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トップ > キャプチャーボード1カテゴリ > キャプチャーボードのラグを回避する方法 / 2016年07月01日 (金) 19時39分49秒


キャプチャーボードで必ず発生する遅延。その回避方法を紹介


  • このページでは、 キャプチャーボードが原因で発生するラグ(遅延)を回避する方法 について解説しています。 TVまたはPCディスプレイを別に用意して対策 します。

  • TV画面を見ながらゲームをプレイしつつ録画・配信する方法 を知りたい場合も、このページを読んでください。


目次



ラグとは


  • まずはラグについて意味を確認しておきましょう。 ラグ (タイムラグ、遅延)とは、コントローラーで操作をしてから、その 操作を反映した映像が表示されるまでの時間差 のことをいいます。キャプチャーボードにゲーム機を接続してPCでプレイする場合、ラグが必ず発生します。


  • キャプチャーボードでラグが発生すると、 思いどおりにゲームをプレイできなくなることがあります 。たとえば、シューティングゲームで敵からの攻撃を避ける操作をしたとしましょう。しかし、攻撃を避ける映像が実際に表示されまでに時間がかかるわけです。また逆にいえば、現在見ている映像は少しまえに操作したときの、過去の映像なのです。そうするとリアルタイムでゲームを操作するのが困難になります。

  • ラグ対策するメリットは、 キャプチャーボードによるラグの影響をなくしてゲーム操作をしやすくする ことにあります。また、 TVを用いてラグ対策をする わけですから、 TV画面を見ながらゲームをプレイするためPC画面よりも大きな画面でプレイできる というメリットもあります。



ラグ対策が必要か調べておく


  • ラグ対策の必要性があるのは、(1) キャプチャーボードがハードウェアエンコードである 、(2) すばやい操作が必要なゲームである 、のいずれかに該当する場合です。

エンコード方式 遅延の程度 備考
AVT-C875 ハードウェアエンコード 大きい パススルー出力対応
CV710 ソフトウェアエンコード 小さい
DC-HC3PLUS ソフトウェアエンコード 小さい
DC-HE1U ハードウェアエンコード 大きい パススルー出力対応
Elgato Game Capture HD ハードウェアエンコード 大きい パススルー出力対応
Elgato Game Capture HD60 ハードウェアエンコード 大きい パススルー出力対応
Elgato Game Capture HD60 Pro ハードウェアエンコード 小さい *1 パススルー出力対応
GC550 ソフトウェアエンコード 小さい パススルー出力対応
GV-USB2 ソフトウェアエンコード 小さい
HD PVR Rocket ハードウェアエンコード 大きい パススルー出力対応
HD PVR 2 ハードウェアエンコード 大きい パススルー出力対応
Intensity Shuttle ソフトウェアエンコード 小さい パススルー出力対応
MonsterX U3.0R ソフトウェアエンコード 小さい パススルー出力対応
MonsterXX2 ソフトウェアエンコード 小さい
XCAPTURE-1 ソフトウェアエンコード 小さい パススルー出力対応

ハードウェアエンコードの製品の場合


  • ハードウェアエンコード の製品はラグ対策が必須ですが、 パススルー出力(後述)という機能に対応していれば簡単に対処できます 。覚えておきましょう。

ソフトウェアエンコードの製品の場合


  • ソフトウェアエンコード のキャプチャーボードの場合、 ラグを妥協できるかどうかは最終的に人それぞれ です。ソフトウェアエンコードの製品を使用する場合は、必ずしも以下の解説を読まなくてもかまいません。いったん自分でキャプチャーボードにゲーム機をつないでプレイしてみて、ラグがあると感じた場合に解説を読んでみてください。

  • 参考までに、下記動画はソフトウェアエンコードであるCV710のラグについて検証したものです。



TVまたはPCディスプレイが別途必要


  • このページではいくつかのラグ対策の方法を掲載していますが、共通して最低限用意するものは TV または PCディスプレイ です。ノートPCの場合であれば、TVまたはPCディスプレイを用意しましょう。デスクトップPCの場合は、TVを用意するか、または現在使用しているPCディスプレイとは別に、もう1台PCディスプレイを用意します。


TVの種類


  • 用意するTVは、液晶TV、プラズマTV、ブラウン管TVのどれでもかまいません。ただ、 液晶TVやプラズマTVの場合、TV内部の映像処理によりキャプチャーボードとは無関係に遅延が発生しています *2 。遅延のなさという観点からいえば、ブラウン管TVを使用するのがベストではあります。ブラウン管TVの場合、遅延は事実上0だからです。

  • かりに 液晶TVを使用する場合は、TV側で「ゲームモード」「ゲームダイレクトモード」「スルーモード」などのモードに設定 しましょう。そうすれば、TV側の遅延を減少させることができます。ただ、そのようなモードが搭載されていないTVであっても、ふだん違和感なくゲームをできているのであれば問題ありません。

TVの代わりにPCディスプレイでも可能


  • TVの代わりに PCディスプレイ (PCモニター)を使用できるケースがあります。PCディスプレイの遅延は、液晶TVやプラズマTVよりも小さいため、少しでも遅延の少ない環境でゲームをしたいならPCディスプレイを使うのもありです。


さまざまなラグ対処法


パススルー出力機能を使う方法


  • ラグ対策の方法は複数ありますが、もっとも無難なのは キャプチャーボードのパススルー出力機能を使う方法 です。簡単にラグ対策できるうえに、よけいな費用がかかりません。


  • そこで、 これから購入しようとしている製品、あるいは自分が購入した製品に、パススルー出力機能があるか最初に確認 してください。同機能が搭載されているのであれば、これを使うのがもっとも合理的な方法となります。

        詳細は、パススルー出力機能の使い方を参照

映像・音声を分配出力する方法


  • では、もしもキャプチャーボードにパススルー出力機能が搭載されていない場合、どのようにしてラグ対策すればよいのでしょうか。結論から書くと、 ゲーム画面・ゲーム音声を、キャプチャーボードとTVの双方に分配出力 させればよいのです。具体的には、下表の3通りあります。

説明
(1) 分配ケーブルを使用する方法 コンポジット端子およびS端子の場合だけ可能(例 : GV-USB2)
(2) スプリッタを使用する方法 無難な方法
(3) コンポジット端子+S端子ケーブルを使用する方法 コンポジット端子およびS端子の場合だけ可能(例 : GV-USB2)

  • たとえば、GV-USB2の場合は、(1)~(3)のいずれかの方法を採用することになります。また、コンポーネント端子、およびHDMI端子を搭載するCV710の場合は、(2)の方法になります。


分配ケーブルを使用する方法


  • 分配ケーブル とよばれるものを使用して、 ゲーム機の映像・音声をPCとTVの双方に分配 する方法です。キャプチャーボードがコンポジット端子またはS端子を搭載している場合に採用できる方法です。

コンポジット端子 S端子 コンポーネント/D端子 HDMI端子
分配ケーブルを使用する方法 × ×


  • この方法のメリットは、とてもシンプルにラグ対策できる点です。デメリットは映像・音声信号をそれぞれ分岐させるので、画質・音質が劣化する(画面は少し暗くなる)点です。

        詳細は こちら を参照


スプリッタを使用する方法


  • スプリッタ とよばれる分配器を使用して、 ゲーム機の映像・音声をPCとTVの双方に分配 する方法です。 キャプチャーボードが搭載する入力端子の種類を問わず採用できる方法 です。

コンポジット端子 S端子 コンポーネント/D端子 HDMI端子
スプリッタを使用する方法


  • この方法のメリットは、上述した分配ケーブルを使用した場合と比較して、映像・音声信号を分配することによる劣化を防止できる点です。デメリットは金銭的な負担が大きい点です。

        詳細は こちら を参照


S端子+コンポジットケーブルを使用する方法


  • S端子とコンポジット端子の両方を備えているケーブル を使用する方法です。キャプチャーボードがコンポジット端子またはS端子を搭載している場合に採用できる方法です。

コンポジット端子 S端子 コンポーネント/D端子 HDMI端子
コンポジット端子+S端子ケーブルを使用する方法 × ×


  • この方法のメリットは、簡単で金銭的な負担が少なくすむ点です。他方デメリットは、TVからはゲーム音を聞くことができず、PCから音を聞くことになる点です。かりにTVからゲーム音を聞こうとすれば、分配ケーブルなどを追加する必要があります。

        詳細は こちら を参照


こんなときは


ライブ配信でマイクの音がゲーム音とずれる


  • たとえば、ニコニコ生放送などのライブ配信では、視聴者からすると マイク音声のほうがゲーム映像・音声よりもほんの少しだけ早く聞こえてくる ことになります。なぜなら、マイク音声はキャプチャーボードが入力したゲーム映像・音声と比較すると、PCでの処理が遅れていないからです。


  • とはいえ、 ソフトウェアエンコードタイプのキャプチャーボードの場合は零コンマ何秒のずれ ですので、重要な問題ではありません。キャプチャーボードがハードウェアエンコードタイプの場合における対処法については、ライブ配信とキャプチャーボードをご覧ください。

  • なお、PCで動画を扱う場面では、動画の映像・音声がずれることがありますが(音ずれ)、それはまたキャプチャーボードのラグとは別の問題です。音ずれはPCで一般的に起こりうるトラブルであり、 キャプチャーボードを使っていなくても、動画の映像と音声がずれることはあります

ゲームの音が二重に聞こえる


  • ゲーム機の音はPCとTVのそれぞれから出力されているので、ゲームの音が二重に聞こえます。そこで、ヘッドフォンまたはイヤフォンを用意してPCやTVに接続しましょう。詳細は、 ライブ配信とキャプチャーボード をご覧ください。


ライブ配信で棒読みちゃんを使用したい


  • このページに書いてあるラグ対策をする場合、基本的には棒読みちゃんを使用しないほうがよいでしょう。なぜなら、配信者自身は棒読みちゃんの音声だけを聞くことができないからです *3

  • 対処法としては、アマレコTVというキャプチャーソフトのライブ機能(ミキサー機能)を使用する方法があります。たとえば、同機能でゲーム機の音声を配信し、アマレコTVのプレビュー画面上で右クリックして「ボリューム」を0にすれば、ゲーム音を自分に聞こえない状態にすることができます。ただ、アマレコTVはソフトウェアエンコードのキャプチャーボードでないと基本的に使用できません。


ライブ配信でラグがある


  • キャプチャーボードのラグ対策をしても、ライブ配信時に 自分が視聴している映像・音声が他人のPCで視聴可能な状態になるまでには、時間がかかります *4 。ライブ配信といっても、完全なリアルタイムではありません。視聴者側で映像・音声が再生されるまでには最低でも3秒程度の時間差があり、この程度の時間差は避けられません( 参考 )。


映像が映らない


  • 映像が映らない原因は無数に考えられます。そこで、原因をていねいに探っていく必要があります。TVに映像が映っていない場合は、まずは 問題の切り分けを行います 。具体的には、PCとキャプチャーボード、ゲーム機の三者のみを接続して、PCのほうで映像が表示できているか確認しましょう。それができていない場合は、キャプチャーボードの映像・音声が出ないときはをご覧ください。

  • かりにPCとキャプチャーボード、ゲーム機の三者のみを接続して、PCでは映像が表示できているのにラグ対策のための接続方法をしたときだけ映像が映らないというのであれば、具体的な方法を再度読み直します。ケーブルや分配器などの不具合で映像が映らないケースもあるので注意してください。

  • よくあるミスは、ゲーム機とTVをHDMI端子で接続し、さらにゲーム機とキャプチャーボードをコンポジット端子で接続するというパターン です。HD画質でプレイしたいという人にありがちなミスなのですが、解像度の異なる映像信号を同時に出力することはできません。これはPS3およびXbox 360に共通して該当することです。



関連ページ


  • このページと関連性の強いページは以下のとおりです。

ページ名 内容
コメント 質問など
キャプチャーボード キャプチャーボードの意義、役割
キャプチャーボードの選び方 キャプチャー機器を選択するさいのポイント
キャプチャーボードの映像・音声が出ないときは 映像・音声が出ないときの対処法



トップ > キャプチャーボード1カテゴリ > キャプチャーボードのラグを回避する方法 / 2016年07月01日 (金) 19時39分49秒





*1 Game Capture HD60 Proはハードウェアエンコード方式なのですが、インスタントゲームビュー機能というラグ軽減機能が搭載されています。そのためラグは小さい製品となっています。

*2 具体的には、映像を高画質に見せるための加工処理により、ゲーム画面を表示するまでに時間がかかっています。そのためにTV側でも遅延が発生するのです。現在の液晶TVやプラズマTVはそうでもありませんが、初期の液晶TVやプラズマTVでゲームをプレイしようとすると、TVの遅延が原因でゲームをプレイできないということがありました。あまりに遅延の大きいTVだと、そもそもキャプチャーボードの遅延対策のためにTVを用意する意味がなくなります。TVの遅延が少ないことを特長のひとつにしている機種としては、東芝のREGZAシリーズがあります。

*3 どういうことかというと、ゲームの音はTVとPCの両方から出ています。そして、PCのほうからはゲームの音に加えて、棒読みちゃんの音声も出ています。つまり、配信者が聞くことになる音は、(1)TVから出ているゲーム音、(2)PCから出ているゲーム音、(3)PCから出ている棒読みちゃんの音声、の計3種類になります。しかし、これはおそらく配信者にとって不快でしょう。TVからゲーム音が聞こえてきて、少し遅れてPCのほうからゲームの音と棒読みちゃんの音が聞こえてくるからです。PCからゲーム音を出さないようにすればよいのですが、そうすると視聴者がゲーム音を聞けなくなります。

*4 たとえば、自分のPCでは午後8時10分0秒ちょうどにゲームをクリアし、その様子をリアルタイムで配信していたとしても、実際に視聴者がゲームクリアの映像を見るのは午後8時10分5秒であるかもしれません。




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