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「支援会話集 リベラ×サーリャ」(2012/08/08 (水) 17:52:52) の最新版変更点
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#contents()
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***支援C
【サーリャ】
カエルの卵に…トカゲのしっぽ…
あとは雄鶏のとさかを…。
【リベラ】
? サーリャさん?
なにをなさっているのですか?
【サーリャ】
記憶を操る呪術を…
研究しているのよ…。
【リベラ】
記憶を操る…そんなことが
本当にできるのですか?
【サーリャ】
わからないから…研究しているのよ。
…邪魔だから、向こうへ行きなさい。
【リベラ】
わかりました。その前にひとつだけ、
お訊ねしてもよろしいでしょうか。
【サーリャ】
…なに?
【リベラ】
研究の成果はどのようにして
検証するおつもりですか?
【サーリャ】
そんなもの…そのへんの人間に
適当に使ってみるだけよ。
【リベラ】
それは…いかがなものでしょう。
もしよろしければ、
私が実験台になりますが?
【サーリャ】
他人のための自己犠牲…?
聖職者らしいわね…虫唾が走る。
【リベラ】
…私はそんな善人ではありませんよ。
【サーリャ】
ふん…いいわ。貴方を使ってあげる。
うふふ…後悔しても知らないわよ。
【リベラ】
そう念を押されると少々怖いですね。
お手柔らかにお願いします。
【サーリャ】
柔らかな呪いなど…存在しないわ。
精神と魂を賭ける覚悟をしなさい。
【リベラ】
わかりました。覚悟しましょう。
【サーリャ】
その薄笑い…いつまでもつかしらね。
うふふ…楽しみだわ。
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***支援B
【サーリャ】
それじゃ…今から
記憶を操る呪いの実験をするわ…
【リベラ】
お願いします。
【サーリャ】
操るのは戦に支障のない
記憶が良さそうね…。
【リベラ】
では、子供のころの記憶などは
いかがでしょうか?
【サーリャ】
何よ…貴方。呪いの実験なのに
やけに積極的なのね…。
…じゃあ一応、聞いてあげるわ。
どんな記憶が…お望みかしら?
【リベラ】
それでは…優しい両親に囲まれ、
温かい家でしあわせに暮らす…
そんな記憶をお願いいたします。
【サーリャ】
…生温いことね。まぁいいわ。
望みを強く念じなさい…。
【リベラ】
はい…。
【サーリャ】
では、始めるわ…
……………
!! なっ!?
…なに、これは…?
【リベラ】
どうしました?
【サーリャ】
…なんでもないわ。
一応…呪いをかけてみたけれど。
…変化を聞かせてちょうだい。
【リベラ】
…これといって、
変わりないようですが。
【サーリャ】
そう…失敗したのね…。
【リベラ】
私になにか問題があったのでしょうか。
【サーリャ】
術が失敗したのは…私が未熟だからよ。
ただ…術をかけたときに見えた…
貴方の闇は…なに?
【リベラ】
見えてしまいましたか…。
なかなか隠しきれないものですね。
できれば、誰にも知られぬうちに
消してしまいたかったのですが。
【サーリャ】
…あぁ、だから実験台を
買って出たというわけ…。
【リベラ】
はは、じつはそうです。
不純な動機で申し訳ありません。
【サーリャ】
そんなことはいいわ…。
それより、貴方の闇は…
とても興味深い…。
その闇を解き明かせば…
おもしろい呪いが作れそう。
【リベラ】
そうですか。ではもうしばらく、
実験台をさせていただきましょう。
【サーリャ】
心の闇に触れられるのが…
怖くはないの?
【リベラ】
…私にはもう、恐れるものなど
なにひとつありはしませんよ。
【サーリャ】
呪術師を前に…よく言う。
研究ついでに…恐怖を教えてあげるわ。
【リベラ】
ふふ、今のサーリャさんの言葉、
少しぞくっとしましたよ。
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***支援A
【サーリャ】
…………
…見えたわ。
貴方の闇…底の底まで。
【リベラ】
そうですか…サーリャさんには
すべて知られてしまったのですね。
私の…幼少時の思い出。
肉親に邪魔者扱いされて捨てられた…
私の心の傷を。
【サーリャ】
だれにも愛されず…
だれにも相手にすらしてもらえない。
貴方が聖職者になるまでの記憶は
辛いことばかり…。
私…こういうのは嫌いじゃないわ。
闇を持つ人間は、安心する…。
でも…よくこんなものを抱えて…
これまで生きてこられたものね。
【リベラ】
でも…なぜでしょう。息苦しいのに、
少し心が軽くなった気がします。
【サーリャ】
知ること…知られることは…
触れること…触れられること…。
そこに意を交えることで…
心に変調をきたす…それが、呪いよ。
貴方の心に変化があったのなら…
それは、私に呪われたということ。
【リベラ】
呪われましたか、私は。
救われたように感じていますが。
【サーリャ】
…知らないわ、そんなことは。
ただ、これでもう貴方は
私の実験台として失格…。
【リベラ】
なぜです?
【サーリャ】
すべてを知ってしまった以上…
いつでも呪いを成功させられるもの。
【リベラ】
そうですか…それは残念です。
お役に立てず、申し訳ありません。
なにかほかに
私にできることはありませんか?
【サーリャ】
ないわ。救われたと感じたのなら…
闇など忘れて、仲間のところにでも
帰るといいわ…。
【リベラ】
…………
…ありがとうございます、サーリャさん。
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***支援S
【リベラ】
サーリャさん。
少し、よろしいでしょうか。
【サーリャ】
…なに?
【リベラ】
もう一度、私の心に触れて
いただけないでしょうか。
【サーリャ】
…なんのために?
【リベラ】
触れていただければわかる…
というのではいけませんか?
【サーリャ】
…思いのほか身勝手な人ね。
でも、いいわ…触れてあげる。
前に恐怖を教えると言ったのを
忘れていたものね…。
とても恐ろしいものを…
植え付けてあげるわ…うふふ。
【リベラ】
それでかまいません。
ぜひ、お願いします。
【サーリャ】
では、じっとしていなさい。
【リベラ】
はい。
【サーリャ】
…………!!
あぁ…な、なに、これは…。
こんな…こんなものを…!
【リベラ】
…触れていただけましたか?
私の、あなたを想う心に。
【サーリャ】
なぜ…こんなものに触れさせるの…?
【リベラ】
心を触れ合わせ、そこに交えた意で
心を変調させるのが呪いなのですよね?
【サーリャ】
えぇ…そうよ。
【リベラ】
なにか、心に変化はありませんか?
ありったけの意を込めてみたのですが。
【サーリャ】
ま、まさか貴方…私に、呪いを…!?
聖職者が…よくもそんな破廉恥な…!
【リベラ】
先に私を呪ったのはサーリャさんです。
【サーリャ】
私は、自分に好意を向けさせるような
意を込めた覚えはないわ…!
【リベラ】
おや? サーリャさんは今、私に好意を
覚えてくださっているのですか?
私も自分に好意を向けさせるような
意を込めてはいないのですが…。
【サーリャ】
! う、嘘よ…!
だったら私のこの感情は…!
【リベラ】
共に、生きてくださいませんか。
私とふたりで──。
【サーリャ】
…………
本当に…呪いをかけてはいないのね?
【リベラ】
呪いで手に入れた心に、
どれほどの価値があるというのです。
【サーリャ】
…そう。なら私はこの気持ちを
信じることにするわ…。
【リベラ】
では、この指輪を
受け取ってくださいますね?
【サーリャ】
準備のいいことね…。
【リベラ】
一生に一度のことです。
機は逃したくありませんから。
【サーリャ】
貴方…最初の頃と、
ずいぶん印象が変わったわ。
【リベラ】
それは、よいほうに?
【サーリャ】
…そうね…きっと、そうなんでしょう。
私を…こんな気持ちにさせたんだもの。
でも、いいこと…!?
貴方はルフレの次なんだからね…。
【リベラ】
はいはい、承知しておりますよ…。
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