るんだぞ」
「とりあえず、宮様の内の誰かを東国に送っていざとなったらそこで何とか皇統の存続をだなぁ…宮中と秀吉と家康の説得どうしよう…なんでこんな時に限って宮様転生者が1人もいねえんだよ。」
「諸君、何を後ろ向きな事ばかり考えてるんだ。こんな時こそ大艦巨砲主義に頼るべきだ。攻撃は最大の防御だからな。最低でも、ガレオン、出来れば戦列艦…いっそ鉄甲船という名目でヴァージニアかモニターを作って…」
「「「「なんでこんな時に金田さんだけいるんだよ!」」」

340: 名無しさん :2019/05/13(月) 13:04:58 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
投下終了です。続かない…筈です。

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最終更新:2019年05月20日 21:24