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トップ > キャプチャーボード1カテゴリ > キャプチャーボードの選び方 / 2016年06月27日 (月) 23時48分14秒

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スマホ対応のキャプチャーボードについては、スマホ用キャプチャーボードをご覧ください。



いますぐわかる!キャプチャーボードの賢い選び方

  • キャプチャーボードを賢く選ぶにはコツがあります。 自分の目的・環境にあったものを購入 するようにしましょう。このページでは、 キャプチャーボードの選び方について解説 しています。


  • キャプチャーボードを購入する場所 は、基本的にAmazonや楽天などになります。家電量販店でも購入できますが、品ぞろえのよさや、商品価格の安さからいえば、やはりインターネット通販サイトに分があります。

目次



あらかじめ知っておきたいこと


  • キャプチャーボードの選び方を学ぶまえに、まずは簡単にキャプチャーボードについて3点だけ確認しておきましょう。詳細を知りたい場合は、下記ページをご覧ください。

        詳細は、キャプチャーボードを参照

ゲーム機はキャプチャーボードと接続する


  • ゲーム機はキャプチャーボードに接続 します。 PCのHDMI端子にゲーム機を接続しても意味がない ので覚えておきましょう。また、ゲーム機とPCモニターを接続するわけではありませんし、ゲーム機とTVを接続するわけでもありません。


キャプチャーソフトの役割


  • ゲーム画面を表示・録画するためのアプリが キャプチャーソフト です。キャプチャーソフトを起動することで、PCにゲーム画面が表示され、ゲームの音もPCから聞こえてきます。録画ボタンをクリックすれば録画開始です。キャプチャーソフトは キャプチャーボードに付属 されています。


▲キャプチャーソフトの例

ニンテンドー3DSおよびPS Vitaについて


  • キャプチャーボードと接続できないゲーム機 については、このページでは解説していません。 ニンテンドー3DS はキャプチャーボードと接続できない仕様になっているため、ゲームを録画・ライブ配信するためには 3DS自体にキャプチャーデバイスを取り付け、PCと直接接続 する必要があります。詳細については、下記ページをご覧ください。


        詳細は、3DSの画面を録画・配信する方法を参照

  • PS Vita については、当サイトでは解説していません。ただし、 PS Vita TVは解説対象 です。同ゲーム機はキャプチャーボードと接続できるからです。


PCとの接続方法で選ぶ


USB接続とPCI Express接続


  • キャプチャーボードとPCを接続するわけですが、ではどのようにして両者を接続するのでしょうか。ふたつの方法を理解しておきましょう。 USB接続PCI Express接続 です。下表をご覧ください。

ノートPC 通常のデスクトップPC 液晶一体型デスクトップPC 備考
USB接続 接続方式として一般的
PCI Express接続 × × PC内部に取り付けるタイプ

  • 通常のデスクトップPCであれば、どちらの接続方法であっても問題はありません。しかし、 ノートPCおよび液晶一体型デスクトップPCの場合は、PCI Express接続の製品を接続できないので注意 しましょう。USB接続の製品を購入します。

USB接続


  • USB接続 は、PCのUSB端子にキャプチャーボードを接続するタイプです。どのようなPCでも 簡単かつ確実に接続 できます。うまくPCに接続できないということはまずありません。製品をPCに外付けすることになるので、PC周りのスペースを確保しておく必要があります。


▲USB接続の製品は、「キャプチャBOX」「キャプチャユニット」などと表記されることがあります。

  • USB接続の製品を購入する場合、その製品が USB 2.0 接続なのか、それとも USB 3.0 接続なのか、事前に確認するようにしましょう。どちらかというと、前者のほうが初心者向きです *1 。後者は環境によっては不安定になる場合があるかもしれません。


PCI Express接続


  • PCI Express接続 (PCIe接続)は、デスクトップPCのカバーを開けて PCI Expressスロット とよばれる溝穴にキャプチャーボードを取り付けるタイプです(内蔵型)。このタイプは、 ノートPCおよび液晶一体型デスクトップPCに取り付けることができません 。下記画像のようなタイプのキャプチャーボードを見かけたら、 デスクトップPC用 と考えてください。

        接続方法についての詳細は、PCI Express接続を参照


▲PCI Express接続の製品例。一見すると難しい接続方法に見えるかもしれませんが、PC内部に製品を挿し込むだけです。

  • PCI Express接続のメリットは、 製品をPCに内蔵 させることができる点です。これによりPC周りがスッキリします。PCのケースを開けることに不安を感じる人がいるかもしれませんが、実際にやってみると簡単です。キャプチャーボードをPCI Expressスロットにカチっと嵌めこむだけです。



ゲーム機との接続方法で選ぶ


ビデオ入力端子とは


  • 今度は、 キャプチャーボードとゲーム機をどのようにして接続するのか ということについて見ていきましょう。キャプチャーボードには ゲーム機を接続するための端子 が搭載されており、この端子のことを ビデオ入力端子 (映像入力端子)といいます。とても重要な端子です。


▲ゲーム機を接続する部分がビデオ入力端子です。製品によって搭載するビデオ入力端子の種類が異なります。

  • ビデオ入力端子にはいろいろな種類がある のですが、わかりやすいのは黄色の端子でしょう。キャプチャーボードに黄色い端子がある場合、この部分にゲーム機を接続するわけです。 両機器を接続するためのケーブルは、PS3/PS2/PS1やWiiなどの旧世代機であればゲーム機に付属 されています。


ビデオ入力端子が重要な理由


  • では、なぜビデオ入力端子が重要なのでしょうか。じつは、 ゲーム機とキャプチャーボードをどのビデオ入力端子で接続するかによって画質が異なる のです。たとえば同じPS3であっても、黄色の端子で接続する場合とHDMI端子で接続する場合とでは、圧倒的に後者のほうが高画質です。


  • また、 キャプチャーボードによっては特定のゲーム機を接続できません 。たとえば、PS4を接続できてもPS2を接続できないキャプチャーボードがありますし、逆にPS2を接続できてもPS4を接続できない製品もあります。 ビデオ入力端子が異なれば、接続できるゲーム機も違ってくる わけです(後述)。

  • さらにビデオ入力端子が重要な理由として、 PS3をHDMI接続しても映像が映らないキャプチャーボードが一般的 (後述)という事情があります。つまり、 原則としてHDMI端子以外のビデオ入力端子で、PS3とキャプチャーボードを接続する必要がある のです。この点についてはしっかりと覚えておかなくてはいけません。


ビデオ入力端子の種類


  • そこで、キャプチャーボードが搭載しているビデオ入力端子の種類を把握し、 画質や接続したいゲーム機のことを考慮したうえで、キャプチャーボードを選ぶことが重要 になってきます。ゲーム機をどのようにしてキャプチャーボードと接続するのか、しっかりと理解しておきましょう。キャプチャーボードには、下表のうちいずれかのビデオ入力端子が搭載されています。

形状 画質のよさ HD対応 備考
コンポジット端子 C × 低価格帯のキャプチャーボードが搭載する端子
S端子 B- × 同上
コンポーネント/D端子 B+ 高画質が楽しめる。PS3の接続も問題なし
HDMI端子 A いちばん高画質。ただし、基本的にはPS3の映像が映らない


ビデオ入力端子の種類・画質


  • ここではまず、 ビデオ入力端子ごとの画質に着目 して詳しく見ていきましょう。

コンポジット端子


  • コンポジット端子 は、だれもが見たことがあるはずです。黄色が目印の端子です。手軽にキャプチャーボードを接続できますが、 映像がにじんだり、ぼやけてしまう という弱点があります。したがって、画質的には期待できません。


▲黄色の端子がコンポジット端子です。白・赤色の端子はコンポジット端子ではありません。音声用の端子です。

S端子


  • コンポジット端子よりも高画質なのが S端子 です。従来型のキャプチャーボードでは、コンポジット端子の隣りに配置されています。S端子はあまり有名ではありませんが、 コンポジット端子よりも色のにじみが少なく、鮮明な画質 になります(詳細は こちら )。ただ、HD画質にはなりません。



コンポーネント/D端子


  • PS3の映像を HD画質 で楽しみたいなら コンポーネント端子 または D端子 を必ず覚えておきましょう。たとえば、PS3なら PS3の高画質な映像を表示して録画 することができるからです。コンポーネント端子とD端子は、基本的に 形状が違うだけ というイメージでかまいません *2 。両端子は、画質に事実上違いはありません。


▲コンポーネント端子(左)とD端子(右)

  • D端子にはD1~D5まで規格が存在しており、 D3~D5ならばHD画質を楽しめます (D端子の形状はどれも同じ)。他方、 D1~D2についてはSD画質 (標準画質)となります。PS2やWiiなど HDに対応していないゲーム機の場合は、SD画質 になります。簡単な仕様の違いを下表にまとめておきますが、難しくてもあまり気にする必要はありません。

D1(480i) D2(480p) D3(1080i) D4(720p) D5(1080p)
HD × ×

HDMI端子


  • HDMI端子は、HD対応ゲーム機を接続したときに最高画質を楽しめます。デジタル端子であるため、 コンポーネント/D端子よりもさらに高品質なHD映像 となります。多くの人は、このHDMI端子を使ってゲーム機とキャプチャーボードを接続したいと考えることでしょう。 PS4、Wii U、Xbox One、Xbox 360の場合は、HDMI接続がお薦め です。


  • しかし、PS3の場合は注意が必要です。なぜなら、 PS3とキャプチャーボードをHDMI接続すると、PS3の映像をPCに表示したり録画することができない からです。これは、PS3のHDMI出力に HDCP というコピーガード(著作権保護技術)が含まれているところ、 HDMI端子を搭載する一般的なキャプチャーボードはHDCPに対応していない ことが原因です *3 。PS Vita TVについても同様です。

HDMI接続時の映像表示・録画 備考
PS3 × HDCPが原因。ほかの端子による接続は問題なし
PS4 PS4側の設定でHDCPをOFFにしておく( 詳細
Wii U
Xbox 360
Xbox One
PS Vita TV × HDCPが原因

  • 以上のことは重要な原則として必ず覚えておきましょう。対処法はいくつか存在します。いちばん効果的な方法は、 HDCPの制約を受けない特定のキャプチャーボードを使用する方法 です(例 : DC-HE1UDC-HC3PLUS)。また、いちばん簡単なのは コンポーネント/D端子で接続する方法 です *4

        HDCPについての詳細は、HDCPを知るを参照


ゲーム機が対応するビデオ入力端子の確認


ゲーム機の映像出力


  • キャプチャーボードが搭載しているビデオ入力端子を見てきたわけですが、 ゲーム機がその端子に対応 していなければ意味がありません。たとえば、HDMI端子を搭載したキャプチャーボードを購入しても、ゲーム機がHDMI端子対応でなければHDMI接続できないのです。そこで下表をご覧ください。

コンポジット端子
S端子
コンポーネント/D端子
HDMI端子
備考
PS1 × ×
PS2 ×
PS3 ○(HDCPあり)
PS4 × × ×
SFC × ×
N64 × ×
GC × 公式サイトを参照
Wii ×
Wii U HDMI接続がお薦め
Xbox 360 HDMI接続がお薦め
Xbox One × × ×
PSP-3000 ×
PSP-2000 × PSP実況を参照
PSP-1000 × × × ×
PS Vita × × × ×
PS Vita TV × × × ○(HDCPあり)
3DS × × × × 詳細はこちらを参照

▲各ゲーム機が対応するビデオ入力端子

  • PS2 の場合の表の見方
    • 表のPS2のところを見ると、コンポジット端子の欄に○がついている。
    • これは、PS2がコンポジット端子に対応していることを意味している。
    • したがって、 コンポジット端子を搭載したキャプチャーボードを購入すれば、PS2と接続できる
    • しかし、PS2のHDMI端子の欄には×がついている。
    • したがって、HDMI端子を搭載したキャプチャーボードを購入しても、HDMI端子では接続できない。

  • PS3 の場合の表の見方
    • 表のPS3のところを見ると、すべての欄に○がついている。
    • したがって、どのようなキャプチャーボードであっても接続できる。
    • ただし、 HDMI接続の場合はHDCPに注意 する必要がある。

  • PS4 の場合の表の見方
    • 表のPS4のところを見ると、HDMI端子の欄のみ○になっている。
    • これは、PS4がHDMI端子のみに対応しているという意味。
    • したがって、 HDMI端子を搭載していないキャプチャーボードを購入すると、PS4を接続できない

  • 上表には掲載していませんが、 PS1SFC などの 古いゲーム機 はコンポジット端子またはS端子接続できます。ただし、接続はできても映像が映らない場合があるかもしれません。このあたりはキャプチャーボードによります。

ゲーム機用専用ケーブル


  • ゲーム機とキャプチャーボードを接続するためには、 ゲーム機用の専用ケーブル が必要になります。たとえば、PS3をコンポーネント接続するのであれば、PS3用のコンポーネントケーブルが必要です。ただ、キャプチャーボードに同ケーブルが付属されている場合は別途用意する必要はありません。また、HDMIケーブルは全ゲーム機共通で使用できます。

        ケーブルについての詳細は、 キャプチャーボード を参照


エンコードタイプで選ぶ


2種類のエンコード方式


  • キャプチャーボードには、 ソフトウェアエンコードハードウェアエンコード という2種類のタイプがあります。エンコードというのは、ここではPC上で動画データを処理する作業、という程度の理解でかまいません。抽象的な話でわかりづらいと思いますが、キャプチャーボードを購入するときは どちらのエンコードタイプであるか必ず確認しておきましょう 。両者の違いはさまざまな点で現れてきます。

PCの負荷 遅延の程度 アマレコTV
ソフトウェアエンコード 大きい 小さい 使用できる
ハードウェアエンコード 小さい 大きい 使用できない

ソフトウェアエンコード


  • ソフトウェアエンコード の製品は、 遅延(ラグ)がさほど気になりづらい ため、PCに表示したゲーム画面を見ながらゲームをプレイしやすいというメリットがあります。ハードウェアエンコードの製品だとこれができません。遅延についての詳細は後述します。


  • また、ソフトウェアエンコードの製品のメリットとして、 付属のキャプチャーソフト以外のキャプチャーソフトも使用できる という点があげられます。キャプチャーソフトは、 メーカー純正の付属ソフト非公式のソフト (例 : アマレコTV)とに大別できます。もしアマレコTVを使用したいのであれば、ソフトウェアエンコードの製品を選ぶようにしましょう。


ハードウェアエンコード


  • ハードウェアエンコード の製品は、 PCのスペックが低い場合でも安定して動作 します。これは、キャプチャーボードに搭載されている専用のチップによって動画を処理できるからです。ゲームを録画する場合は、PCにかかる負担がソフトウェアエンコードの製品よりも少なくなるため、低スペックなPCでも快適に動作しやすいでしょう。


  • ハードウェアエンコードの製品のデメリットは、 遅延の関係でスムーズな操作が困難 になる点です。ゲームを操作しても、その操作を反映した画面が表示されるまで一瞬遅れるのです。そこで、 遅延対策が重要 になります。近年は簡単に遅延対策できる製品が発売されており、人気を集めています。簡単にいえば、 TVでゲームをプレイしつつPCで録画やライブ配信できる機能 を搭載した製品です。詳細は後述します。

  • キャプチャーソフトについては、 製品付属の専用のキャプチャーソフトを使用 することになります。基本的にアマレコTVは使用できないと考えてください。 近年におけるキャプチャーボード付属のキャプチャーソフトは、じゅうぶんな機能が搭載されている ため、アマレコTVを使用できなくても大きな問題はないでしょう。

  • なお、遅延の関係で ハードウェアエンコードの製品はライブ配信で使いづらいという人もいます 。念のためこの点も留意しておくとよいかもしれません *5 。不安であればソフトウェアエンコードの製品を購入してください。


ラグ


ラグとは


  • キャプチャーボードを使用してPCの画面でゲームをプレイする場合、問題になるのが ラグ (タイムラグ、 遅延 )です。ラグがあると、たとえば敵を発見して銃を撃つ操作をしたのに、その映像がPCの画面に表示されるまでに時間がかかるという状況になります。結果、 タイミングが合わない、反応が遅い、重い という印象を受けるかもしれません。


  • キャプチャーボードを使用しているときは、 PCの画面に映っているゲーム映像はつねに遅れています 。遅れた映像を見ながらゲームをプレイするわけですから、 実際は操作も遅れています 。したがって、さきの例でいえば敵を発見して先制攻撃したはずなのに、じつは敵よりも遅れて攻撃していたということが起こりえます。これはあくまでも極端な例ですが、イメージとして理解しておきましょう。

  • ラグのないキャプチャーボードは存在しません。 キャプチャーボードにゲーム機を接続してPCでプレイする以上、必ずラグは発生します。 問題は、ラグが妥協できる範囲かどうか、また妥協できない場合はどう対処するか、という2点です。

エンコード方式によって異なるラグ


  • どの程度のラグが発生するのか気になる、という人もいるでしょう。これは、キャプチャーボードが ソフトウェアエンコード の製品なのか、それとも ハードウェアエンコード の製品なのかによって異なります。 ハードウェアエンコードの製品の場合、PCの画面を見ながら円滑にゲームを操作することは不可能 と考えてください。PCの画面上では2~3秒のラグがあるため、必ずラグ対策が必要です *6

エンコード方式 遅延の程度 説明
ハードウェアエンコード 大きい PCの画面を見ながらのプレイできない。遅延対策が重要
ソフトウェアエンコード 小さい PCの画面でもゲームをプレイできる。あとはゲームのジャンルによる

  • 他方、 ソフトウェアエンコードの製品の場合は、通常は問題なくゲームをプレイできます 。総合的な遅延時間は、個々の環境や設定によって異なります。そのため数字を出すのは難しいのですが、 0.05秒以上は遅れる と考えてください *7 。数字を聞いてピンとこないのであれば、実際に試してみるほかありません。参考までに、CV710という製品(ソフトウェアエンコード)のラグを検証したのが下記動画です。


  • ただし、ソフトウェアエンコードの製品であっても、場合によっては違和感を覚えることがあるかもしれません。というのは、 ゲームのジャンル、慣れ、熟練度、個人の主観などにより、ラグについては感じ方にバラつきがある からです。ゲームジャンルでいえば、格闘ゲーム(格ゲー)、リズムゲーム(音ゲー)、シューティングゲーム(STG)のように、瞬時にすばやい操作が必要な場合に注意が必要です。

パススルー出力による対策


  • ラグ対策としてもっとも簡単なのは、キャプチャーボードの パススルー出力機能 を使用することです。これは、 ゲーム機の映像をTVに遅延なく表示できる機能 です。PC画面ではなく TV画面を見ながらゲームをプレイすれば、キャプチャーボードの遅延の影響をまったく受けません 。ゲーム機の映像をそのままTVに出力しているからです。しかも、 PCの画面よりも大きなTV画面でゲームをプレイできる という点も魅力的でしょう *8


AVT-C875を使用してパススルー出力した場合の接続例。各機器を接続するのに必要なケーブルは付属されています。

  • もちろん、 TVでゲームをプレイしている状態で、PCのほうでゲームを録画・配信 することもできます。パススルー出力機能はすべての製品に搭載されているわけではありませんが、近年のハードウェアエンコードの製品にはこの機能が搭載されていることが多いはずです。 ハードウェアエンコードの製品の場合は、パススルー機能を搭載したものを購入 するようにしましょう。

        詳細は、パススルー出力機能の使い方を参照

分配出力による対策


  • では、パススルー出力がないキャプチャーボードの場合、どのようにラグ対策すればよいのでしょうか。この点、 分配器 という機械を用意して、 ゲーム機の映像をPCとTVの両方に分配出力 する方法があります。ただ、少し方法が複雑になりますし、費用もかかります。 ソフトウェアエンコードの製品の場合にかぎり、あえてラグを我慢するというのもひとつの手 でしょう。実際、ふつうにプレイする人はいます。

        詳細は、キャプチャーボードのラグを回避する方法を参照


どれを買えばよいのか


初心者でも安心なGV-USB2


  • 使用者が多いのは GV-USB2 です。きわめてスタンダードな作りで、初心者にはぴったりな製品です。ラグも許容範囲内でしょう。PS3/PS2/PS1、Wii U/Wiiなどのゲーム機を接続できます。安くゲーム実況を行いたい場合に、購入を検討してください。

  1. 定番製品という安心感がある。
  2. 手軽に使えるので、入門用としていちばんお薦めできる。
  3. コンポジット端子やS端子の仕様上、画質は妥協すべき。


        詳細は、GV-USB2を参照

ちょっと背伸びしてHDキャプチャーボード


  • 高画質にしたいなら、HDキャプチャーボードを購入しましょう。ただし、値段が高いので事前にしっかり検討するようにしましょう。また、 PS3やPS Vita TVを接続する場合は、HDCPについても必ず抑えておく必要があります

MonsterX U3.0R GC550 AVT-C875 Game Capture HD60
価格
(リンク先:Amazon)
MonsterX U3.0R
MonsterX U3.0R
GC550
GC550
AVT-C875
AVT-C875
Game Capture HD60
Game Capture HD60
接続方式 USB 3.0 USB 3.0 USB 2.0 USB 2.0
ビデオ入力端子 HDMI端子 コンポーネント端子
HDMI端子
コンポーネント端子
HDMI端子
HDMI端子
エンコードタイプ ソフトウェアエンコード ソフトウェアエンコード ハードウェアエンコード ハードウェアエンコード
パススルー出力
1080p/60fps録画 ×
参考画像
(クリックで拡大)
こちら こちら こちら こちら
備考 ・PS3もOK ・過去の映像遡り対応 ・単体録画可能
・過去の映像遡り対応
・過去の映像遡り対応

MonsterX U3.0R


  • MonsterX U3.0R は、2016年現在人気の高い製品です。1080p/60fpsに興味がある場合は購入候補のひとつになるでしょう。機能的にはシンプルです。

  1. HDMI端子のみの対応。接続できるゲーム機に注意。
  2. パススルー出力機能は、使っても使わなくてもよい。
  3. 付属のキャプチャーソフトはシンプルすぎるので、アマレコTVの使用も考えたほうがよい。
  4. USB 3.0専用の製品という点で人を選ぶ。PC環境によっては不安定な場合も。


        詳細は、MonsterX U3.0Rを参照

GC550


  • GC550 も定番路線になりつつあります。MonsterX U3.0Rとの2択で、どちらを買うべきか悩む人もいるでしょう。GC550は、ゲーム実況に適した機能をたくさん搭載しています。

  1. 多機能な製品なので、ひととおりのことがこれ1台で可能。
  2. パススルー出力機能は、使っても使わなくてもよい。
  3. ライブ編集機能が便利。HDDの残り容量が許すかぎり、録画していない状態でも自分のゲームプレイを遡って見返せる。使いやすさは他製品の類似機能よりも上。
  4. グラフィックボードを使って録画することで、PCにかかる負荷を軽減することができる。
  5. USB 3.0専用の製品という点で人を選ぶ。


        詳細は、GC550を参照

AVT-C875


  • AVT-C875 は、豊富な機能に対応した製品です。PCがあってもなくても録画が可能、という点が特長的です。

  1. PCに接続して使用することができるのはもちろん、PCなしでもゲームを録画できる。
  2. タイムシフト機能が便利。決定的瞬間を逃すことがない。
  3. いちおうアマレコTVも使用できる。ただし、うまく動作しない人もいる。
  4. パススルー出力機能が搭載されている。ラグの関係上、必ず使うべき。
  5. 機能・価格のバランスがとれた製品。


        詳細は、AVT-C875を参照

Game Capture HD60/HD60 Pro


  • 1080p/60fpsに興味はあってもUSB 3.0接続は不安という場合は、 Game Capture HD60 (以下HD60)、または Game Capture HD60 Pro (以下HD60 Pro)です。

  1. USB 3.0接続以外の方法で、1080p/60fpsキャプチャーしたい人に向いている。
  2. Flashback録画が便利。決定的瞬間を逃すことがない。
  3. HDMI端子のみの対応。接続できるゲーム機に注意。
  4. HD60はラグが大きいので、パススルー出力機能を必ず使わないといけない。
  5. 逆に、HD60 Proはラグが小さい。パススルー出力機能を使っても使わなくてもよい。
  6. ニコ生で配信をやるつもりなら、HD60よりもHD60 Proのほうがよい。


        詳細は、Elgato Game Capture HD60、またはElgato Game Capture HD60 Proを参照


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ページ名 内容
コメント 質問など
キャプチャーボード キャプチャーボードの意義、役割
ライブ配信とキャプチャーボード ライブ配信目的でキャプボを使う場合の注意点
キャプチャーボードが不安定な場合の対処法
キャプチャーボードがPCに認識されない場合の対処法



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*1 USB 3.0接続の製品をPCのUSB 2.0端子に接続すると、正常に動作しないことがあります。USB 3.0接続の製品はUSB 3.0端子に接続するのが基本です。

*2 コンポーネント端子は3本のケーブルを用いる点がネックでしたが、日本独自の規格として1本のケーブルですむようにしたのがD端子です(コンポーネント端子との互換性あり)。日本国内ではD端子のほうが普及しています。なお、コンポーネント端子とコンポジット端子は名称が似ているので、まちがえないように注意してください。

*3 少し細かい話になりますが、キャプチャーボードによっては表示はできても録画はできないという製品もあります。

*4 この方法はPS3限定です。PS Vita TVの場合は、そもそもHDMI端子以外のビデオ入力端子に対応していないため、コンポーネント/D端子接続することはできません。

*5 少し細かい話になるのですが、たとえば(1)視聴者からするとゲーム機の映像・音声が配信者の声よりも遅れて再生される、(2)ライブ配信自体にもラグがあるので最終的なラグが長くなる、などがあります。

*6 ハードウェアエンコードの製品のなかには、0.2秒程度の遅延のキャプチャーボードもありますが、それでもPCの画面を見ながらのゲームプレイは快適とはいえません。多くのハードウェアエンコードの製品では2~3秒の遅延が発生します。このレベルになると、もはやPCの画面を見ながらのゲームプレイはできません。

*7 これは1フレームを0.0167秒(16.7ms、1/60秒)で考え、少なくとも3フレームの遅延が発生すると仮定した場合の話です。実際には、PCモニターやWindowsの映像処理などキャプチャーボード以外の要素でも遅延します。そういったものをすべて含めて、0.05秒以上遅延するということです。なお、音声(ゲーム音)も映像に合わせて遅れます。

*8 通常、私たちが使用している液晶画面のサイズというのは、大きくても27インチ、ノートPCならせいぜい17インチ程度です。この大きさでは、ゲームをやるにしては物足りないという人がいるかもしれません。しかし、TVとなると40~50インチ以上のものを部屋に設置しているというケースも珍しくありません。そうすると、PCの小さな画面でゲームをプレイするよりは、TVの大きな画面でゲームをプレイしたいという人も当然出てくるわけです。そこで、キャプチャーボードのパススルー出力が役に立つということです。実際、パススルー出力を使えばいつもどおり大画面TVでゲームをプレイしつつ録画・配信できるので、とても便利です。




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