魚介類シリーズ
3Dフラッシュ。
最新作『魚介類ラブラブFlash -Possibility-16』が公開された。
最新作『魚介類ラブラブFlash -Possibility-16』が公開された。
一発短編企画のみならず、フラッシュ形式で長編物語が現在進行形で綴られている。完全な悪は存在せず、簡単には善悪は付けにくい。また魚住町が登場人物達の主な活躍の場所である。 主人公は板前少女で、町外れの寿司屋で修行を始めるという初期設定。学校を統率する役目である筈の生徒会長は学校に貢献しつつ他方で悪役を演じているという意外性。不可思議な部活動が数多く存在し、それぞれの部活には個性的人物がいるのも特徴である。魚住町と言う割には、魚に関する店が少ないのは曰く付きの訳がある。そのいわくつきの理由とは、魚娘と恐れられる少女の存在である。魚娘は毎日定時に巡回し、魚を保護する為には手段を厭わない。それ故に理不尽に横暴を働いているようにも見えるが、現実社会に於ける魚介類乱獲や密漁等で魚介類が年々減っている状況を憂慮し、必死に改善しようする保護団体の様が映し出されている（反捕鯨団体が捕鯨船に対して船舶をぶつけ妨害するなどは有名な話）。一方で、寿司屋など魚介類を扱う（というより殺して食する関係のもの）を攻撃するなどで、魚住町には殆ど魚介類関係の店が存在せず、町名らしからぬ状況になってしまっている。（長十郎の修行する店も、魚娘に度々被害に遭い、町外れの方へと移転した）。全体としてコメディー的で現代社会を風刺するような物語構成となっている。
「個性的ってどこがだ！」
不幸なところ
「そんな個性いらんぞ」
