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| オーディオ編 | Windows 7のサウンドコントロール | ○ | ○ | ○ | ○ |
- 音声を録音したりライブ配信するためには、サウンド機能の設定を正しく行う必要があります。そこで、このページでは Windows 7におけるサウンド機能 について見ていきます。しっかりと設定方法を覚えておきましょう。

▲Windows 7のサウンド画面
- Windows 7はWindows Vistaをベースにしている ため、両者のサウンド機能には共通している部分が多くあります。ただ、Windows 7にはいくつかの新しい機能が盛り込まれています。Windows Vistaを使用したことのない人はもちろん、使用したことのある人もしっかりとサウンド機能の設定方法を理解しておきましょう。
- なお、Windows 8については、Windows 8のサウンドコントロールをご覧ください。
目次
「サウンド」ウィンドウの開き方
- サウンド機能の設定は、 「サウンド」ウィンドウ で行います。同ウィンドウの開き方は以下のとおりです。

「再生デバイス」または「録音デバイス」を選択
します。どちらを選択してもかまいません。

「再生デバイス」と「録音デバイス」は、
「再生」タブと「録音」タブで切り替えることができます
。

適当な箇所で右クリック
して「
無効なデバイスの表示
」をクリックしましょう。すると同項目にチェックが入ります。

再度、適当な箇所で右クリックして「
切断されているデバイスの表示
」にもチェックを入れます。

「無効なデバイスの表示」と「切断されているデバイスの表示」にチェックを入れたり外したりすることで、
「録音」タブおよび「再生」タブに表示される項目が増えたり減ったりする
ことがあります。
デバイスについて
デバイスとは
- いま「 デバイス 」という表現が登場しました。ここでいうデバイスというのは、 録音・再生に使用できる装置や機能 を意味しているという理解でよいでしょう。あまり難しく考えることはありません。もっと端的にいえば、 「録音」タブや「再生」タブを開いたときに表示される項目ひとつひとつをデバイスとよぶ わけです。
- たとえば、「録音」タブには「マイク」という項目が表示されていますが、これはデバイスであるマイクが入力した音声を録音・配信できる環境であることを表しています。また、「再生」タブには「スピーカー」という項目が表示されていますが、これはデバイスであるスピーカーを通じて音を再生できる環境であることを表しています。
▲どのようなデバイスが表示されるかはPCの環境によります。
無効なデバイスと切断されているデバイス
- さきほど「無効なデバイスの表示」および「切断されているデバイスの表示」の両項目にチェックを入れました。無効なデバイスも切断されているデバイスも難しい意味ではありません。 「無効」はそのデバイスが動作していない という意味ですし、 「切断」はそのデバイスが接続されていない ことを表しています。
- たとえば、「マイク」のところに「 接続されていません 」と表示されていれば、マイクがPCに接続されていないということです。また、たとえマイクがPCに接続されていても、マイクの音をPCに入力可能な状態でない場合、つまりマイク機能が有効でない場合は、「 無効 」と表示されます。
▲無効なデバイスおよび切断されているデバイスの表示例
- なお、マイクすら接続していない場合、すべてのデバイスを無効して、かつ無効なデバイスを表示しない設定にすると「 オーディオ デバイスがインストールされていません。 」と「録音」タブに表示されます。この場合、上で述べた方法で無効なデバイスを表示してください。
既定のデバイス
-
既定のデバイス
とは、
音を録音・再生するために使用する特定の装置・機能
のことをいいます。既定というのは、「使うことに決めているもの」というような意味合いです。既定のデバイスには
が表示されます。既定のデバイスの設定はとても重要ですが、最初はイメージを持ちにくいかもしれません。そこで具体例を通じて理解しましょう。
録音デバイスにおける既定のデバイス
- まず、
「録音」タブ
を開いてください。同タブに表示されている
は、
当該デバイスの音声を録音・配信できる
ことを意味しています。したがって、かりに「マイク」に
が表示されているのであれば、現在マイクが既定のデバイスであり、マイク音声を録音・配信できる準備が整っているということがわかります。
既定のデバイスにできるのは1個だけ
です。

- 「録音」タブで既定のデバイスをまちがえると、 自分が意図した音声を録音・配信できない という状態になります。あとで述べますが、 録音・配信時には「録音」タブでの設定がきちんとできているかどうかが重要 です。「録音」とありますが、録音時だけではなく配信時にもまったく同じことが当てはまります。
再生デバイスにおける既定のデバイス
- つぎに
「再生」タブ
を開いてください。同タブに表示されている
は、
当該デバイスの音声を再生する
という意味になります。環境にもよりますが、たいていは「スピーカー」に
が表示されているはずです。この場合、「スピーカー」が既定のデバイスであり、スピーカーやヘッドフォンを通じて音を出力するということです。
既定のデバイスにできるのは1個だけ
です。

- 「再生」タブで既定のデバイスをまちがえると、 PCに接続しているスピーカーまたはヘッドフォンから音が出力されず、なにも聞こえない 、音が出ていない、という状態になります (*2) 。また、後述するステレオミキサー機能使用時は、 自分が意図した音声を録音・配信できない ということになります。
既定のデバイスの変更
- 既定のデバイスは変更することができます。方法は以下のとおりです。
既定のデバイスにしたい項目の絵が半透明でないことを確認します。無効なデバイスや切断されているデバイスは、絵が半透明になっています(上述)。


デバイス上で右クリックして「
既定のデバイスとして設定
」を選択します。「既定の通信デバイスとして設定」のほうではないので、注意してください。

既定のデバイスにした項目上に
が表示されます。

複数の項目を既定のデバイスにすることはできません。
と混同しないように気をつけましょう。
▲録音デバイスの「準備完了」は、「現在利用できません」と表示されるPCもあります。
音声の録音・配信
- 音声を録音・配信するためにはおおよそ、(1) 録音デバイスに表示されている項目からひとつを既定のデバイスにし 、(2) その録音デバイスをアプリケーション側で指定する 、という手順を踏みます (*5) 。
マイク音声を録音・配信する場合
- マイク音声 のみを録音・配信するには、(1)マイクを既定のデバイスにして、(2)アプリケーション側でマイクを選択します。ただし、以下で述べるとおり、この設定だとBGMは録音・配信できません。マイク音声を録音・配信する場合についての詳細は、実況用PCマイクをご覧ください。
| マイク音声の録音・配信 | BGMの録音・配信 | BGM+マイクの録音・配信 |
| ○ | × | × |
BGMとマイクを同時に録音・配信する場合
- BGM を録音・配信するためには、録音デバイスにある ステレオミキサー という機能を使用します。そしてBGMだけではなく、 BGMとマイク を同時に録音・配信したい場合は、ステレオミキサー機能に加えて再生デバイスにある マイクミュート解除 という機能を使用します。
| マイク音声の録音・配信 | BGMの録音・配信 | BGM+マイクの録音・配信 |
| ○ | ○ | ○ |
- 手順としては、(1)ステレオミキサーを既定のデバイスにして、(2)マイクミュートを解除し、(3)アプリケーション側でステレオミキサーを選択します。ただし、 ステレオミキサー機能およびマイクミュート解除機能は、すべてのPCに搭載されているものではありません 。詳細は、ステレオミキサーの基礎をご覧ください。
▲ステレオミキサー(左)とマイクミュート解除(右)
- 使用するアプリケーションによっては、ステレオミキサー機能を使用せずにBGMを録音・配信することができます。これは、Windows 7が Windows Core Audio という機能を搭載しているためです。詳細は、ステレオミキサーの代用をご覧ください。
既定の通信デバイス
既定の通信デバイスの意義
- Windows 7には 既定の通信デバイス という機能が新しく搭載されました。同機能により、、Skypeなどのインターネット通話を開始したときに、 相手方の通話音声以外の音声を自動的に小さくしたりミュート(消音)になります 。インターネット通話をする場合にのみ作動する機能です。
- たとえば、PCで音楽ファイルを再生しているときにSkype着信があり、通話を始めたとします。すると、既定の通信デバイスが動作し、自動的に音楽のボリュームが下がるか、またはミュートになります。したがって、自分で音量を小さくする必要がありません。既定の通信デバイスによって、音楽のボリュームを手動で調整する手間が省けるわけです。
「通信」タブでの設定
- では「サウンド」ウィンドウで 「通信」タブ を開いてみましょう。初期設定では、「他のすべてのサウンドの音量を80%下げる」が選択されています。音量の自動調整をしたくない場合は「 何もしない 」を選択します(推奨)。「何もしない」以外の項目を選択時にWindows Media Playerを使用している場合は、通話開始時に自動で再生が一時停止します (*6) 。

既定の通信デバイスの変更
- 初期状態では、
既定の通信デバイスと既定のデバイスは同じデバイスに設定されており
、既定のデバイスを表す
だけが表示されています。既定の通信デバイスを表す
は隠れていて表示されません。通常はこのまま既定の通信デバイスを変更する必要はありません
(*7)
。
- 既定の通信デバイスは、設定しないことができません。再生デバイスのなかから、必ずどれかひとつが既定の通信デバイスになります。ただ、先述したとおり「通信」タブで「何もしない」を選択しておけば既定の通信デバイスが機能することはないので、とくに不都合はありません。
「このデバイスを聴く」機能
「このデバイスを聴く」とは
- Windows 7には、「 このデバイスを聴く 」という新機能が搭載されました。同機能により、PCが入力した音声をスピーカーまたはヘッドフォンから出力することができます。たとえば、「このデバイスを聴く」をONにした状態でマイクに声を入れると、 自分の声がスピーカーまたはヘッドフォンから聞こえてきます 。ただし、 通常は同機能を使用しません 。

▲マイクとスピーカーの絵がありますが、この絵はマイクの音がスピーカーから出力されることを表しています。
- 「このデバイスを聴く」機能を使用する場合は、以下の設定をします。
- 録音デバイスを開く( 上述 )。
- 「マイク」をダブルクリックする。
- 「聴く」タブ にある「 このデバイスを聴く 」にチェックを入れる。
- 「OK」をクリックする。
- マイクに声を入れると、自分の声が遅れて聞こえてくる。
ふだんはOFFに
- 「このデバイスを聴く」機能は、いわば音をモニタリングするための機能です。同機能は、自分の声が聞こえてくるまでに 時間差(遅延) があるため、カラオケには向きません (*8) 。自分の声をモニタリングしたいときなど一部の場合を除き、通常は「マイク」の「このデバイスを聴く」はOFFにしておきましょう。
- また、PCによっては録音デバイスに 「ステレオ ミキサー」という項目があり同様のことができますが、「このデバイスを聴く」機能をONにしないようにしてください 。PCで再生している音声が繰り返し再生されてノイズになるからです。このことを、「音が迫ってくるような感じになる」と表現する方もいます。 「ステレオ ミキサー」の「このデバイスを聴く」は、つねにOFFにしておきます。

音量ミキサー
音量ミキサーの意義
- 音量ミキサー は、ひとつの画面で アプリケーションごとに音量調整ができる 機能です。音量ミキサーの便利なところは、現在起動している複数のソフトウェアを同じ画面で個別に調整できる点でしょう。たとえば、iTunesとSkypeを起動している場合、それぞれの音量を音量ミキサーの画面で調整可能です。

- 音量ミキサーを開くには、画面右下の
を
右クリック
し、「
音量ミキサーを開く
」を選択します。左クリックではないので、まちがえないようにしましょう。

音量ミキサーの使い方
- 音量ミキサーは、「デバイス」と「アプリケーション」で構成されています。「 アプリケーション 」では、起動中のアプリケーションの音量調整を 個別 に行うことができます。「システム音」というのは、たとえば警告音やエラー音、ごみ箱を空にしたときの音のことです。「アプリケーション」の音量は、「デバイス」の音量が上限となっています。「デバイス」の音量を超えて「アプリケーション」の音量を上げると、これに伴って「デバイス」の音量も上がります。

▲たとえば、音量ミキサーで「iTunes」と書いてある項目の音量を小さくすると、同ソフトウェアで再生している音楽のボリュームも連動して小さくなります。Webブラウザのアイコンが表示されていればFlashゲームなどの音量も調整できます。
- 環境にもよりますが、たいていは「
デバイス
」に「スピーカー」が表示されているはずです。「スピーカー」は
全体の音量調整
をするためのものであるため、「スピーカー」の音量を上下させると「アプリケーション」の音量も上下します。音量ミキサーに表示されている「スピーカー」は、
再生デバイスにある「スピーカー」と同じ項目
です。また、画面右下の
を左クリックしたときに表示されるのもこの項目です。
関連項目
- このページと関連性の強いページは以下のとおりです。
| ページ名 | 内容 | 重要度 |
| ステレオミキサーの基礎 | ステレオミキサーの設定方法 | A |
| ステレオミキサーがないときは | ステミキがないときの対処法 | A |
| 実況用PCマイク | PCマイク使用時の設定方法 | A |
| PCマイクの選び方 | PCマイクの選び方について | A |
- 参考にしたWebサイト
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