728 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:43:29.50 発信元:111.86.142.238

暗い闇の中に星久が輝き、その間に巨大な遊郭がひっそりと佇んでいる。

まるで宇宙の真ん中に庭園があるような空間…

川 ゚ -゚)「ここはどこ…?確か僕はあの女の子の部屋でナイフを拾って…」

不思議な空間に呆然と立ち尽くし、終わりが見えない程長い廊下を眺めていた。

川 ゚ -゚)「ここもまた記憶の中の出来事なのかな…それにしては妙にリアルなんだけど…」

川 ゚ -゚)「…!?誰か来る?」

慌てて側の柱に身をかくした




729 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:46:04.65 発信元:111.86.142.235

ξ゚∀゚)ξ「はぁ~、なんやもうカラかいな…辺~!
酒が切れとるで酒が~。はよ持ってき~や~!…まぁったく~、こんな日でさへ、ワテは一人身か。
ホンマ神様はえげつない事すんな~?寂しい寂しい言うてももう無駄。えらいことやホンマ…辺!はよしてや~!
はよ来んとアルコール抜け落ちてしんでまうよ~!」

从;'ー'从「は、はいただいま~!」

廊下の向こうからチャイナドレスだか和服だかわからないキツネ…?
みたいな耳と尻尾をしたグラマラスな女の人がこっちへ来る…なんだかアレてる酔っ払いみたいだ。

ξ゚∀゚)ξ「はぁ~あ…辺、やっぱもうお酒えぇわ。こっち来てワテの相手してや!」

从;'ー'从「ええ!?どどどどどっちなんですか~!」

ξ゚∀゚)ξ「とにかく来たらええんねや来たら~。」

ξ゚∀゚)ξ「ん~…」

キツネ女の足がピタリと止まった

ξ゚∀゚)ξ「おいそこの、誰や…?」




730 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:49:13.24 発信元:111.86.142.233

川;゚ -゚)まずい…バレた?

僕がそ~っと柱の影から逃げようとするといきなりえりをぐいっと掴まれた

ξ゚∀゚)ξ「誰や~ゆうとるやろ。逃がしゃせ~へんよ~?」

川;゚ -゚)「うわわ」
キツネ女はかなり座った目をしながらぐいぐい僕の顔に急接近して来る

ξ゚∀゚)ξ「アンタ~何モンや~?この宇宙庭園にどっから入ってきたんや?ん~?」

川;゚ -゚)「し、知らないよ…気付いたらここにいて…は、はなして!」

ξ゚∀゚)ξ「アンタ~、何寝ぼけた事言うとんのや?この宇宙庭園はそんじょそこらの方法で入ったりできへん!何やスパイかいな!?どこのや!?調教して洗いざらい喋らせたろか~?」

川;゚ -゚)「ち、調教ってちょっと!本当に気付いたらここにいたんだよ!」

ξ゚∀゚)ξ「こんのスケ~。ま~だシラきるきやな~!おっしゃこちょぐりの刑や覚悟せ~よ~!?」



731 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:52:06.60 発信元:111.86.142.230

川;^ ∀^)「ちょっと何す…や、やめてよ!アハハハ!やめ!こしょぐったい!やめて!変なトコ触らないで!アハ!アハハハハ!」

ξ゚∀゚)ξ「ほら~!さっさと言わへんと操までとってまうよ?え~の~??」

川^ ∀^)「か、勘弁してってばだから僕何もわかんない~!!」

从'ー'从「あ、あのう…」

ξ゚∀゚)ξ「ア?なんや?」

从'ー'从「お酒お持ち致しました~」




732 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:54:12.13 発信元:111.86.142.231

ξ゚∀゚)ξ「だ~から酒ええ言うたやろ?」

从'ー'从「ええ?でも…あの、ツンプゲの前様…この方は?」

ξ゚∀゚)ξ「侵入者や侵入者~。ほら、辺も見てるだけやの~て服脱がせや~」

从'ー'从「まぁ…来客なんて久しぶりじゃありません?かれこれもう何年も…って、服!?ええ!?」

川;^ ∀^)「ちょっとまっ、アハハハハ~!!!!」

ξ゚∀゚)ξ「ん~…アンタ~…」



733 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:55:58.62 発信元:111.86.142.240

川;^∀^)「アハハハハ!アハ…」

川;゚ -゚)「…は?」

キツネ女の責め(?)が急に終わり僕の顔を再びのぞき込む

ξ゚∀゚)ξ「ん~誰やったかな~あのほら、デレデレはんと一緒に旅してたセーラー服のえ~っと!」

ξ゚∀゚)ξ「あ!そうや!クーはんやないか!」

川 ゚ -゚)「え…僕の事知ってるの?」




735 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:57:40.52 発信元:111.86.142.232

ξ゚∀゚)ξ「知ってるも何も昔ここに遊びに来たやんか~。ねぇ~…ほらほらぁ~…」

キツネ女が急に色目を使って僕に顔と胸を近づかせて来る

川 ゚ -゚)「ごめ、マッタクオボエガナイヨ」

ξ#゚∀゚)ξ「んのあ~!!このガキゃこのツンプゲラの前を忘れるなんた~なんつう情薄!調教再開や~!!辺!手錠と蝋燭用意せえ!!手錠と蝋燭!」

从'ー'从「え、ええ!?」

川;゚ -゚)「なんでそうなるの~!?」


736 :いやあ名無しってほんとにいいもんですね:2011/12/01(木) 05:58:12.23 発信元:111.86.142.232







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最終更新:2011年12月06日 19:11